松原 信英 | トジョウエンジン https://eedu.jp/blog 途上国のイメージを豊かにするノンストップ・デイリーマガジン Mon, 03 Dec 2018 12:08:32 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=5.6.15 【海外インターン】新進気鋭バングラデシュ社会起業家のCEOアシスタント募集!【12月23日締切】 https://eedu.jp/blog/2018/12/03/bangladesh-ceo-assistant/ https://eedu.jp/blog/2018/12/03/bangladesh-ceo-assistant/#respond Mon, 03 Dec 2018 07:53:34 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=48324 経営者のパートナーとして国の発展を支える NPO e-Educationは、途上国の教育課題を自らの手で解決しようと挑戦する日本とバングラデシュの大学生によって生まれた団体です。 当時大学生であったバングラデシュのパート […]

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経営者のパートナーとして国の発展を支える

NPO e-Educationは、途上国の教育課題を自らの手で解決しようと挑戦する日本とバングラデシュの大学生によって生まれた団体です。

当時大学生であったバングラデシュのパートナーは今では現地で会社を立ち上げ、NGOとビジネスの両輪を回すバングラデシュで注目の社会起業家となっています。

30人を超える仲間をかかえる組織は今この瞬間も成長を続けており、日本人の協力も必要としています。そこで今回、このe-Educationのバングラデシュパートナー企業で、現地CEOのアシスタントをするインターンを募集します。

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募集要項

募集概要

  • 職種: CEOアシスタント
  • 所属: BacBon Ltd(※e-Educationの所属ではありません)
  • 募集人数: 1名
  • 対象: 大学生、大学院生
  • 活動場所:バングラデシュ・ダッカ
  • 現地活動期間:1年間 (要相談 ※休学を原則とします)

派遣予定時期(任期:原則1年間)

2019年3月〜2020年3月
※渡航の時期や期間は応相談とします。
※内定後、渡航前に日本国内で研修を行います。

現地での活動

  • JICA,ADBなど開発機関案件や企業案件のサポート(機関や企業、大学関係者との協議・交渉等)
  • タブレットや関数電卓など教育商材のセールスサポート
  • 大学受験支援のスケジューリング、学習環境モニタリング
  • 教師対象のセミナーの準備、開催サポート
  • エンジニア向け日本語教育のサポート
  • ※2018年実績ベース
    ※バングラデシュ国外の出張の可能性もあり

得られる経験やスキル

  • 行政や企業等を巻き込み、インパクトの大きいプロジェクト展開ができる力
  • 経営者のパートナーとして組織の成長を促進させる力
  • 元中央銀行総裁や国際機関所長等、公的機関トップと仕事をする経験
  • 教育支援モデルを確立し、全国展開させる経験
  • 社会課題に取り組む学生・社会人とのネットワーク
  • 世界で勝負できるプレゼンテーションスキル

求める人物像

  • 途上国の教育課題解決に対して強い想い・情熱を持っていること
  • パートナーたちと信頼関係を築くための会話(英語)力がある方
  • 約束を大切にし、一つ一つ確実にやり遂げることができる方
  • 想いと責任を持って最後まで決して諦めないタフな方
  • 急成長中の組織の一員として常に自ら挑戦するマインドがあること
  • 途上国での滞在経験のある方

《以下の方は優遇》

  • NGO・企業でのインターン経験のある方
  • 英語やベンガル語を話せる方

どういった学生におすすめか

  • 行政連携、企業連携に関心があり、成長したいと思っている人
  • 自分がやりたいことを大切にしながら、現地で必要なことに全力を注げる人
  • 途中で投げ出さない人
  • 忙しさの中から楽しさや意義を自ら見いだせる人
  • 教育を通したビジネスに関心がある人
  • 英語でのコミュニケーションに不安がない人

待遇

現地での滞在費や給与の支給はありません。
(バングラデシュ国内の出張費は支給)

募集期間

<エントリー受け付け期間>
12月3日(月)〜12月23日(日)まで
※エントリー頂いた方に選考書類をお送りしますので、お早めのエントリーをお待ちしております。

<課題提出〆切>
12月28日(金)23:59まで
 

応募の流れ

説明会日程

インターン応募につきましては、説明会への参加を推奨おります。
以下の日程から都合のつく日時をご確認の上、説明会参加フォームよりお申し込みください。
また、遠方にお住まいで東京の説明会に参加できないという方は、東京で実施する説明会へのオンラインで出席も可とします。

説明会参加フォームへ »

