e-Education 最高の教育を世界の果てまでe-Education 最高の教育を世界の果てまで

e-Educationはアジアの子どもたちにITの力を用いて教育支援を行うNPO法人です。

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はじめにINTRODUCTION

この夏、バングラデシュで1000人を超える若者の命が犠牲になったニュースを皆さんは知っていますか?

この1年間、世界各地では様々な悲しい事件が発生しましたが、その中でも最も大きく悲しい被害と言えるでしょう

亡くなった1000人を超える若者の周りには、その何倍、何十倍の若者たちがいます。
 
彼ら一人一人が心に大きな傷を抱え、夜も眠れないほど不安を抱えながら必死に今を生きていることは、なかなかメディアでは報道されません。
 
そんな彼らや彼女たちのために、私たちは一体何ができるでしょうか?
 
 
 

ページをご覧いただき、ありがとうございます。
 
認定NPO法人e-Education代表の三輪です。
 
私たちは2010年にバングラデシュで映像教育を中心とした教育支援を開始し、これまで15カ国40,000人以上の子どもたちに映像教材やオンライン授業を届けてきました。


創業の地、バングラデシュでは14年に渡る教育支援を続けてきており、貧しくて教育機会に恵まれないバングラデシュの子どもたちも、教育を通して未来に希望を持つことができたり、笑顔を取り戻す姿を私たちは見てきました。

 

 
その多くが、未来ある若者たちでした。
 
そして、その若者たちの中には、e-Educationに関係のある人も含まれていました。

 
歴史的な政変、若者の多大なる犠牲
 
目をつぶりたくなるような辛い現実を目の前に、バングラデシュのパートナーであるマヒンは私にこういってくれました。

こういう時こそ、僕たちが立ち上がらなくてどうするんだ。地方で学校にいけなくなってしまった子どもたちのために今こそ最高の教育を届けるべきじゃないか!

 
バングラデシュが困難な時期だからこそ、教育が未来を照らす希望の光になると私たちは信じています。 

そんな中、私たちe-Educationは2つの決断をしました。

1つは毎年支援をしている生徒数を100人から200人に増やすこと。


もう1つは、200人のうち100人は政変による抗議活動に巻き込まれて、直接的な怪我や精神的被害を負った生徒の枠に充てること。


政変の影響で勉強する機会を失ってしまったバングラデシュの若者200名に「希望の授業」を届けるため、みなさんの力を貸してください。
 



政変に翻弄された少女アミンSTORY

アミンは18歳の高校生で、彼女の夢は大学に進学して、弁護士として働くことです。

アミンが幼い頃に両親は離婚してしまい、それ以来母親が1人でアミンのことを育ててくれました。

母親の仕事が不安定だったので、経済的にも厳しい時期は長く続きましたが、そんな中でも誰よりも自分の夢を応援してくれている母親の喜ぶ姿が見たくて、毎日勉強に励んでいました。
 
しかし、2024年に発生した政変が、アミンの人生を大きく揺るがすことになります。

 

全国の高校卒業試験が迫っており、この試験の成績次第で希望する進路に進めるかどうか、彼女にとっては人生の大きな節目となる試験でした。

しかし政変の影響で街は混乱し、外では抗議の声やサイレンが絶え間なく響いてきます。
 
家の外では、警察とデモ隊の衝突が起きており、彼女の家の窓から見える景色は、いつもとは全く違う緊迫感で満ちていました。

アミンは、母から
 

外に出ないように。

 
と強く言われており、安全のために家から出ることを禁止されていました。
 
しかし、家の中にいても、彼女の心は落ち着くことがありません。
 
テレビでは抗議活動のニュースが常に流れており、彼女は、ニュースを見ながら「自分はこの状況の中で何をすべきか?本当に自分の夢を追うことができるのだろうか?」と何度も考え込むようになりました。

自分の夢を追うために勉強を続けないといけないことは頭ではわかっていながらも、政変の影響に心が追いつかずアミンは希望と絶望の狭間でただただ日々が過ぎ去っていきました。
 


 
 
 

 

 

政変によって際立った教育の壁ISSUES

アミンだけでなくe-Educationが支援している生徒たちにも影響が起きていました。

e-Educationの生徒たち約70名へアンケートやヒアリングを進めていったところ、 安全のために家から出ることができなかった生徒だけでなく、恐怖の中で生活しなければならなかったという生徒、兄弟を亡くしたという声も聞こえてきました。

政変の影響により、教育制度全体や学校にも影響がありました。
 
いくつかの地域では学校が閉鎖され、高校を卒業する際に受ける試験も今年度は廃止
 
大学入試も実施困難により4ヶ月以上の延期が決定しました。

いま、バングラデシュの高校生はどんな状況に直面しているのでしょうか?

