インドネシア プロジェクト | トジョウエンジン https://eedu.jp/blog 途上国のイメージを豊かにするノンストップ・デイリーマガジン Tue, 28 Jun 2022 06:27:01 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=5.6.15 インドネシアの合格までの軌跡に密着!受験直前に見た合格者の素顔とは https://eedu.jp/blog/2016/07/01/indonesia_moonshot_matsubara/ https://eedu.jp/blog/2016/07/01/indonesia_moonshot_matsubara/#respond Fri, 01 Jul 2016 11:09:22 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=41552 いつもトジョウエンジンをお読み頂きありがとうございます。昨年の2月~9月の間、インドネシアプロジェクトを担当しました、早稲田大学3年の松原信英と申します。 現在、e-Educaitonでは昨年の奇跡の合格ストーリーを多く […]

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図1

いつもトジョウエンジンをお読み頂きありがとうございます。昨年の2月~9月の間、インドネシアプロジェクトを担当しました、早稲田大学3年の松原信英と申します。

現在、e-Educaitonでは昨年の奇跡の合格ストーリーを多くの方々へ届けるべくクラウドファンディングMoonshotに挑戦しています。この挑戦の背景を皆様にお伝えするために、歴代インドネシア担当の島田、坂井とともに全三回にわたり記事を投稿することになりましたが、今回で最後となります。

この回では、昨年の大学受験直前期から合格発表までのお話を中心にさせていただければと思います。

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2年目のリベンジ

空港

左から坂井、松原、大石

e-Educationのインドネシアプロジェクトが始まったのは2013年。前回の記事を執筆した坂井がデポックのマスターで希望を見出したところから始まり、2代目の尾崎が授業を作成し、2014年に3代目の大石が授業を届けました。

そして2014年6月、e-Educaitonではインドネシア初の大学受験に挑みます。結果は第一志望にしていた最高峰インドネシア大学には届かなかったものの、2番目の目標にしていたUNJ(ジャカルタ州立大学)に合格者が出たことで手応えをつかみます。

2014年の後半からはさらに成果を広めるべく、活動地域を拡大。日本人がなかなかいくことのない、スンバ島という島にも映像授業を届けます。前任の大石が島に住み込みで地域の方々との信頼を築き上げた結果、多くの高校の先生方、さらには島の教育局まで協力してくれることになりました。

この前任者たちが築いてくれた土台のもと、2015年2月に渡航した僕に託されたのは前年果たすことのできなかったインドネシア大学合格者輩出。先輩たちの果たせなかった目標を引き継ぐことで妙なプレッシャーがのしかかりますが、渡航した時点で6月の大学受験まで残り4ヶ月を切っており、駆け抜けるしかありません。2年目のリベンジに挑みます。

マスター・スンバ合同合宿開催

図2
この目標を達成するのに僕が主に取り組んだのが受験直前期の合宿です。インドネシアは大学受験は例年おおよそ6月から始まるのですが、高校は4月に卒業します。そのため、インドネシア大学受験者の多くは5月の1ヶ月間、30万~90万円といった高いお金をかけて塾にこもります。

これに対抗すべくe-Educationでも合宿を実施することにしました。マスターから5人、スンバ島から5人選抜して計10人がデポックで泊まりこみで受験直前期の追い込みをします。

この合宿の選抜メンバーの中に、昨年の合格者であるドドとシンティアがいます。ドドは高校に通えていない時期があったため、実は当時21歳。20歳の僕よりも年上でした。17歳や18歳といった他の生徒より大人びた雰囲気があり、お兄さん的な存在となっていました。

彼は仕事をしなくてはならないため参加できない日もありましたが、誰よりも早く起きて朝のお祈り(ムスリムのため朝5時頃最初のお祈りをする)を終えたあと勉強したり、休憩時間にはギターを演奏してみんなと歌ったり、おもしろおかしい話をして勉強で疲れた場をなごませてくれたりしました。

ときにはタバコを吸いながらクールに将来について語ってくれたり、支援に来たはずなのに僕のほうが教わることが多かったかもしれません。

さらに、もう一人の合格者シンティアは実は浪人生。インドネシア担当2代目の尾崎、3代目の大石が活動した2014年の大学受験に挑戦しましたが、その時は合格を勝ち取ることはできず。しかし、諦めずにもう一年続けた結果、目標のインドネシア大学の合格をつかみました。自分を信じて諦めないことで結果は実るということを教えてくれます。

このように、自分のいま、それから将来について真剣に向き合う彼らはみごとに目標である国内最高峰のインドネシア大学に合格しました。

奇跡の合格

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e-Educationではいままで、各国、受験までのストーリーはお伝えすることは多かったと思いますが、合格後の生徒のストーリーをお伝えできる機会がありませんでした。

昨年のドド・シンティアの合格からちょうど1年が経ち、目標としていた大学で学んでいます。この大学での期間を経て、より夢が具体的に見えてきた今、彼らに再びフォーカスをしてみたいと思います。

彼らの生い立ちから、大学受験への挑戦、そして将来の夢に向けた一本のストーリーをドキュメンタリーとして作成して皆様にも届けたい。僕も去年、半年間彼らと過ごした中で、とても勇気や感動をもらいました。この気持ちをぜひより多くの方に感じていただきたいです。

今年の秋にその2人を日本に招待してドキュメンタリー映像の上映会を開こうと企画しています。そのために7月10日までMoonshotでクラウドファンディングで資金を集めています。ぜひご支援ご協力よろしくお願いします!

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イベント案内

クラウドファンディングの期間が残り10日を切りましたが、皆様によりインドネシアのことを知っていただくために7月3日にインドネシアの昨年の合格者とSkypeで話すイベントを行います。ご興味あるかたはぜひご参加ください。

日時

2016年7月3日(日)
17時00分〜19時00分(16時45分開場)
※18時00分頃からスカイプ交流会を開始いたします。

場所

神楽坂アインスタワー24Fオーナーズサロン
(東京都新宿区神楽坂5-20-5)

※最寄駅:東京メトロ東西線「神楽坂」駅 徒歩5分, JR・東京メトロ各線「飯田橋」駅 徒歩7~10分, 都営大江戸線「牛込神楽坂」駅 徒歩3分

定員・参加費

・50名
・500円
※当日会場にてお支払いください。
※参加費はクラウドファンディングの支援に充てさせていただきます。

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インドネシアの未来を担う2人の大学生!「奇跡の合格」を果たしたドドとシンティアを紹介します https://eedu.jp/blog/2016/06/25/introduction_indonesia_success/ https://eedu.jp/blog/2016/06/25/introduction_indonesia_success/#respond Sat, 25 Jun 2016 10:40:31 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=41415 みなさん、いつもトジョウエンジンをお読み頂きありがとうございます。インドネシアプロジェクト担当の島田颯です! 私たちe-Educationは、昨年のインドネシア大学合格者2人のドキュメンタリー映画を作り、さらにその2人を […]

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みなさん、いつもトジョウエンジンをお読み頂きありがとうございます。インドネシアプロジェクト担当の島田颯です!

私たちe-Educationは、昨年のインドネシア大学合格者2人のドキュメンタリー映画を作り、さらにその2人を日本に招いて上映会を開催するためMoonshotクラウドファンディングに現在挑戦しています。

本日はこの合格者2人についてご紹介させていただきます!