日時
12月15日(土):18時〜20時
12月19日(水):19時〜21時

場所
e-Education東京オフィス (千代田区東神田1丁目2-8 赤塚ビル2階)
最寄駅:JR馬喰町駅/都営新宿線馬喰横山駅 徒歩3分

また、お問い合わせについては、件名を下記のようにご記入の上、本文をお書きいただき、matsubara[at]eedu.jpまでご連絡をお願い致します。
※[at]は@に変換して下さい。

※12月22日のe-Educationアニバーサリーイベントにバングラデシュパートナーが登壇予定なので、都合のつく方はぜひご参加ください。

イベントに参加する »

応募方法

以上の募集要項を確認いただき、ぜひ参加したいと決意して下さった方は、説明会へ応募、もしくは説明会へ参加されない方はページ下部の採用応募フォームより応募してください。

選考プロセス

  1. 書類選考(エントリー頂いた方へ選考書類をお送りします)
  2. 面接(書類選考通過者のみ)

応募後の流れ

応募フォームから申し込み

(説明会に参加)

インターンにエントリー

採用担当から書類選考課題を送付

選考課題を提出

書類選考の結果、及び面接日程のご連絡

担当者と面接(複数回)

1月中旬を目処に合否通知

2月上旬に国内(東京)にて研修

最後に

現在、成長著しいバングラデシュの企業活動を通して社会への貢献を果たせることはこの上ないやりがいを感じることかと思います。

ビジネスによる教育課題を乗り越える方法を模索しながら解決の糸口を見出すプロセスは多くの学びを得られるでしょう。

一緒にバングラデシュで挑戦できること楽しみにしています!

ご応募をお待ちしております。

CEOアシスタントに応募する »

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国際協力を志事にするために途上国で二度目の挑戦。バングラデシュの発展を支える社会起業家に1年間伴走して学んだこと(早稲田大学5年・松原信英) https://eedu.jp/blog/2018/12/03/bangladesh-experience/ https://eedu.jp/blog/2018/12/03/bangladesh-experience/#respond Mon, 03 Dec 2018 07:53:18 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=48328 みなさんこんにちは!e-Educationのバングラデシュパートナー企業BacBon Ltdでインターンをしている松原信英です。 2018年1月からこの12月までの1年間、e-Educationの始まりの地バングラデシュ […]

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みなさんこんにちは!e-Educationのバングラデシュパートナー企業BacBon Ltdでインターンをしている松原信英です。

2018年1月からこの12月までの1年間、e-Educationの始まりの地バングラデシュで現地パートナーとともに駆け抜けてきました。

テレビやプレゼンコンペへの露出が増えて毎年着々と注目を集めているe-Educationはなぜ毎年成長を続けられるのか。それは必ずしも日本人スタッフたちが優れたスキルや熱意を持っているからだけではありません。

国際協力の世界で大きなインパクトを残すためには「現地パートナー」のたゆまぬ努力が不可欠です。本記事では、そんな現地パートナー企業のもとで私が1年間CEOアシスタントを経験し、学んだことをお伝えしようと思います。

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国際協力を仕事にするために二度目の途上国へ

バングラデシュの経験をお話する前に、私がなぜバングラデシュでのインターンを始めたのかお話させてください。

実は、私がe-Education関連で途上国に滞在するのは二度目なんです。大学2年次、2015年の半年間、インドネシアで高校生に映像教材を届け大学受験の支援をしていました。
インドネシア合宿

インドネシアの高校生たちと

結果としてスラム地域のフリースクールから2名が国のトップ大学に合格を果たしてくれたのですが、個人としては力を出し切れたのか、本当に現地の役に立つことができたのかもやもやする部分がのこりました。

帰国後、NPOの活動とは一旦距離を置いて大学のゼミ活動などに注力していました。しかし、周りが徐々に就職活動を始め、将来のことを考え始めると「自分が本当にしたいことはなにか」という問いに直面します。

友人たちが官公庁や商社、メガバン、コンサルという名だたる企業・機関に進路を定める中、自分の出した答えは「国際協力を仕事にする」こと。

インドネシアで残ったもやもやに再び向き合いたい気持ちと途上国で感じた勢いの中で働きたいと思った結果でした。

ただ、「国際協力を仕事にする」といっても選択肢はいろいろあるんです。JICAや開発コンサル、商社やゼネコンでも捉え方次第で国際協力に十分なり得ます。また国連などを考えるためには修士号も最低限必要。