私たちの想像以上にバングラデシュの政変は、高校生たちの生活や学習に多大な影響を与えていました。
 
 


 
 

【学習環境の不安定化
授業の中断や学校の閉鎖、教材の不足など、学習環境が不安定になることで、学力が低下。また、家庭での学習環境も、騒音や停電などにより、十分に確保できなくなっています。


【試験制度の変更による混乱
高校卒業時に必要、かつ大学受験でも活用される高校卒業試験の廃止。大学入試の延期や日程変更は、大学への進学を希望する高校生にとって大きな不安要素となります。これまでの学習計画が大幅に狂い、モチベーションの低下に繋がっています。


【経済的な困難
不安定な政治が影響して家庭の収入が減少したり、学費や教材費の捻出が困難になったりすることで、教育の機会を失ってしまう高校生もいます。


【安全への不安
いまだ一部地域で続く暴徒の襲撃に巻き込まれる危険性。そして、それらによる精神的なショックが、学習意欲の低下や集中力の欠如につながっています。


自身だけでなく友人たちもこれらのケースが起きると、同様にモチベーションが低下し、一緒に勉強する機会が減ったり、友人とのつながりが薄れ不安が募る生徒もいるのです。

 

アミンは
 

遅れをとってしまったけど、それでも自分の夢に挑戦したい。

 
そう思っていた中、アミンは先輩からの紹介でe-Educationと出会いました。


e-Educationと一緒に学習しようと思ったのは、映像授業という質の高い教育プログラムだけでなく、ライフコーチという自分と似た境遇の大学生が心に寄り添いながら勉強の伴走をしてくれることを知ったからです。

アミンは当時のことをこう話してくれました。
 
 

  
  
 

「最高の教育を世界の果てまで」創業以来バングラデシュで行ってきたことSOLUTION

バングラデシュの農村部は貧しい家庭が多く、都心部にいる学生のように予備校や塾に通う経済的余裕がありません。

このように、生まれながらの環境のせいで教育が届かない学生のために、e-Educationは2010年に日本とバングラデシュの大学生3人でハムチャー村という小さな村の集会所に拠点を構えてスタートしました。

村の高校生たちは、バングラデシュでトップクラスの予備校講師による授業を繰り返し見れる「映像授業」に目を輝かせ、スタートした初年度、村で初となるバングラデシュ最高学府ダッカ大学合格者を輩出しました。


e-Educationの支援の特徴は、映像教育と大学生の伴走を共存させた「テクノロジー × ヒト」です。
 
農村部では受講することができない都市部の優秀な先生の映像授業は、村の子どもたちに驚きと発見を与えてくれました。

しかし、長い受験勉強を1人でやり切るのはとても大変で、時には挫折してしまいそうな時もあります。
 
特に村で1人しか大学受験に挑戦しないような農村部であればなおさら。

そんな生徒を精神的にもサポートしようと思って開始したのが「ライフコーチ」の事業です。
 
「ライフコーチ」とは、農村部から努力して勉強して大学合格を勝ち取った大学生が、今度はかつての自分のように夢に向かって勉強している高校生をサポートする仕組みです。

 
「ライフコーチ」は1人で孤独に勉強している村の高校生に、勉強の仕方を教えたりわからなかった問題に答えてくれたりします。
 
勉強面だけでなく、進路に関する悩み、学校での人間関係についての悩み、将来の不安に関する悩み、勉強以外も親身になって相談に乗ってくれる、そんなメンター的な存在がライフコーチです。


今、政変というバングラデシュの歴史的転換期を迎え、将来に対する不安が渦巻く今の生徒たちにとって心の支えとなっているのが、特にこの「ライフコーチ」という存在でした。
 
私たちは多くの生徒の声を元に、今こそライフコーチと共に1人でも多くの子どもたちの未来を照らすために、支援を拡大したいと考えています。


 


政変を乗り越えようとしている生徒のためにDONATION

先ほど既に述べたようにe-Educationは、今回2つの決断をしました。


1つは毎年支援をしている生徒数を100人から200人に増やすこと。


もう1つは、200人のうち100人は政変による抗議活動に巻き込まれて、直接的な怪我や精神的被害を負った生徒の枠に充てること。

支援プログラムに参加してくれているアミンに、
 

e-Educationの支援は、学業や進学の目標にどのように役立っていますか?