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2人の生い立ち

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写真一番左がドド。インドネシア担当・島田と職員吉川、インドネシア大学生たちと共に

ドド

ドドは6歳から11歳まではほかの人と同じように公立の小学校に通っていました。しかし彼が11歳、小学校5年生の時に彼の父が経営していた貿易会社が倒産。家を失い、両親も離婚、そして経済的な問題で学校に通えなくなってしまいました。ドドと彼の家族は、仕事を探しに歩いて国を歩き回り、スマトラ島へ移動。そんな生活を2年間続け、13歳の時にスマトラ島の村で仕事を見つけ、ドドも村の学校に通い始めることができるようになりました。

中学校は村から出て、町の優秀な学校へ通うことになりました。中学生のときも、家計を支えるために工事の仕事をしながら、学校に通っていたといいます。8年生(中学2年生)の時に参加したトラディショナル・ミュージック・フェスティバル(全国大会もある大きな大会)という大会で見事、入賞。この音楽での功績が認められて、ドドは高校の推薦をタレント枠で得ました。そうして、推薦で高校に入学します。

こちらでドドがインドネシアのテレビ番組に出演して演奏している様子が見れます。

しかし、彼の父がドドの高校入学とほぼ同じタイミングで再び失業。ドドは家計を支えるために、高校を入学して3日で止むを得ず退学しました。またも仕事探しの日々が始まりました。父と弟とスマトラ島を回り、なんとか耐えしのぐ生活。

一番思い出に残っている仕事は学校の前でチョコレートケーキを売る仕事だったそう。学校に行くことができているほかの子がとてもうらやましかったと振り返ります。1年半の間、スマトラ島でこうした生活を続け、その後ジャワ島のボゴール(ジャカルタから2時間ほどの街)へ移動。当時20歳、ボゴールで新聞売りの仕事を始めます。

ある日、ふと自分が売っている新聞をみると、そこに無料で通うことができるマスターという学校がデポックにあるという記事を見つけました。父に「この学校にいきたいんだ」とお願いし、弟と行くことに。そうして、マスターに通い始めます。最後に学校に通っていたのは高校のはじめ3日間。ドドは大学進学を希望し、その年に受験を決意しました。高校3年間の内容を1年間で学習し、国内最高学府のインドネシア大学の伝統ある経済学部(インドネシアの多くの官僚も経済学部出身)に挑戦しました。

とはいっても、家計は依然として苦しく、ストリートミュージシャンとして働きながら、大学合格を目指し必死に勉強しました。マスターで大学進学のプログラムの存在を知り、参加。振り返ると、辛いこともたくさんあったけれど、なにより勉強できる喜びと、大学進学へのモチベーションで乗り切ることができたと。1年間の努力の末、見事合格しました!

シンティア

添付④ 合格者

写真右

シンティアは生まれたと同時に両親が離婚。母は家計を支えるために出稼ぎ労働者としてマレーシアやシンガポールで過ごしていたといいます。シンティアは祖母の家で育てられ、7歳の時に母が出稼ぎから帰ってくるまで、母とは会ったことがなかったそうです。

小学校、中学校までは公立の学校に通っていました。しかし、シンティアが高校生になった時に、祖母が高齢になり一緒に生活することが難しくなり、いとこの家族とともに暮らすためデポックへ移動。高校生活の最初の1年は専門学校に通うも、入学金2万円、毎月4000円の学費に制服や靴などの費用はすべてシンティアのいとこ家族に負担してもらっていることを申し訳なく思っていました。

1年を終えた時に、これ以上負担をかけたくないと思い、学校をやめることを決意。無料で通うことができて資格がとれる学校を探し、実際に訪問します。その中でマスターに巡り合い、進学を決意。

はじめは夜間の部から通学を開始しましたが、ある日、ボランティアで来ていたインドネシア大学の医学部の学生に「シンティアは優秀だから夜間ではなく昼の部に通って大学進学を目指したら?」と言われて大学進学を目指すことにしました。

加えてマスターの活動でソシアル・サイエンス・オリンピアという大会に参加。まわりは公立学校や私立学校の学生ばかりで自分たちの学力をすごく不安視していたが、サポートに来てくれていたインドネシア大学の学生たちにモチベートされ、志高く大会に臨みます。結果、数ある高校の中で3位入賞という結果を残し、自分の学力に自信が持てるようになったのです。

結局、どんな環境にいてもやるかやらないかは自分次第!と思い、インドネシア大学への受験を決意。1年目は挑戦の結果、残念ながら不合格。ただ、やはり、インドネシア大学への夢をあきらめられず、浪人を決意。翌年、ドドと同じ大学進学のプログラムに参加し、見事、インドネシア大学・社会文化学部の合格を勝ち取りました!

なぜインドネシア大学をめざしたのか

添付③ インドネシア大学

ドド

現在、世界銀行で働くSri Mulyaniさんというインドネシア大学経済学部の出身の女性を尊敬し、あこがれを抱いた。彼女のように賢く、ハードワーカーな人間になりたいと思い彼女と同じ学部を志望しました。加えてインドネシア大学は奨学金のシステムが一番整っており、経済的な負担は少なく、国内トップの授業を受けられるから目指したといいます。

将来は経済学者になって、インドネシアを持続可能な発展、開発に貢献し、裕福と貧困の不平等さを減らしたい、国民の全員が食べて、働いて、学校へ通える世界を実現したいという夢をかなえる為、インドネシア大学で勉強に励んでいます。

シンティア

インドネシア大学は国内最難関の大学であり、仕事やイベントで先輩や企業とのつながりが強く、また奨学金の制度が整っているため通いやすいという理由が挙げられます。

卒業後は家族から独立し、世界を旅してまわりたいという夢を持っています。加えて、大学で学んだことをもとに、社会学者になってほかの国のことを学び、インドネシアへ持ち帰りたい、貧困の連鎖を断ち切るようなソーシャルシステムを構築して、その一つとしてマスターのような学校をつくりたいという夢を彼女は持っています。

2人を応援していただける方を募っています


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このようなインドネシアの未来を担って活躍する2人を応援していただける方を現在クラウドファンディングで募っています。

ぜひご支援ご協力のほどよろしくお願いいたします!

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https://eedu.jp/blog/2016/06/25/introduction_indonesia_success/feed/ 0
Proyek Pembuatan Film Dokumenter Mengenai Diterimanya Siswa Kurang Mampu di Indonesia Oleh NPO e-Education https://eedu.jp/blog/2016/06/12/moonshot_bahasa_indonesia/ https://eedu.jp/blog/2016/06/12/moonshot_bahasa_indonesia/#respond Sun, 12 Jun 2016 10:33:58 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=41421 Proyek e-Education Indonesia sejak 2013 telah berusaha untuk menyediakan konten pembelajaran terbaik kepada si […]

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Proyek e-Education Indonesia sejak 2013 telah berusaha untuk menyediakan konten pembelajaran terbaik kepada siswa-siswi SMA kurang mampu.

Pada tahun 2015, 2 siswa/i dari proyek e-Education Project ini berhasil diterima di salah satu Universitas ternama di Indonesia, yakni Universitas Indonesia (UI).

Kami ingin membuat film dokumenter mengenai kisah perjalanan mereka dan membagikannya kepada masyarakat luas, sehingga para siswa/i yang memiliki kesulitan yang sama dapat melihat kisah mereka dan memberikan mereka harapan dan semangat untuk tidak menyerah mengejar mimpinya!

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Proyek Pembuatan Film Dokumenter Mengenai Diterimanya Siswa Kurang Mampu di Indonesia

Indonesia, rumah dari Kantor Pusat ASEAN, merupakan negara yang berkembang cepat dengan banyak gedung-gedung pencakar langit sebagai bukti dari perkembangan tersebut. Namun, ternyata masih banyak anak-anak yang tertinggal dari proses perkembangan ini.

Maka kami, e-Education Indonesia, tergerak untuk bekerja keras dalam memberikan pendidikan terbaik untuk mereka yang tertinggal oleh pembangunan ini.

Proyek kami bertempat di Depok, yang berbatasan langsung dengan Jakarta. Di kota ini, terdapat banyak kemacetan, mall-mall besar dan restoran yang melambangkan kesejahteraan kota ini. Namun di sudut jalan utama yang menghubungkan Depok dengan Jakarta, terdapat sebuah sekolah yang sangat sederhana dan terbuat dari kontainer bernama “Sekolah Master”.

添付① 学校2

Sekolah ini, yang terdiri dari SD, SMP dan SMA, dioperasikan guru-guru relawan dan merupakan sekolah gratis bagi mereka yang memiliki kesulitan finansial untuk bersekolah di sekolah umum.

Meskipun gratis, dikarenakan kebanyakan siswa/i di sekolah ini bekerja juga disamping sekolah untuk menafkahi keluarga mereka, mereka memiliki kesulitan dalam belajar, apalagi untuk mencapai perguruan tinggi, yang sebenarnya dapat memberikan kehidupan yang lebih baik bagi mereka.

Persaingan untuk masuk ke perguruan tinggi yang terbaik di Indonesia bukanlah perkara yang mudah, dan persaingannya termasuk yang paling ketat di dunia. Banyak orang tua yang mengeluarkan banyak uang agar anaknya dapat ikut kursus/les dengan harapan anaknya dapat diterima di Universitas terbaik.

Namun, dapat dibayangkan bahwa “kemewahan” seperti itu sudah pasti tidak dapat dinikmati oleh para siswa/i sekolah Master ini.