今の自分が取るべき選択肢がなかなか定まらず悩んでいると、久々に会ったe-Education代表の三輪さんから一言。

ノブがバングラで働いてる夢を見た。だから来年バングラで待ってる。

多くの人からしたら、この誘い方とこの言葉についていく人はなかなかいないと思いますが、悩んでいた当時の私にはビビっと来てしまって、即決でバングラ行きを決めました。

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2014年バングラパートナーのマヒンと松原が始めて会ったとき

e-Educationのバングラデシュパートナーであるマヒンとは面識がありましたし、何よりNGOから始まった組織がJICAや世界銀行、アジア開発銀行などの公的機関、大手日系企業や現地政府、日本とバングラデシュ両国の大学など多くのパートナーシップを組んで国の発展を支えている現場というのは様々なアクターの役割をより深く知りたい私に最善の機会だったのです。

このような機会を経て2018年1月より私はバングラデシュのマヒンのもとでCEOアシスタントとして滞在を始めました。

くらべものにならない挑戦の数々

そして、いよいよ始まったバングラデシュでの生活。

映像教育はインドネシアで経験があったのでどうにか役に立てるだろうと思っていたのですが、バングラデシュに到着して現場を目の前にすると、想像を遥かに上回る速さでものごとが進んでいました。

それもそのはずインドネシアは何の経験もない大学生が一人で渡航して現地の組織が出来上がってるわけでもない中、手探りでプロジェクトを進めていたのですがBacbonはすでに30人を超えるスタッフを抱える立派な企業。

ちょうど私が渡航した1月は大きな企業案件が動いており、毎週、週末を返上してスタッフ一同仕事に取り組む毎日でした。

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華やかな世界に思われがちな社会企業や国際協力も日常の多くはデスクワーク

途上国というと約束を守らないとか、仕事にもそんなに真剣に取り組んでいないというイメージをお持ちの方が多いかもしれませんが、全くの正反対。バングラデシュで一番働いているんじゃないかと思うくらい、みんな懸命に取り組んでいます。

特にCEOのマヒンは誰よりも足を動かして仕事に取り組んでいました。なによりも驚いたのが彼の初速のはやさ。国内外のネットワークを駆使して少しでも教育の質を向上できるチャンスを見出したら迷わず仕事として立ち上げます。

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Casioの関数電卓をつかう高校生

私が滞在していた間だけでも、関数電卓、タブレット、スマートボード(電子黒板)、日系企業のCSRサポート(太陽光発電)、エンジニアの日本語教育などのプロジェクトを立ち上げ、進めていきました。(これらは私が関与したプロジェクトというだけであって、会社としてはさらに多くのプロジェクトを動かしています。)

彼はバングラデシュ国内で新聞やTVなど様々なメディアに取り上げられ、注目を浴びている起業家なのですが、その裏には数え切れないほどの挑戦が隠れていることを知りました。

9年の蓄積

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9年の歴史を物語る写真の数々@チャンドプールオフィス

それでは、なぜこのような取り組み方が可能なのでしょうか。それは9年間の蓄積があるからだと感じました。バングラデシュで映像授業のプロジェクトが始まったのは2009年。すでに9年もの月日が流れています。

例えば、映像教育を用いた大学受験支援ではこの9年間、毎年最難関ダッカ大学の合格者を輩出しています。これは偶然ではなく、組織としてノウハウを確実に蓄積しているからだと言うことがわかりました。

生徒の理解が難しい分野の把握や、現地予備校の競合分析、学習管理モニタリングなど毎年データが残されて最高の教育を届けられるような土台があるんです。

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タブレットで授業を受ける生徒

私は日本側との取り次ぎや各学校を訪問して生徒の募集をかけるときには貢献できたかとは思いますが、その他の業務はローカルスタッフだけで自走できる状態であったのは非常に驚きでした。

このように裨益者に最も良いものを届けるための「学ぶ組織」の重要性やその組織が出来上がっていく課程を垣間見れたことは非常に大きな学びとなりました。

経営者の苦悩

ただ、いつも順調かというとそうではありません。

私はこの1年間CEOマヒンの家の1室を借りて住ませてもらっていたので、仕事場でも家でも時間をともにしていました。そこでわかったのは経営者は誰よりも働いて誰よりも結果を残しているけど、誰よりも悩んでいるということ