 
と質問をするとこんな答えが返ってきました。



 

アミンが学んでくれているように、政変による困難を乗り越えようとしている人たちにとって、e-Educationの支援が届けばきっと希望の光になると信じています。

 

アミンをはじめ、デモ中にけがを負ってしまった生徒、治療のため学校を長期欠席せざるを得ない生徒。

 

抗議活動の影響で学校が閉鎖されてしまい、物理的に学習が困難になってしまった生徒だけでなく、再び自分の将来を考えることが困難になってしまった精神面の問題にも目を向け、生徒にとって必要なサポートを、現地パートナーのスタッフの仲間たちと共に進めていきます。

 

逆境に立ちはだかる生徒たちの距離やお金の壁、精神的な不安...それを学習面のサポートと精神面のサポート、その両面から「学ぶ機会を失った」生徒たちにITの力を使って火を灯す。

 

政変を経験した激動のバングラデシュに生きる若者たち。
 
いま、大学受験にチャレンジする高校生であれば尚更、困難は大きいでしょう。
 
だからこそ、彼らの夢と希望に教育で火を灯したい

 

どうか、支援を待っている子どもたちが未来を切り開けるよう、力をお貸しください。

  
 
 

 

アミンが学んでくれているように、政変による困難を乗り越えようとしている人たちにとって、e-Educationの支援が届けばきっと希望の光になると信じています。


現在e-Educationは、バングラデシュをはじめ、ネパール・フィリピン・ミャンマー・日本の4カ国でも引き続き活動を続けています。


最高の教育を世界の果てまで届けるために、ぜひ寄付で応援していただけますと幸いです。


e-EducationについてABOUT US

15ヶ国4万人以上の子どもたちへ

2010年、大学生3人がバングラデシュの農村部チャンドプールの集会所にパソコン数台を持ち込み、映像授業を活用した教育支援をスタートして以来、e-Educationは延べ15カ国4万人以上の子どもたちに映像授業を届けてきました。

そして時代や子どもたちの環境に応じて、集会所に通う形から、インターネット環境がなくても学べるタブレットの無償配布、2,000もの授業がインストールされたアプリの開発、コロナ禍におけるオンライン家庭教師事業の展開、と常に進化してきました。

その結果、スタート地であるバングラデシュにおいては、No.1国立大学であるダッカ大学に14年連続で合格者が誕生し、2010年から2024年時点までで500名もの生徒が難関国立大学へ進学しています。

現在は、バングラデシュで培ったノウハウを、フィリピン・ネパール・ミャンマー・日本にも応用し、子どもたちに「最高の教育」を届けようと現地パートナー総勢100名以上と協働しながら様々な取り組みを行っています。

公的機関やメディアにも



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ご支援についてのQ&A

      • 寄付したお金はどのように使われますか?
      • 頂いたご寄付はバングラデシュを中心にe-Educationの活動を実施する上で欠かすことのできない以下の用途などに使用させていただいております。

・映像制作費(カメラマンや音声スタッフ、編集スタッフの稼働費等含む)

・学校で必要となる機材費(パソコンやプロジェクターやスクリーン等を含む)

・現地での交通費

・協力いただく先生など現地スタッフを含めた人件費

・渡航費

・先生の研修実施費
 

        なお、e-Educationの活動地であるフィリピンやネパール、ミャンマー、日本でも同様に経済格差をはじめとした困難に直面しながらも、一生懸命に勉強している子どもたちの支援に使わせていただきます。
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      • VISA、MasterCard、JCB、American Expressのクレジットカードをご利用いただけます。
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        • 領収証は発行されますか?
        • いただくご寄付の領収証は、年1回、毎年1月下旬までに、前年の受領分をまとめて発行し、お送りします。確定申告でご利用ください。
          • 寄付は、寄付金控除等の対象になりますか?
          • はい、認定NPO法人であるe-Educationへのご寄付は、税制上の優遇措置の対象となり、年間のご寄付の2,000円を超える金額のうち、約40%が所得税から控除されます。




      P.S.



       

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