添付② 授業風景

Maka dari itu, di sekolah Master ini, kami memulai proyek kami, dengan bantuan Mahasiswa dari Universitas Indonesia.. Kami memberikan kursus persiapan ujain masuk Universitas gratis bagi mereka sejak 2013 dan juga “DVD konten pelajaran”, yang dapat mereka pelajari berulang-ulang dengan menggunakan Komputer yang sudah disediakan sebelumnya oleh NGO lain.

Dengan bantuan ini, para siswa/i sekolah Master mulai percaya diri dan berani bermimpi untuk masuk ke salah satu Universitas terbaik di Indonesia, yakni Universitas Indonesia.

Ada beberapa alasan yang membuat mereka memilih Universitas Indonesia, pertama karena lokasinya dekat dari tempat tinggal mereka dan juga sekolah Master, dan juga Universitas-Universitas Negeri seperti UI memiliki program beasiswa bagi mereka yang memiliki kesulitan finansial.

Alasan lainnya adalah, mereka ingin menjadi seperti kakak-kakak mahasiswa yang selalu memberikan semangat belajar kepada mereka.

添付③ インドネシア大学

Ujian Seleksi Masuk Perguruan Tinggi pertama, sejak dimulainya proyek kami, adalah pada bulan Juni 2014. Hasilnya? 4 siswa sekolah Master diterima di Universitas Negeri Jakarta (UNJ), salah satu Perguruan Tinggi Negeri favorit di Jakarta.

Meskipun tidak ada yang dapat diterima di Universitas Indonesia, dibandingkan dengan tahun sebelumnya (2013), dimana tidak ada satu pun yang diterima di UNJ, merupaka suatu kesuksesan yang luar biasa!

Kemudian, Ujian Masuk Perguruan Tinggi kedua sejak dimulainya proyek kami adalah pada bulan Juni 2015. Hasilnya, 2 siswa sekolah Master diterima di Universitas Indonesia!

Hal ini merupakan keajaiban dari sekolah, yang dapat dibilang kelas rendah, dan kami sangat senang, bahwa kami dapat menjadi partner mereka dalam meraih impian.

添付④ 合格者

Siswa yang diterima di Universitas Indonesia adalah “Dodo” (tengah). Dia sebelumnya sempat putus sekolah karena masalah keuangan. Meski begitu, ia tidak dapat melupakan mimpinya, bahwa ia ingin belajar sampai ke perguruan tinggi. Demi mimpinya itu, sembari mencari nafkah untuk keluarganya sebagai pengamen jalanan, ia tidak menyerah untuk belajar tanpa lelah demi lulus Ujian Seleksi Masuk Perguruan Tinggi.

Selanjutnya adalah “Cyntia” (kanan). Ia sempat mencoba mengikuti Ujian Seleksi Masuk Universitas Indonesia pada tahun 2014, namun ia gagal. Memang, sangat sulit untuk diterima di Universitas Indonesia, dan juga sebenarnya, sangat sulit bagi dia untuk melanjutkan studi di Perguruan Tinggi.

Namun, ia pantang menyerah dan bertekad untuk kembali mencoba Ujian Seleksi Masuk Perguruan Tinggi. Kemudian, ia pun berhasil diterima di Universitas Indonesia setelah percobaan kedua pada tahun 2015. Tekadnyalah yang membuatnya sukses meraih impiannya.

Kami ingin mengundang Dodo dan Cyntia ke Jepang untuk pemutaran film dokumenter ini!!

Kami ingin membagikan kisah ini kepada semua orang sebanyak mungkin! Apabila kami sukses mengumpulkan dana dari crowdfunding ini, bukan hal yang mustahil bagi kami untuk mengabadikan kisah perjuangan mereka dalam bentuk film, dan juga, mengundang mereka ke Jepang untuk pemutaran film ini!

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Mengapa film dokumenter?

e-Education selama ini telah menyediakan materi pelajaran berbentuk DVD kepada para siswa/i di daerah-daerah yang tertinggal dan bahkan tidak tersentuh oleh pembangunan.

Dengan pembuatan film dokumenter ini, kami percaya bahwa kami dapat merih harapan kami sebagai berikut:

1) Menyampaikan kisah perjuangan Dodo dan Cyntia kepada masyarakat Jepang, negeri dimana e-Education didirikan.
2) Memberikan semangat dan dorongan kepada negara-negara, di mana proyek e-Education berada seperti Bangladesh, Filipina, Myanmar dan Nepal, untuk tidak menyerah pada keadaan dengan membagikan kisah ini dalam bentuk DVD.

Dukungan serta niat baik anda dapat membantu mewujudkan harapan kami!

Mengapa mengundang mereka ke Jepang?

Hal ini merupakan bagian terpenting dari proyek ini. Dengan mengundang Dodo dan Cyntia ke Jepang untuk pemutaran film, kami ingin memberikan kesempatan bagi mereka untuk bertemu dan berbicara dengan para supporter secara langsung.

Dengan begitu, mereka akan memiliki kesempatan untuk menunjukkan apresiasi mereka dan menunjukkan kepada mereka, bahwa mereka memiliki banyak pendukung, bahkan di luar Tanah Air mereka dan selalu bersedia membantu mereka.

Dengan begini, kami berharap bahwa kami dapat memberikan mereka kepercayaan diri untuk melanjutkan kehidupan mereka ke arah yang lebih baik dan mengejar mimpi mereka.

Film dokumenter ini dan juga pengalaman mereka di Jepang kemudian akan disampaikan kepada generasi mendatang Indonesia yang memiliki kondisi yang sama dengan mereka dan memberi mereka inspirasi dan semangat untuk tidak menyerah pada keadaan dan bahwa sesungguhnya mereka dapat meraih mimpi mereka apabila mereka tidak menyerah, dan dengan begitu, kami percaya bahwa kami dapat berkontribusi mencetak generasi pemimpin masa depan Indonesia!

Untuk apa kami membutuhkan dana tersebut?

Dana yang terkumpul akan kami gunakan untuk;

・Proses pembuatan film dokumenter (sewa peralatan, dll) : JPY 500,000
・Mengundang Dodo dan Cyntia (Tiket pesawat PP, Akomodasi di Jepang):
JPY 350,000
・Menyelenggarakan pemutaran film (Sewa tempat, dll) : JPY 50,000
・Rewards (DVD, Hadiah, dll) : JPY 100,000

Kami memohon bantuan dan niatan baik saudara-saudara sekalian demi terlaksananya rencana ini.

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Rewards

JPY 3,000 (≒IDR 380,000)

◆Thank You Letter
*Surat tanda terima kasih sebagai apresiasi dari para guru relawan sekolah Master dan Siswa/i master dalam bentuk e-mail.
◆Konten film Dokumenter (DVD)
*Konten film Dokumenter akan diberikan kepada anda,
1) bagi anda yang tinggal di Jepang : dalam bentuk DVD
2) bagi anda yang tinggal di luar Jepang : Dalam bentuk data Video

[Prakiraan Pengiriman]
Sekitar akhir September 2016

JPY 5,000 (≒IDR 630,000)

◆Thank You Letter
◆Konten film Dokumenter (DVD)
◆Tiket pemutaran film dokumenter
*anda akan diundang ke pemutaran film dokumenter tersebut.
*Diperkirakan akan digelar pada bulan September 2016
*Tempat : Tokyo
*Biaya transportasi ke Tokyo ditanggung sendiri.

[Prakiraan Pengiriman]
Sekitar akhir September 2016

JPY 10,000 (≒IDR 1,260,000)

◆Thank You Letter
◆Konten film Dokumenter (DVD)
◆Tiket pemutaran film dokumenter
◆Video tanda terima kasih spesial
◆Souvenir Universitas Indonesia dari Dodo dan Cyntia

[Prakiraan Pengiriman]
Sekitar akhir September 2016

JPY 30,000 (≒IDR 3,800,000)

◆Thank You Letter
◆Konten film Dokumenter (DVD)
◆Tiket pemutaran film dokumenter
◆Video tanda terima kasih spesial
◆Aneka pernak pernik spesial dari Indonesia

[Prakiraan Pengiriman]
Sekitar akhir September 2016

JPY 50,000 (≒IDR 6,300,000)

◆Thank You Letter
◆Konten film Dokumenter (DVD)
◆Tiket pemutaran film dokumenter
◆Video tanda terima kasih spesial
◆Aneka pernak pernik spesial dari Indonesia
◆Nama anda akan dicantumkan pada Credit di akhir film.