大学生からはじまったバングラデシュのプロジェクトですが、今では会社という形をとっておりもちろん30人のスタッフには給料を支払わなければなりません。

社会課題を解決すると同時にスタッフの生活の責任も背負っている経営者。そして彼自身、一児の父という家庭をもった1人の個人でもあります。

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マヒンと1歳の娘さん

そのすべての歯車を上手く組み合わせてスムーズに回すことは容易ではありません。彼が頭を抱える姿も幾度となく見てきました。

「この事業は収益性が良くないから止めようと思う」「スタッフを減らそうと思うんだけどどう思う?」「忙しすぎて家族に会えない」

このような悩みに対する相談を何度も受けました。彼の不安を私がどれだけ解消できたかはわかりませんが、周りからの期待が大きい分そのストレスも相当のもの。

もし彼が折れてしまったらこの国の人が得られるはずであった1ステップ上のサービスを受けられるのは数年先となってしまいます。

国の発展にはキーパーソンが現れるだけではなく、その人を支える環境が非常に重要になると感じた時間でしたし、結局どんな大きな仕事も根底にはこのような人間味のある瞬間があってそれを一緒に乗り越える必要があることがわかりました。

パートナーの信頼

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e-Education代表の三輪さん

ただ、彼はこの9年間このような苦悩はありましたが諦めることなくそれを乗り越えて来たんです。なぜ、続けてこれたのでしょうか?

その答えはこの1年間バングラデシュにいて以上によく理解できました。それは「ある1人からの圧倒的な信頼」があったからです。

その人こそがe-Education代表の三輪開人です。この1年、三輪さんもバングラデシュを拠点として多くの時間をこの国で過ごしていました。

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Bacbonのオリジナルタブレットが届いたときのマヒンと三輪さん

マヒンの仕事がうまく行ったときは誰よりも一緒に喜び、うまく行かなかったときは遅くまで反省会をともにし、お互い忙しいはずなのに常に連絡を取り合っています。

経営戦略を立てるときもお互いの考えている方向性はピタリと一致していて、こんなに息の合ったパートナーは見たことがないと思いました。

多くの人が国境を一歩またげば「バングラデシュ人は〇〇だから」「日本人は◯◯だから」と大枠に括って話してしまいがちなところ、個人単位の信頼をここまで強く築いている二人の姿は今後も私の心のなかに残っているでしょう。

この2人から国際協力や社会企業でもっとも大切なものを学んだ気がします。

おわりに

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1年間の滞在で、社会課題へのアプローチの仕方はもとより、人として誇れる姿を学びましたし、何よりも「国際協力は信じることで始まる」という根本的な部分に気づけたことは大きな収穫でした。

この成長著しいバングラデシュで人間味あふれる1年を送れたことは今後の人生を歩んでいく上で大きな財産となると確信しています。

そして、どのような形になるかわかりませんが、また戻って来たいと思いますし、将来もバングラデシュで出会った人たちとまた働けることを楽しみにしています。

インターン募集のお知らせ

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そして現在このバングラデシュで来年3月から渡航できるインターン生を募集しています。

まだまだ成長を続けるBacBonは日本人の協力を必要としており、1年間マヒンのもとで社会起業や国際協力、教育開発などさまざまなことを学べるチャンスとなっています。

詳細は以下のリンクからご覧ください。途上国の発展に貢献したいという強い意志をお持ちの方、ご応募お待ちしています。

インターンの募集要項を見る »

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日本から作り手に出会う旅へ!カンボジアのライフスタイルブランドSALASUSUの工房で働く人々の姿とは https://eedu.jp/blog/2018/07/21/salasusu_factory/ https://eedu.jp/blog/2018/07/21/salasusu_factory/#respond Fri, 20 Jul 2018 23:00:31 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=47563 日本を代表するNPOかものはしプロジェクトから今年4月に独立したカンボジア発のライフスタイルブランドSALASUSU(サラスースー)。 かものはし時代から続くカンボジア・シェムリアップにある工房でバッグやストール、サンダ […]

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日本を代表するNPOかものはしプロジェクトから今年4月に独立したカンボジア発のライフスタイルブランドSALASUSU(サラスースー)

かものはし時代から続くカンボジア・シェムリアップにある工房でバッグやストール、サンダルなどひとつひとつ手作りで生産されています。

その工房ではどのような光景が広がっているのか、実際に働いている人々の姿をうかがうためにカンボジアに足を運んでみました。

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カンボジアの村に根付いた工房を訪問

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SALASUSUの工房は、アンコールワットで有名なシェムリアップの市内から35km、トゥクトゥクを50分ほど走らせたところ、高い空のもと緑に囲まれた場所にありました。

