トジョウエンジンでは以前から、途上国での無人輸送機(ドローン)の活用方法に注目しています。
そんな中、先日WhatsAppを買収をしたばかりのフェイスブック社が、今度は太陽光発電を動力にしたドローン会社「Titan Aerospace」と買収交渉に入った、とTechCrunchが報道しました。
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5年間滞空可能なドローン
“Atmostat”と呼ばれる新型のドローンは、地上20kmの成層圏まで上昇し、そこから5年間(リチウムイオン電池ライフタイム)無補給で滞空することができます。
まずは1.1万個のドローンを作成し、アフリカ大陸での試験飛行を目指します。いくつかの企業・団体が既にアフリカでのドローンを活用した事業に取り組んでいます。しかし、太陽光でここまで滞空時間の長いドローンは今まで存在しませんでした。
ちなみに今回の買収は6000万ドル程度だそうです。
Project Loonに対抗!?
気球を飛ばして新興国でのネット接続を可能にする、Googleの夢のような新プロジェクト「Loon」は、”気球”と言う武器を持っています。
それに対抗してか、フェイスブックはネット接続を物理的に可能にするプロダクトとして、今回”ドローン”を選んだ、と言えるかもしれません。
フェイスブックは、「インターネットへのアクセスが無い全世界中の50億人をネットに繋げること」を目標に掲げた、グローバル共同体「Internet.org」の発起企業。
気球でもドローンでも、途上国に住む人々へネットアクセスを届け、世界が変わる日はもうすぐでしょう!
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