[Prakiraan Pengiriman]
Sekitar akhir September 2016

JPY 100,000 (≒IDR 12,600,000)

◆Thank You Letter
◆Konten film Dokumenter (DVD)
◆Tiket pemutaran film dokumenter
◆Video tanda terima kasih spesial
◆Aneka pernak pernik spesial dari Indonesia
◆Nama anda akan dicantumkan pada Credit di akhir film.
◆Kunjungan langsung ke rumah anda sebagai bentuk apresiasi sekaligus memberikan laporan mengenai perkembangan proyek ini.
*Hanya bagi anda yang tinggal di Jepang
*Biaya Transportasi ditanggung oleh e-Education

[Prakiraan Pengiriman]
Sekitar akhir September 2016

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【Rekening Bank Info】
Penerima : Specified Nonprofit Corporation e-Education
Nama Bank : THE BANK OF TOKYO-MITSUBISHI UFJ, LTD.
Cabang Bank : Akihabara
Nomor Rekening Bank : 626-3083260
SWIFT code : BOTKJPJT

Atas minat anda terhadap proyek kami, kami ucapkan terima kasih banyak.
Dengan Hormat,

NPO e-Education

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Want to share the “Miracle Stories of UI” by making a documentary film!  by NPO e-Education https://eedu.jp/blog/2016/06/12/moonshot_indonesia_english/ https://eedu.jp/blog/2016/06/12/moonshot_indonesia_english/#respond Sun, 12 Jun 2016 10:31:43 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=41425 e-Education Indonesia Project has been providing “the best learning contents” to high school students for entr […]

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e-Education Indonesia Project has been providing “the best learning contents” to high school students for entrance exam for university with financially difficult background since 2013.

In 2015, 2 students from e-Education Project have successfully passed the exam into the University of Indonesia, one of the best in the country! We would like to film their stories and share with many people such as supporters and students under the similar difficult background, believing their stories shall encourage them to challenge for dreams!

Donate via Crowdfunding »

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Want to share the “Miracle Stories of UI” by making a documentary film!

Rapidly growing country, Indonesia. The ASEAN headquarter is located in Jakarta, and the skyrocketing buildings represent its remarkable economic growth.
But do you know there are children left behind under this development?

We, e-Education Indonesia Project work for delivering the best education support to those students in need.

Our project takes place in a city called Depok on the southern border of Jakarta. There are many traffics and shopping malls, restaurants around, and it seems like it’s a developed city. But in the corner of the main street connecting Depok with Jakarta, there is a very simple school made of containers called “Master School”.

添付① 学校2

This school is run by volunteer teachers and classes are provided free for those students who cannot go to ordinary school because of their financial difficulty. From elementary to high school, all students learn in the same facility, divided by time.

Although it’s free, since most of the students here go to school while working to support their families, it is inevitable they have difficulties in catching up with the classes, not to mention, going to universities for better job / life opportunities.

You might be surprised to learn that Indonesia is a country that values largely on educational background, and competitiveness for going to university is one of the hardest in the world. Many parents spend a lot of money for sending their kids to private cram school for better education. However, you can imagine how hard it would be for students who go to Master School with free education.

添付② 授業風景

Here at Master, we started support for study for the entrance exam for university since 2013. Our project materials are “DVD lessons”. We cooperated with the students from University of Indonesia for shooting the learning contents and put them into DVDs so students could learn anytime, over and over again.

Master School was already fully equipped with PCs supported by another NGO, so that’s how students utilized our materials.

Though these supports, Master students gradually gained confidence and started to aim for the top university, University of Indonesia.

One, because it’s located near from the Master School, and two, because the top universities have better scholarship programs and that would really help students with financially difficult background. But most of all, they wanted to become like those university brothers and sisters, always supporting them, encouraging them to study.

添付③ インドネシア大学

Since our project start, first year exam day came in June, 2014.

What do you think the result was?! We had 4 students passing for the school called UNJ, the 2nd targeted school! Although no students made it to University of Indonesia, considering the former year result of no one entering into UNJ in 2013, this can be called very remarkable!!

And then the second year exam day came in June 2015…

That year, 2 students from Master School passed the exam into University of Indonesia!!!
It was a “miracle” from free school, and we are glad to have been able to support them to take a chance for their dreams.

添付④ 合格者

One of the students is “Dodo” (in the back of the picture). He has a background of dropping out of high school due to financial problem. However, he could never forget his dream. Wanted to learn at university.

So while working and making money as a street musician and supporting his dad and brother, he continued to study over and over, to pass the entrance exam into the top university!

Another student is “Cyntia” (right in the picture). She took the exam to University of Indonesia in 2014, but failed once. It was not an easy choice for her to continue study with difficult financial background, but she also did not want to give up and determined to challenge next year again.

In the 2nd year challenge, she seized the chance to go to the top university from the free school. Her never giving up mind made anything possible!

Want to invite Dodo and Cyntia to Japan for a movie screening!!

We would love to deliver their miracle stories to as many people as possible!Succeeding this crowdfunding project makes it possible to film their stories in a documentary, and invite them to Japan for the screening!

Why Documentary Film?

e-Education Project has been providing educationally supportive contents in DVDs to students in the rural area in developing countries, where the internet infrastructure is not even stable.
We, by making a documentary film, believe it would help to achieve the following dreams ;

1) Delivering the great stories of the 2 Indonesian students in a form of a documentary film to people in Japan, where e-Education started
2) Contributing to creating hope and mind to challenge against the predicament, by delivering the story in DVD to students in the similar situations in other e-Education Project countries ; such as Bangladesh, Philippines, Myanmar and Nepal

Your kind support would really be appreciated to make our dreams come true!

Why inviting them for a movie screening?

Another very important purpose for the project. By inviting Dodo and Cyntia to Japan for a screening, we would like to create an opportunity for them to see and talk with the supporters face to face.

Seeing supporters, it would be a great chance for them to show appreciation, and knowing that they have supporters outside of their home country always there for help, that sense would give them confidence to continue their paths onwards.

Their documentary film and their experience in Japan shall be passed onto the future generation of Indonesia. Those in the similar, difficult situations, will be encouraged to learn “We can achieve anything if we never give up!” and that, we believe, would nurture the minds of the youngsters, future leaders of Indonesia!

What do we need the fund for?

The fund will be spent on ;
・Making a documentary film (renting equipment for shooting etc) : JPY 500,000
・Inviting 2 students to Japan (Flights, Stay in Japan) : JPY 350,000
・Holding a movie screening (Venue, Printing etc) : JPY 50,000
・Rewards (DVDs, Gifts, etc) : JPY 100,000

Stories of Dodo and Cyntia, we believe for sure, will be encouraging those students in the same, difficult situations. Even under the predicaments, they will learn if they do not give up, there always will be a way opening up.

Please support us to achieve our goal of filming a documentary and inviting Dodo and Cyntia to Japan!!

Rewards

JPY 3,000 (≒USD 30)

◆Thank You Letter
*a thank you letter by teachers and students from “Master” by e-mail
◆Documentary film (DVD or video data)
*documentary film will be sent to you
1) for those living in Japan : DVD
2) for those living outside of Japan : video data

[Estimated Delivery]
Around end of September 2016

JPY 5,000 (≒USD 50)

◆Thank You Letter
◆Documentary film (DVD or video data)
◆A ticket for Documentary Film Screening (in Tokyo, Japan)
*you’ll be invited to the documentary film screening
*expected to be held in Sep 2016
*place : Tokyo
*the transportation fee : paid by a supporter

[Estimated Delivery]
Around end of September 2016

JPY 10,000 (≒USD 100)

◆Thank You Letter
◆Documentary film (DVD or video data)
◆A ticket for Documentary Film Screening (in Tokyo, Japan)
*the transportation fee : paid by a supporter
◆A Special Thank You Message Video
◆Special Goods from University of Indonesia from Dodo and Cyntia
*Special Goods delivery limited within Indonesia or Japan

[Estimated Delivery]
Around end of September 2016

JPY 30,000 (≒USD 290)

◆Thank You Letter
◆Documentary film (DVD or video data)
◆A ticket for Documentary Film Screening (in Tokyo, Japan)
*the transportation fee : paid by a supporter
◆A Special Thank You Message Video
◆Special Assorted Gifts of Indonesian Knickknacks
*Special Assorted Gifts delivery limited within Indonesia or Japan