暖かみのある木造の建物ですが、壁は風が通るように仕上げられており、なんとも涼しげなつくり。

工房に到着し、代表の青木さんに案内され工房の中へ。作り手の女性たちが働いている様子を見ながら青木さんからSALASUSUについてお話を伺いました。

SALASUSUが目指すものとは

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青木さんは16年前から代表の1人として「子どもが売られない世界をつくる」ために活動する認定NPO法人かものはしプロジェクトを経営され、その活動のためカンボジアに10年間滞在されていました。

そんな長期の滞在の中で子どもが売られてしまう問題とは異なる観点で青木さんの心を動かしたのがカンボジア女性の「生きる力」や「頑張る力」といった内面について。

かものはしプロジェクトの活動を通して実際に売春宿に売られる子どもは減っていったものの、農村には未だに様々な事情を抱えた人々がいる。つい数年前まで出稼ぎで家を離れなくてはならず学校に通えない子どもも目の当たりにしてきました。

そのような背景をもって育った子どもたちは「生きる力」や「頑張る力」といった点でその後苦労をして生活していく姿をみて、青木さんは教育が人生をかけて取り組みたいテーマとなったそうです。

ミッションが異なるため、かものはしプロジェクトとは独立してNPO法人SALASUSUを立ち上げることになりました。

SALASUSUのSALAはカンボジアの言語であるクメール語で「学校」、SUSUは「がんばって」という意味。教育の機会に恵まれなかった作り手女性たちにとって、SALASUSUの工房が、がんばることを学ぶ学校のような場であってほしいという願いが込められています。
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そのように思い至ったきっかけには一人の女性がいました。

彼女の名前はイアップ。SALASUSUの工房で縫製の技術を磨き、工房を卒業して、給料が4倍にもなる街にある工場の仕事を見つけることができました。

しかし、彼女は街に出てたった4日で工房に戻ってきてしまいます。

「街で住む場所が見つけられなかった」
「職場の人と馴染めなかった」

というのです。

日本であればいろいろな人の姿を見て学んだり、周りから応援してもらうことで「頑張る方法」を身につけています。

しかし、彼女との対話を通して、青木さんは「『頑張る力』は技術であり、環境によって左右される」と気づいたそうです。

そこで、彼女たちの秘める可能性を無駄にしないよう、「ライフスキルトレーニング」という教育を届けようと思ったのです。

ライフスキルとは

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ライフスキルとはSALASUSUを知る上で欠かせないポイント。自分の人生をしなやかに送るために必要な「頑張る力」のことで、SALASUSUではこのスキルを以下の6つの能力で定義しています。

  • 問題解決
  • 自己管理
  • 基礎リテラシー
  • 自信
  • 職業倫理
  • 対人関係

このようなスキルを伸ばすために60本以上のトレーニングを開発。毎日お昼すぎの1時間はトレーニングに当てているとのこと。トータルで就業時間のうち20%の時間はライフトレーニングに当てています。

具体的には、例えばビンゴゲームがトレーニングに取り入れられています。
職場の人の名前と性格が掛け合わされたビンゴを通して、技術以外でも人の良さにも気づけるようなトレーニングをしています。

また、この工房には基本的に2年間しか在籍できず、その2年間でものづくりを通して人と関係を築き、自分を律し、問題解決する力やその基盤となる自信や知識などのライフスキルを学ぶようにプログラムが作られているのです。

そして、このライフスキルは5段階で成績をつけており、作り手女性一人ひとりの成長を可視化しています。すぐには成長は現れないものの、5ヶ月ほどトレーニングを受けていると、成長が感じられるようになってくるそう。

そのロールモデルが実は先程のイアップさん。

トレーニングを受けているうちに、彼女自身が

「次は自分がライフスキルトレーナーになりたい」

という夢を持ち始めたというのです。

SALASUSUのライフスキルトレーニングは着実に現地の人々に根付いていました。

SALASUSUでは世界のどこでもライフスキルを享受できるように、イアップさんのように教育を受け、トレーナーを目指す人が増えるようにトレーニングに引き続き取り組んで行きます。

工房内見学

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染色されたいぐさを織る工程

青木さんからSALASUSUについてお話を伺った後は、実際に工房の中を順番に見学。

工房内では、材料のいぐさを選別する人、その選別したいぐさを染色する人、またいぐさを織る作業や、裁断する人、ミシンで仕上げる人など、様々な役割が分担されている様子がうかがえました。

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20人ほどいるミシンの作業に当たる人たちは商品やブランドごとに少数のチームで仕事に取り掛かっているそう。