[Estimated Delivery]
Around end of September 2016

JPY 50,000 (≒USD 480)

◆Thank You Letter
◆Documentary film (DVD or video data)
◆A ticket for Documentary Film Screening (in Tokyo, Japan)
*the transportation fee : paid by a supporter
◆A Special Thank You Message Video
◆Special Assorted Gifts of Indonesian Knickknacks
*Special Assorted Gifts delivery limited within Indonesia or Japan
◆Put your name on the End Credit of the film

[Estimated Delivery]
Around end of September 2016

JPY 100,000 (≒USD 950)

◆Thank You Letter
◆Documentary film (DVD or video data)
◆A ticket for Documentary Film Screening (in Tokyo, Japan)
*the transportation fee : paid by a supporter
◆A Special Thank You Message Video
◆Special Assorted Gifts of Indonesian Knickknacks
*Special Assorted Gifts delivery limited within Indonesia or Japan
◆Put your name on the End Credit of the film
◆Direct visit for appreciation and reporting project achievement
*the visit shall only be applied within Japan
*transportation fee shall be borne by e-Education

[Estimated Delivery]
Around end of September 2016

Donate via Crowdfunding »

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【The Bank Information for Supporting Our Project】
Beneficiary : Specified Nonprofit Corporation e-Education
Bank Name : THE BANK OF TOKYO-MITSUBISHI UFJ, LTD.
Branch : Akihabara
Account Number : 626-3083260
SWIFT code : BOTKJPJT

Thank you so much for showing interest in our project!
Sincerely,

NPO e-Education

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インドネシアでともった灯を世界の果てまで届けたい!僕がインドネシアの子どもたちに可能性を感じた日 https://eedu.jp/blog/2016/06/09/indonesia_moonshot_sakai/ https://eedu.jp/blog/2016/06/09/indonesia_moonshot_sakai/#respond Thu, 09 Jun 2016 05:32:03 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=41354 こんにちは! e-Educationインドネシアプロジェクトの初代を担当していました、坂井健と申します。私たちe-Educationは、インドネシアの「奇跡の合格」を日本そして世界に発信するため、クラウドファンディングM […]

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こんにちは! e-Educationインドネシアプロジェクトの初代を担当していました、坂井健と申します。私たちe-Educationは、インドネシアの「奇跡の合格」を日本そして世界に発信するため、クラウドファンディングMoonshotでの挑戦を開始いたしました。

この挑戦にあわせて、今回はインドネシアプロジェクトを歴代担当したメンバーで思いを綴らせていただければと思い、筆をとりました。3人で一回ずつの計3回で、連載させていただきます。ぜひ最後までお付き合いいただけたら嬉しいです。

クラウドファンディングの詳細を見る »

SPONSERD LINK

ぼく、インドネシアに行きます!

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e-Educationみんなと会議

たける、インドネシア行かない?

当時e-Educationの代表だった税所篤快さんから突然そんな話をされ、僕はインドネシアでプロジェクトをやることが決まりました。プロジェクトのはじまりはとても単純でした。

「そんなこと、いきなり言われても・・・。」

インドネシアに知り合いなんか全くいないし、そもそもインドネシアってどこだっけ? 当時の僕はインドネシアのことを、噂程度にしか知りませんでした。そのインドネシアをインターネットで調べていると、人口はアメリカに次いで世界No.4だと言うことを知りました。中国やインドの人口が多く、ビジネスマーケットとして熱いことをニュースで何度もみていたので、「いつかインドネシアも注目される時が来るだろう」とワクワクしながら二つ返事で答えました。

僕、インドネシアに行きます!

物語は知り合いなんて全くいないところから始まった

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インドネシアについた日

インドネシア行きを決めてから約三ヶ月後、僕は首都ジャカルタのど真ん中、サリナデパートのマクドナルドでポテトを食べていました。

「そういえばインドネシアに知り合いなんて1人もいなかったんだ。」

勢いだけでインドネシアに来た僕を待っていたのは、厳しい現実。二つ返事をしたときのワクワクはどこへ行ったのやら。英語は全く通じないし、外に出たら大量の車と人混み。そんな僕の生活はいつのまにかホテルとマクドナルドを往復するだけの生活になってしまっていました。

偶然英語の通じるホテルの人がおり、インドネシア大学というこの国の最高峰の大学が近くあるということを聞きました。「トップ大なら素晴らしいパートナーがいるかも知れない!」僕はようやく道が開けたような気がしてインドネシア大学に向かいました。

たくさんのパートナーに囲まれて

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インドネシア大学にて

予想した通り、インドネシア大学にはたくさんの素晴らしい大学生がいました。将来インドネシアを背負うために官僚になりたいという人、医者になって多くの命を救いたいと言う人。

その中で、e-Educationの話を色んな人にして回った結果、カリスやリアンといった優秀な学生たちがe-Educationの理念に共感してプロジェクトに参加してくれました。撮影する先生を探すとき、予備校を訪ねるとき、いつもそばにいて手伝ってくれました。ある日、プロジェクトを手伝ってくれていたリアンという学生がこんなことを言ってくれました。

僕は貧しい地区の出身なんだ。教育なんかまともに受けられなかったけど、e-Educationがあったら僕みたいな人にもチャンスを与える事ができるかもね。

ここにインドネシアの宝が眠っていると確信して

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マスターの写真

「ここがマスターだよ。」

リアンについて行くとそこには、古い倉庫がありました。いや違う、これは学校だ。デポックモールという、人々がショッピングを楽しむ大きなモールの裏側にその学校はありました。ついさっきまでいた、華やかな町の賑わいが嘘のよう。僕は目を疑いました。

「ビックリしたでしょ?急速に発展を遂げたインドネシアには、その発展の犠牲になった多くの人たちがいるんだ。」

いわゆるストリートチルドレン。両親を亡くしたり、家がない子どもたちがこの学校に通っています。この学校に住んでいる生徒もいたことにビックリしました。

でも生徒の目は輝いていました。勉強していることが楽しいと言わんばかりに授業を受け、自分の家族だと言わんばかりに友達を愛す。日本は素晴らしい教育制度がありますが、僕がここで感じたのはまた違った風景。

この子たちはインドネシアの宝だ

僕はここでプロジェクトをやることに決めました。

ともった灯を世界の果てまで届けたい!

それから2年の時を経て、このマスターから2人の生徒がインドネシアの最高峰であるインドネシア大学に合格しました。この物語は僕らに、一生懸命勉強すればインドネシア大学にだって合格できる!不可能なんてない!ということを教えてくれます。

一番最初にプロジェクトを始めたマスターで灯がともりました。ぼくたちはこの灯をもっともっと広げたい。一緒にこの灯を広げて下さる方がいたら嬉しいです。皆様のご支援よろしくお願いします!

moonshot_indonesia

イベント開催

私達e-Educationは6月1日よりインドネシアの「奇跡の合格」を日本のみなさまにもドキュメンタリー映画でお伝えするべく、クラウドファンディングMoonshotでの挑戦を開始いたしました。

Moonshotのページにて随時活動報告を行ってまいりますが、そこではお伝えしきれない情報や想いをお届けするために、皆様と直接お話できる活動報告会を兼ねたファンドレイジングイベントも開催しますのでご案内をさせていただきます。

日時

2016年6月17日(金)
19時00分〜21時30分(18時50分開場)

場所

国立オリンピック記念青少年総合センター
センター棟 311室
http://nyc.niye.go.jp/train/

※最寄駅:小田急線「参宮橋駅」徒歩7分、千代田線「代々木公園駅」(代々木公園方面4番出口) 徒歩10分

定員/参加費

・100名
・クラウドファンディング支援メニュー(3,000円 / 5,000円 / 10,000円 / 30,000円 / 50,000円 / 100,000円)からご選択いただき、参加費としてお支払いください。
なお、事前にクラウドファンディングへご支援済みの方は、本報告会に当日支払い無しでご参加頂けます!

クラウドファンディングで応援する »

申し込み方法

参加を希望される方は、以下のフォームからお申し込みください。
皆様のご参加を心よりお待ちしております!

イベントに参加する »

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インドネシアの奇跡の合格をドキュメンタリーに!逆境に挑んだ2人の生徒のストーリーを追うためクラウドファンディング挑戦中 https://eedu.jp/blog/2016/06/01/indonesia_documentary/ https://eedu.jp/blog/2016/06/01/indonesia_documentary/#respond Wed, 01 Jun 2016 02:32:00 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=41259 昨年のインドネシア大学合格者Dodo みなさん、はじめまして。2015年9月より5代目e-Educationインドネシアプロジェクトマネージャーとして活動している、現在、早稲田大学国際教養学部2年の島田颯(そう)です。 […]

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dodo

昨年のインドネシア大学合格者Dodo

みなさん、はじめまして。2015年9月より5代目e-Educationインドネシアプロジェクトマネージャーとして活動している、現在、早稲田大学国際教養学部2年の島田颯(そう)です。

私達e-Educationはインドネシアで高校生の大学受験支援をしていて、活動を始めた2年目の昨年、皆様からの応援のおかげで2名のトップ大学合格者を輩出することができました。

その奇跡の合格から1年たった今年、私たちはその2人の大学生の合格にいたるまでの壮絶なストーリーをドキュメンタリー映像として記録に残すべく、クラウドファンディングに挑戦しています!

この記事を皮切りに、e-Educationのインドネシアでの3年間の活動、今回のクラウドファンディングの挑戦にいたった経緯をインドネシア歴代プロジェクトリーダーによるリレー記事でお伝えさせていただきます。

クラウドファンディングで応援する »

SPONSERD LINK

18歳の私が大学1年から休学してインドネシアへ渡ったわけ

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まず、北海道出身の当時18歳だった私がなぜインドネシアで教育格差を解消するというチャレンジをしようと決心したのかお話させてください。

プロジェクトに参加した理由としては大きく2つあります。1つ目は、世界を肌で感じたかったからです。早稲田大学に入学して、魅力的な授業はたくさんありましたし、なにより自分にとって刺激的だったのは、身近な仲間や先輩が世界というグローバルなフィールドで活躍しているということでした。

上京して半年でたくさんの刺激的な出会いや発見があり、自分も自分の可能性にワクワクし、いますぐにでも何か社会に大きなインパクトを与えられるような活動がしたい!と思うようになりました。そのような中で、いろいろな素敵な出会いやご縁があり、このe-Educationのインドネシアプロジェクトへの参画のお声がかかり、その日のうちに参加を決意しました。

2つ目は、教育は世界の社会問題を解決するきっかけになるのではという思いがあったからです。

高校の時に、課題図書の一つでトマス・ピケティの「21世紀の資本」という本がありました。そこで述べられていたことは、「1%の富裕層が世界の富の99%を独占している」ということでした。北海道で生まれ育った私は特に貧富の差を感じることはなく、現実味がない話でした。

しかし、フィリピンへ留学したとき、この文章の意味を実体験として感じ取りました。日本よりもきれいで大きなショッピングモールの陰に広がるスラム街。フィリピン人によると、スラム街に住む子供の多くは学校にいくお金がなく、物乞いをして生活していると聞きました。

18年間北海道で生まれ育った自分にはあまりにも衝撃的なできことでした。そのフィリピン人はこうも言っていました。「もし彼らが学校に行けたとしたら、彼らの人生も良くなると思うんだけどね。」当たり前に学校へ通ってきた自分が教育の大切さを実感したできごとでした。

それから、漠然とではありますが、教育って富の格差を解消するきっかけになるのでは、と思い始め教育に関心を持つようになり、そういった活動を将来していきたいと思うようになりました。こうした思いもe-Educationでの活動と強く結びついています。

マスターというフリースクールでの活動

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このような想いを抱いて飛び立ったインドネシアで実際にどのような活動をしているのか、次にお伝えします。

いま私たちは、ジャカルタから1時間ほどの場所にあるマスターというフリースクールでの支援を行っています。マスターとは様々な事情で公立の学校に通うことができない学生が集めるフリースクールで小学生から高校生まで幅広い学年の生徒がいます。私たちは主に高校生の学習支援を行っています。

マスターに通う高校生の多くは日中働いていたり、家で家事をしなくてはならなかったり、という学生が大半です。また、先生の多くはボランティアで来てくださっている先生で、学校に来れる日程が未確定という問題があります。

添付② 授業風景

マスターでの授業背景

そこで、e-Educationインドネシアはマスターの高校生に映像教育を届けています。映像学習は自分の時間に合わせて、何度でも学習できるため、マスターの学生に最適の学習方法なのです。

また、インドネシア大学の大学生もチューターとして、映像授業に参加するので、わからないところはあれば彼らに聞くことができます。このような活動の結果、先ほどお伝えしたように、昨年度はインドネシア最難関大学であるインドネシア大学へマスターから2名の合格者を輩出しました!今年度も彼らの背中をみてきた後輩たちがインドネシア大学へ挑戦しており、結果発表が楽しみです。

スンバ島

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また、私たちは、バリから飛行機で1時間ほどの場所にあるスンバ島と呼ばれる小さな島でも活動しています。道には水牛が歩いていたり、お兄さんが鶏をバイクで担いで走っていたり、ジャカルタとはかけ離れた生活環境です。

インターネットアクセスも乏しく、動画の再生も厳しい中、教育機会の格差へのアプローチをしています。対象は同じく高校生への学習支援で、島の教育局と連携しながら、各校の先生を巻き込みながら映像授業を活用しています。

クラウドファンディング挑戦中【7月10日まで】

添付④ 合格者

インドネシア大学合格者、写真中央Dodo、写真右Chintya

そして昨年、最難関のインドネシア大学に2名合格してから1年たったいま、私たちは彼らがどのような想いで大学受験に挑んだのか、経済的な困難に直面しながらも、それを乗り越えてたどり着いた奇跡の合格ストーリーをドキュメンタリー映画という形で収めたいと思っています。

ドキュメンタリー化したストーリーをe-Educationの活動国であるバングラディシュ、フィリピン、ミャンマー、ネパールなどで展開することで、同じ境遇にいる若者たちに「どんな困難な状況でも夢は叶えられる!」ということを伝え、新たな希望や挑戦を生み出すことに貢献したいのです!

また、クラウドファンディングが成功した暁にはインドネシアの未来を担うこの2人を日本に招待し、受験当時の熱い想い、そしてこれからの目標を語ってもらいながら、ドキュメンタリーの上映会を開催したいと思っています。

彼らに来日してもらうのはe-Educationのサポーターの皆様と直接話す機会を届けるためです。彼らが、普段なかなか顔を見ることのできない支援者の方々と直接会う機会を得ることで、感謝の思いを伝えられると同時に多くの人に支えられているという自信を得ることができるでしょう。

加えて、ドドとシンティアは日本の文化や最先端のビジネスに触れてみたいとも切望しています。そんな彼らの夢を、ぜひ叶えたいのです。

彼らのドキュメンタリー映画や、彼らが来日上映会で感じたことを、インドネシアのマスターの後輩たちに語り継いでいく。そして、彼らの姿に刺激を受けた後輩たちが、「大学受験に向けてもっと頑張りたい!挑戦したい!」と思えるようになる。そのような過程で、インドネシアのたくさんの若者のやる気に火をつけ、インドネシアの未来のために活躍してほしいと思っています。

e-Educationインドネシアプロジェクトはこれからもどんどん邁進していこうと挑戦を続けるので、ぜひともみなさま、クラウドファンディングでの応援よろしくお願いします!

クラウドファンディングで応援する »

イベントのご案内

e-Educaitonについてもっとしりたい、今回のクラウドファンディングの内容やインドネシアプロジェクトのことを詳しく知りたいと言う方は6月17日(金)に活動報告会を実施するのでぜひ、奮ってご参加ください。お待ちしております!

日時

2016年6月17日(金)
19時00分〜21時00分(18時50分開場)

会場

国立オリンピック記念青少年総合センター
センター棟 311室
http://nyc.niye.go.jp/train/
※最寄駅:小田急線「参宮橋駅」徒歩7分、千代田線「代々木公園駅」(代々木公園方面4番出口) 徒歩10分

定員・参加費

・100名
・3,000円~
クラウドファンディングへご支援いただいた方は参加費無料!

活動報告会に参加する »

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https://eedu.jp/blog/2016/06/01/indonesia_documentary/feed/ 0
【インドネシア教育開発vol,47】授業初日がやってきたのに、肝心の○○がない!授業開始に向けて最後の準備を進める https://eedu.jp/blog/2014/12/17/indonesia-dragon47/ https://eedu.jp/blog/2014/12/17/indonesia-dragon47/#respond Tue, 16 Dec 2014 23:00:23 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=35451 こんにちは!e-Education Projectインドネシア担当の大石慎治です。 前回、授業の準備が整ったところまでお話させていただきました。今週から授業の様子をお伝え、、、、したいのですが、まだ授業開始まではもう少し […]

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生徒きあmった!