そのようなチームでの仕事も対人関係やコミュニケーションの方法を学ぶひとつとなるのでしょう。

新しく仲間となる10人の新入生

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新しくSALASUSUの一員となる女性たち

また、私の訪れた日はタイミングよく1年に1回の新入生の入学式の日。新たに10代の女性たち10人がSALASUSUの仲間となりました。

入学式では代表の青木さんからのお話や先輩となる作り手女性からのお話を新入生に送り、最後はダンス付きの校歌を歌ってSALASUSUの工房の一体感を垣間見ることができました。

ここでの2年間を通してこの10人の女性がどのように成長していくのか楽しみですね。

作り手と買い手の出会い

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実際に私のバッグを作った女性からサインをいただきました!

そして、今回の訪問で楽しみにしていたことのひとつが、作り手と会うこと。

SALASUSUの商品には、生産に当たった作り手の名前がスタンプで示されています。私はカンボジアに行く前にSALASUSUのクラッチバッグを購入しており、そこにも3人の名前のスタンプが押されていました。

青木さんが実際に私の購入したバッグを作ったメンバーを呼んでくださり、対面。少々照れくさそうにしながらも優しい笑顔で迎えてくれました。

そして、実際に工房に来てくれた証にと、3人のサインをいただくことに。

作り手と出会うことで買った商品に思いが込められたようで、ただの商品ではなくプレゼントをもらったような感覚に。他のどんな商品よりも大切に使いたい、またカンボジアを離れても彼女たちを応援したいという気持ちが湧いてきました。

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今回、買い手である私と作り手をつないでくれたのはこちらの航空券を模したSALASUSUの工房行きチケット。日本でSALASUSUの商品を購入したときにいただくことができました。

チケットを手にしたときに新しい世界に飛び込むような、わくわくする気持ちが湧いてくるのは私だけではないはず。商品と共にこのチケットを手にしたときには工房を訪れようと感じていました。

ただ、実はSALASUSUの工房はこのチケットが無くても有料で見学することも可能です。現在は年間2000〜3000人程度の方が工房を訪れているそう。修学旅行など団体の方も多いようで、高校生が同年代の作り手の女性の姿を見ることで強い印象をもって帰る方も多いようです。

ぜひ、この工房を訪れるためにカンボジアに行かれるのはいかがでしょう?

工房訪問ツアーに申し込む »

ポップアップショップ実施

そして、せっかくなら商品をもって工房に行くのはいかがでしょう?自分たちが作ったバッグやサンダルなど使ってくれていたら作り手の方々も嬉しいですよね。

カンボジアに行く前に商品を見てみたい!という方は今月7月18日〜31日まで小田急百貨新宿店にてポップアップショップが実施されているのでぜひ足を運んでみてください。先着で特典もあるみたいです!

開催概要
期間:7月18日(水)〜31日(火)
営業時間:月〜土 10時〜20時半
     日 10時〜20時
場所:小田急百貨新宿店 本館2階 サンドリーズ・アレー

普段は目にすることのできない作り手の方々の姿、商品への思い入れを変えてくれること間違いなしです。ぜひSALASUSUの商品から、「作り手に会いに行く旅」に出てみてください。

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団体情報

WEB: https://salasusu.com/ja/
Instagram: @salasusu
Facebook: https://www.facebook.com/salasusufromcambodia/

SALASUSUのホームページへ »

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インドネシアの合格までの軌跡に密着!受験直前に見た合格者の素顔とは https://eedu.jp/blog/2016/07/01/indonesia_moonshot_matsubara/ https://eedu.jp/blog/2016/07/01/indonesia_moonshot_matsubara/#respond Fri, 01 Jul 2016 11:09:22 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=41552 いつもトジョウエンジンをお読み頂きありがとうございます。昨年の2月~9月の間、インドネシアプロジェクトを担当しました、早稲田大学3年の松原信英と申します。 現在、e-Educaitonでは昨年の奇跡の合格ストーリーを多く […]

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図1

いつもトジョウエンジンをお読み頂きありがとうございます。昨年の2月~9月の間、インドネシアプロジェクトを担当しました、早稲田大学3年の松原信英と申します。

現在、e-Educaitonでは昨年の奇跡の合格ストーリーを多くの方々へ届けるべくクラウドファンディングMoonshotに挑戦しています。この挑戦の背景を皆様にお伝えするために、歴代インドネシア担当の島田、坂井とともに全三回にわたり記事を投稿することになりましたが、今回で最後となります。

この回では、昨年の大学受験直前期から合格発表までのお話を中心にさせていただければと思います。

クラウドファンディングで応援する »