こんにちは!e-Education Projectインドネシア担当の大石慎治です。

前回、授業の準備が整ったところまでお話させていただきました。今週から授業の様子をお伝え、、、、したいのですが、まだ授業開始まではもう少しかかります。

カリキュラムの次はどんな問題が待っていたのでしょうか?

SPONSERD LINK

生徒がいない

高校終了試験期間のために、学校がしばらくの間休みになりました。先生との話では休み明けから授業開始の予定です。インドネシアに来て初めてゆっくり過ごしつつ、僕はプリントの準備など授業に向けて準備をしていました。

そして迎えた休み明け、いよいよ授業開始です。僕は意気揚々とマスターに向かいました。授業はパソコン室で行われます。今までも何度も入っていましたが、今日はなんだか緊張してしまいます。緊張気合いを入れ直しパソコン室の扉をくぐると、

スクリーンショット 2014-11-11 12.05.22

誰もいません。

時計を確認すると、時間はあっています。場所もあっています。遅刻や欠席だとしても、全員が来ないことは考えられません。どういうことか全くわかりませんでした。

今年は終わり?

別の教室にいた先生を捕まえて事情を尋ねました。先生の回答は、

「今年はもう生徒は来ないよ。高校終了試験で、今学期は終わりさ」

屋根の風景jpg

マスターは先生たちが全員ボランティアということもあり、大学受験まではサポートすることができません。だから高校終了試験をもって授業は終わりなのです。

受験生たちは、これからひとりで勉強をすることになります。それをきいた僕は一瞬、学校が終わりということはe-Educationも今期は授業をしないことになるのだと思いました。そのとき、ひとつの疑問が頭をよぎりました。

「僕はなにをしに来たのだろう・・・」

僕はマスターの子ども達に授業を届けるためにインドネシアに来ました。

ではどうして届けに来たのでしょうか?それは必要としている生徒たちがいるからです。

よりよい将来を掴むために、勉強がしたいのに、環境が授業を与えてくれない生徒たちがいるからです。ならばマスターはもう授業をしないという今こそ、生徒が僕たちの授業を求めているはずでは?

僕は勘違いをしていたのです。マスターが閉まるのは授業ができない理由ではありませんでした。授業をしなければならない理由だったのです。

「先生、受験までは僕たちが授業をします。受験をする生徒たちに、映像授業を受けたい生徒は、明日今までと同じ時間にパソコン室に来るように伝えてください!」

今年の生徒たち

次の日、いつもとは違う緊張と共に、僕はいつも通りマスターに向かいました。

「誰もこなかったらどうしよう・・・」

不安が消え去る間もなく、パソコン室に到着です。そして誰もいなかったら一旦日本に帰ろうかなどと考えながら扉をくぐると

生徒きあmった!

そこにはたくさんの生徒たちがいました。

とても嬉しい瞬間です。

僕はこれから、入試まで彼らとともに戦っていくことになります。嬉しさとともに、いよいよ彼らの人生の転機となりうる大学受験に関わることに改めて責任も感じ、この気持ちを忘れないようにこれからも頑張っていこうと思いました。

僕と生徒たちの最初の挑戦がいよいよスタートします!

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https://eedu.jp/blog/2014/12/17/indonesia-dragon47/feed/ 0
【インドネシア教育開発vol.46】簡単なことも簡単に進まない、初めて苦しむ日本とインドネシアの違い https://eedu.jp/blog/2014/12/09/indonesia-dragon46/ https://eedu.jp/blog/2014/12/09/indonesia-dragon46/#respond Mon, 08 Dec 2014 23:00:05 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=35443 こんにちは、e-Educationインドネシア担当の大石慎治です! 現在インドネシアのストリートチルドレンの子どもたちの学校で大学受験用の映像授業を届けています。前回は僕がインドネシアでぶつかった最初の壁についてお伝えし […]

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パケットCと

こんにちは、e-Educationインドネシア担当の大石慎治です!

現在インドネシアのストリートチルドレンの子どもたちの学校で大学受験用の映像授業を届けています。前回は僕がインドネシアでぶつかった最初の壁についてお伝えしました。

今週は、授業実施の条件のカリキュラム作成の様子についてお伝えします。すぐ終わるように思えたカリキュラム作成。どうして上手く進まなかったのでしょうか?

それでは、今週もよろしくお願いします!

順調なスタート

猫合宿こうほち

まず高校三年生の担任にカリキュラムを作成するように言われたことを、World EducationというイギリスのNGOから派遣されマスターの支援をしているアイさんに伝えました。

そうするとアイさん曰く、ボランティアのひとりのシャムスルさんという方が3年生のカリキュラムを作成中とのことです。だからシャムスルさんと協力をして作成するように言われました。

シャムスルさんに連絡を取ってみると、既に作成し終わった暫定版カリキュラムを送ってくれました。その内容は…ほぼ空白でした。

このカリキュラムは受験生のスケジュールとなるものです。それなのに1日の授業数は1時間だけです。これでは足りるわけがありません。パートナーのリアン、アイさんとシャムスルと相談し、僕とリアンでカリキュラムを作成し直しそれをシャムスルさんに提出することになりました。シャムスルさんのカリキュラムのおかげで学校の日程等が把握できたので、あとは映像授業を当てはめるだけです。

「これはすぐ終わるな。来週から授業ができるぞ!」

そう思った僕はやっぱり途上国初心者でした。

日本なら一週間で終わる

リアンと腹比べ

待ってる間はこんな感じで遊んでました

早速リアンと話し合いを始めました。この時点で4月序盤。6月の入試まで時間は限られています。入試科目、生徒たちは今まで満足な勉強ができていない、パソコン室の使用時間、様々な条件を考慮しなければなりません。またハンデがあるということ、逆転するということは妥協が許されないということです。

「ここでミスをしたら生徒たちは受からない」

自分たちにプレッシャーをかけながらリアンと2人で作成を続けました。まずリアンと自分それぞれで理想のカリキュラムを作成し、議論を交わしながらそれを重ねていきました。そしてついに完成です。あとはシャムスルさんとミーティングをして合意を得るだけです。ミーティングの設定もできました。

「来週から授業ができるぞ!」

前任の綜志さんが作ってくれたビデオの活躍の日が来ると思うと、ワクワクしました。

そしてミーティングの日。

いくら待ってもシャムスルさんは表れません。

これが途上国らしさ

ミーティングはいわゆるドタキャンされてしまいました。ドタキャンは日本でもたまにはあることなので、いちいち気にしてはいられません。

さっそく次のミーティングの約束を数日後にします。今度こそしっかりと許可をもらうために、リアンと僕は打ち合わせを重ねます。時間ができたことは案を詰める時間が増えたのだ、そう思考を転換し、準備を進めました。

「全てをプラスにとらえる」

これは途上国で活動する上で大切なことのひとつです。

そしてシャムスルさんとのミーティングの日がやってきます。約束はマスターに夜の7時です。しかしシャムスルさんは来ません。またもやミーティングはキャンセルされました。

「これが先輩方も苦しんだ、途上国らしさか…」

一刻も早く授業を届けたい

雨の中小さい子とパシャ莉

夜遅くまで待ちながらかわいい子どもたちとパシャリ

さすがに落ち込みそうになりました。

しかし、既に何度も書いていますが、生徒たちには時間がありません。1ヶ月はおろか、1週間が惜しいのです。僕たちのカリキュラムができなくて、影響を受けるのは生徒たちです。僕たちには授業を待っている生徒たちがいるのです。

「全てをプラスに」

授業が始まってからカリキュラムの穴に気がつく、ミーティングが長引きなかなか決まらない、そういうことが起こらないだけの準備ができるのだと思考を転換し、さらにリアンと打ち合わせを重ねました。相手がどんな質問をするのか予想してその回答まで用意していきました。そうして、10分あれば、シャムスルさんが来てくれさえすれば、許可をもらえるような準備ができました。

そして再び迎えたミーティングの日。
約束の時間を過ぎてもシャムスルさんは来ません。リアンと僕は待ちます。1時間程待ったとき、

「遅れてしまってごめん」

シャムスルさんが来ました!やっと念願のミーティングの開始です。僕たちは練りに練ったカリキュラムの説明を始めます。僕とリアンが妥協せず話しあったカリキュラムに、シャムスルさんはすぐに納得してくれました。特に直す必要はなく、そのまま授業を開始していいと言っていただけました。

「これで授業ができる!!」

嬉しい瞬間でした。ついにマスターの子ども達に授業を届けられるのです。自分だけでなく、綜志さんの念願でもあるのです。

これで授業を開始する準備は整った、はずでした。

次回もどうぞお楽しみに!

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【インドネシア教育開発vol.45】何が何だかわからない!僕がインドネシアでぶつかった最初の壁 https://eedu.jp/blog/2014/11/27/indonesia-doragon45/ https://eedu.jp/blog/2014/11/27/indonesia-doragon45/#respond Wed, 26 Nov 2014 23:00:36 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=35277 みなさんこんにちは、e-Education Projectインドネシアの担当の大石慎治です。今週もよろしくお願いします! 前回はプロジェクトの引き継ぎの様子についてお話させていただきました。今回は、いよいよ1人になり、イ […]

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関取と自撮り

みなさんこんにちは、e-Education Projectインドネシアの担当の大石慎治です。今週もよろしくお願いします!

前回はプロジェクトの引き継ぎの様子についてお話させていただきました。今回は、いよいよ1人になり、インドネシアで最初にぶつかった壁についてお話させていただきます!

SPONSERD LINK

最初の壁

マスターソト」ふうけ

「何が何だかわからない」

これが最初の壁でした。前担当者の後任としてインドネシアにきたものの、日程の関係でプロジェクトの引き継ぎに2日間しかとれず、1人になったインドネシア滞在3日目は何が何だかわかりませんでした(2日間では交通手段と道と食事と最低限の人の顔を覚えるので精一杯)。試験まであと3ヶ月しかないので、心の中は焦りでいっぱいです。

しかし、何曜日の何時から高校3年生の授業が行われているかがまず分かりません。どの先生が高校3年生の担任かも分かりません。どのようなカリキュラムで動いているのかもわかりません。

「一刻も早く授業を生徒達に届けなくてはならないのに!」

不安と焦りを抱えながら、とりあえずマスターに通ってみました。

とにかく根気よく!

授業風景

 「高3生はいつ勉強しているの?」

そう聞いてもほとんどのボランティアの方たちがわからず、正直びっくりしました。どうやらマスターに横たわる問題は先生不足だけではなさそうです。

しかし、色々なひとに話をきいていくうちに、平日の2時〜3時、4時〜5時という日本人の感覚からすると少なすぎるものが高3生の授業時間だとわかりました。

初めて見た驚きの授業

シティさんとヨガ

そしてさっそく授業見学。授業内容はひどいもので、ボランティアの先生はあまり教えることができず、よくわからないスピーチを長々と30分ほどし、生徒たちは自分たちで勉強を始めます。

「これでは受かる子も受からない」

そう思いつつ、このような環境だからこそ映像授業が必要だとも感じました。生徒たちは他の学校の環境を知りません。だからボランティア先生のよくわからないスピーチが大切だと思い真剣に聴き、その先生に与えられたものを自分で勉強をしています。そしてこれが大学入試に向かう正しい道だと信じています。環境が彼らの目隠しになっているのです。環境という目隠しを外し、彼らの夢を叶える武器を届けるのが僕の使命です。

「やはりこの子達に一刻も早く授業を届けなくてはならない」

そう再確認し、ボランティアの先生にこのクラスで映像授業を行いたいということを伝えました。そうすると先生は「カリキュラムを作ってから」と言うのです。そんな悠長なことは言っていられないと思いましたが、この高3生のクラスのボランティアはマスターで校長の次に権力のある人で、保護者たちの対応などをしています。

日本からきたばかりの僕がここで反論をして機嫌を損ねてしまっても前進できないと思い、ここは大人しく従ってまずカリキュラムを作成することにしました。ここにきてやっと授業実施が見えてきました。

次回は少しずつ動き始めたマスターのプロジェクトについてお伝えします!どうぞお楽しみに!

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【インドネシア教育開発vol.44】2日間しかない!「はじめまして」を何度も繰り返す怒濤の引き継ぎを実施! https://eedu.jp/blog/2014/11/20/indonesia-dragon44/ https://eedu.jp/blog/2014/11/20/indonesia-dragon44/#respond Wed, 19 Nov 2014 23:00:13 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=34544 こんにちは!e-Education Projectインドネシア担当の大石です。 前回は初めて訪れたインドネシアで受けた洗礼と、前任の尾崎綜志さんと出会うところまでお話させていただきました。今週は、綜志さんからのプロジェク […]

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コーラは安いのです

こんにちは!e-Education Projectインドネシア担当の大石です。

前回は初めて訪れたインドネシアで受けた洗礼と、前任の尾崎綜志さんと出会うところまでお話させていただきました。今週は、綜志さんからのプロジェクトを引き継ぎの様子についてお話させていただきます。今週もよろしくお願いします!

SPONSERD LINK

まずは一番の目的地、マスターへ!

まず、引き継ぎの時間は2日間しかありませんでした。大学の卒業や就職のため、綜志さんが日本へ帰国する日は事前に決まっていました。

そのため、生徒やパートナー達に迷惑をかけないように、そしてプロジェクトを前に進めるためにも、この2日間でしっかりと引き継ぎをしなければいけません。

マスター

引き継ぎの最初に、実施校であるマスターに行きました。

初めて行くマスターに僕は驚きます。日本では見たことがない環境に子どもたち。子どもたちは新しく来た外国人である僕に興味津々です。

「ソウシ!隣りの人は誰?名前はなに?」

マスターはストリートチルドレン達の家と学校を兼ねた施設で、日本で話を聞いていた分にはとても暗い「かわいそう」なイメージでした。しかし、目の前にはとても楽しそうな、元気いっぱいの笑顔を持った子ども達がいます。

百聞は一見に如かずとはよく言いますが、教科書や噂で固定化したイメージと、実際の目や耳で感じる途上国のギャップを痛感しました。

僕はここで挨拶をしなければならない人がいます。それは校長のヌロヒムさんです。これからはここが僕の活動の舞台となるのでしっかりと挨拶をしました。ヌロヒムさんはとても優しい笑顔で僕を迎えてくれ、ほっとしました。

この後、NGOからマスターの運営能力強化の支援にきているアイさんにも挨拶をしました。

挨拶や人の名前と顔を懸命に覚えながら、次の目的地インドネシア大学に行きます。

初めてのインドネシア大学

「なんだこれは!」

初めてのインドネシア大学に、僕はかなり驚きました。

パソコンルームは全部Mac。日本の大学と同じがそれ以上にお洒落なキャンパス。構内にはスターバックス。

マスターを見た後だったため、なおさらです。マスターから車で10分ほどのところだと思うと、インドネシアの発展の陰を感じずにはいられません。自分がこれから取り組む教育課題が身近に感じられた瞬間でした。

そうしさんとカフェ

構内のカフェで待っていると英語のチューターのインドネシア大学生、ヨガが来ました。

お互いに自己紹介をした後、綜志さんとヨガはミーティングを始めます。英語の苦手な僕はほとんどなにを言っているかわかりませんでした。

しかし、ここでは僕が話す機会はあまりなかったので、まだ僕の英語が壊滅的だということはバレませんでした(僕の壊滅的な英語がバレ、そしてそれがある仲間に救われるエピソードは、また改めて紹介させていただきます)。

他の仲間たちにも、はじめまして

ミーティングが終わり、インドネシア大学を後にして、その後も現地の仲間たちと初対面を済ませます。

リアンティオ初対面

インドネシア大学生のリアンティオです。

綜志さんの半年間のプロジェクトを2日間で全て引き継ぐのは不可能です。したがって僕はこれから、弟子のように彼らに様々なことを教えてもらいながら活動していくことになります。

まず

まずは注文の仕方を教えてもらいました笑

こうして、1日に何人もの人に会う引き継ぎの2日間はあっという間に終わりました。ドタバタ感は伝わりましたでしょうか?

最低限の人たちに会い、最低限プロジェクトの輪郭を掴み、最低限の交通や食事などの情報はなんとか頭にとにかく叩き込みました。

次回からはいよいよ、1人での戦いが始まります。どうぞお楽しみに!

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