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2年目のリベンジ

空港

左から坂井、松原、大石

e-Educationのインドネシアプロジェクトが始まったのは2013年。前回の記事を執筆した坂井がデポックのマスターで希望を見出したところから始まり、2代目の尾崎が授業を作成し、2014年に3代目の大石が授業を届けました。

そして2014年6月、e-Educaitonではインドネシア初の大学受験に挑みます。結果は第一志望にしていた最高峰インドネシア大学には届かなかったものの、2番目の目標にしていたUNJ(ジャカルタ州立大学)に合格者が出たことで手応えをつかみます。

2014年の後半からはさらに成果を広めるべく、活動地域を拡大。日本人がなかなかいくことのない、スンバ島という島にも映像授業を届けます。前任の大石が島に住み込みで地域の方々との信頼を築き上げた結果、多くの高校の先生方、さらには島の教育局まで協力してくれることになりました。

この前任者たちが築いてくれた土台のもと、2015年2月に渡航した僕に託されたのは前年果たすことのできなかったインドネシア大学合格者輩出。先輩たちの果たせなかった目標を引き継ぐことで妙なプレッシャーがのしかかりますが、渡航した時点で6月の大学受験まで残り4ヶ月を切っており、駆け抜けるしかありません。2年目のリベンジに挑みます。

マスター・スンバ合同合宿開催

図2
この目標を達成するのに僕が主に取り組んだのが受験直前期の合宿です。インドネシアは大学受験は例年おおよそ6月から始まるのですが、高校は4月に卒業します。そのため、インドネシア大学受験者の多くは5月の1ヶ月間、30万~90万円といった高いお金をかけて塾にこもります。

これに対抗すべくe-Educationでも合宿を実施することにしました。マスターから5人、スンバ島から5人選抜して計10人がデポックで泊まりこみで受験直前期の追い込みをします。

この合宿の選抜メンバーの中に、昨年の合格者であるドドとシンティアがいます。ドドは高校に通えていない時期があったため、実は当時21歳。20歳の僕よりも年上でした。17歳や18歳といった他の生徒より大人びた雰囲気があり、お兄さん的な存在となっていました。

彼は仕事をしなくてはならないため参加できない日もありましたが、誰よりも早く起きて朝のお祈り(ムスリムのため朝5時頃最初のお祈りをする)を終えたあと勉強したり、休憩時間にはギターを演奏してみんなと歌ったり、おもしろおかしい話をして勉強で疲れた場をなごませてくれたりしました。

ときにはタバコを吸いながらクールに将来について語ってくれたり、支援に来たはずなのに僕のほうが教わることが多かったかもしれません。

さらに、もう一人の合格者シンティアは実は浪人生。インドネシア担当2代目の尾崎、3代目の大石が活動した2014年の大学受験に挑戦しましたが、その時は合格を勝ち取ることはできず。しかし、諦めずにもう一年続けた結果、目標のインドネシア大学の合格をつかみました。自分を信じて諦めないことで結果は実るということを教えてくれます。

このように、自分のいま、それから将来について真剣に向き合う彼らはみごとに目標である国内最高峰のインドネシア大学に合格しました。

奇跡の合格

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e-Educationではいままで、各国、受験までのストーリーはお伝えすることは多かったと思いますが、合格後の生徒のストーリーをお伝えできる機会がありませんでした。

昨年のドド・シンティアの合格からちょうど1年が経ち、目標としていた大学で学んでいます。この大学での期間を経て、より夢が具体的に見えてきた今、彼らに再びフォーカスをしてみたいと思います。

彼らの生い立ちから、大学受験への挑戦、そして将来の夢に向けた一本のストーリーをドキュメンタリーとして作成して皆様にも届けたい。僕も去年、半年間彼らと過ごした中で、とても勇気や感動をもらいました。この気持ちをぜひより多くの方に感じていただきたいです。

今年の秋にその2人を日本に招待してドキュメンタリー映像の上映会を開こうと企画しています。そのために7月10日までMoonshotでクラウドファンディングで資金を集めています。ぜひご支援ご協力よろしくお願いします!

クラウドファンディングで応援する »

イベント案内

クラウドファンディングの期間が残り10日を切りましたが、皆様によりインドネシアのことを知っていただくために7月3日にインドネシアの昨年の合格者とSkypeで話すイベントを行います。ご興味あるかたはぜひご参加ください。

日時

2016年7月3日(日)
17時00分〜19時00分(16時45分開場)
※18時00分頃からスカイプ交流会を開始いたします。

場所

神楽坂アインスタワー24Fオーナーズサロン
(東京都新宿区神楽坂5-20-5)

※最寄駅:東京メトロ東西線「神楽坂」駅 徒歩5分, JR・東京メトロ各線「飯田橋」駅 徒歩7~10分, 都営大江戸線「牛込神楽坂」駅 徒歩3分

定員・参加費

・50名
・500円
※当日会場にてお支払いください。
※参加費はクラウドファンディングの支援に充てさせていただきます。

イベントに参加する »

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美味しい笑顔が世界を好きになる直行便!LunchTrip インドネシア便~わ!しながわプロジェクト~ イベントレポート https://eedu.jp/blog/2016/02/02/lunchtrip_indonesia_report/ https://eedu.jp/blog/2016/02/02/lunchtrip_indonesia_report/#respond Tue, 02 Feb 2016 04:28:29 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=40695 photo via LunchTrip インドネシアと聞いてみなさんはどんなことが思い浮かびますか?勢い良く発展する首都ジャカルタでしょうか?もしくはリゾート地として有名なバリ島でしょうか? 今回は“美味しい笑顔が世界を […]

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photo via LunchTrip

インドネシアと聞いてみなさんはどんなことが思い浮かびますか?勢い良く発展する首都ジャカルタでしょうか?もしくはリゾート地として有名なバリ島でしょうか?

今回は“美味しい笑顔が世界を好きになる直行便”であるLunchTripe-Educationインドネシア担当の二人が活動地であるデポック、それからスンバ島をメインに、1月30日インドネシアご案内してきたのでイベントのご報告をさせて頂きます!

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LunchTripとは

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LunchTripとは「食と旅を通して、知らなかった世界を楽しく学び、自分のこととして考える体験を提供」することをミッションにかかげ、ガイド(登壇者)のトークやワークショップ、その国の食事などを通して日本にいながらまるで海外旅行に行っているかのような気分を味わえるイベントです。以前、トジョウエンジンでミャンマー便についてもご紹介しました。

イベント概要

ペランギ

photo via Pelangi Cafe

今回、イベントが開催されたのは目黒駅から徒歩10分ほどのところにあるバリ料理店Pelangi Cafe(ペランギカフェ)

すぐ近くにインドネシア大使館があるということもあり、インドネシアにゆかりのある方々がよく来店するらしいのですが、本場の人たちも納得するおいしさ!参加者の皆さんの満足度も高く、僕も懐かしくなりついついたくさんたべてしまいました。

一方コンテンツはというと、LunchTripのクルーの方々がまずインドネシア全体についてのお話をされてから世界遺産であるボロブドゥール遺跡プランバナン寺院群についての紹介。クルーの方で世界遺産をライトアップし、昼も夜も観光地を彩る素敵なお仕事をされている方がいらっしゃって現地の動画を見せていただきながらお話されました。

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デポックにあるインドネシア大学キャンパス

その後、ガイドのプレゼンに。クルーの方々にインドネシアの有名どころは紹介していただいたので、僕たちは普段観光しない場所や住んでみないとわからないことを中心に紹介しました。

首都ジャカルタ近辺では他国同様、日本のマンガやアニメが人気で、大学で人気アニメをもとに忍術を学んでいたり、日本から渡った電車が走っているため「渋谷」行きや「上野」行きの電車が違和感もなく走っていたりします。

また、スンバ島では豊作を祈るお祭りであるパソーラや透明感のある綺麗な海など紹介しました!スンバ島では犬を食する文化もあるのですがそういった面で日本とは異なる文化に驚かれるかたもいました。

図1

装飾した馬にまたがり棒を投げ合うお祭りパソーラ

イベント後半では、JKT48の仲川遥香さんがレギュラーをつとめるインドネシアのテレビ番組「THE ICHIBAN」にちなんで、参加者のみなさんで世界に誇れる日本のイチバンをみつけるワークショップを実施。人力車や書道など日本ならではのものを発信したいというアイデアが出てきました!

品川区と協力

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photo via 品川区HP

また、今回のイベントは品川区のシティプロモーション活動「わ!しながわ」プロジェクトのもと実施されました。

品川区の方や、ケーブルテレビ品川の方々が取材にきていましたが、品川区にはたくさんの大使館があり、様々な国にゆかりがあるので今回のような料理屋さん等から世界のことをもっともっと伝えていきたいですね!

2月末にはLuchTripペルー便も開催されるようなので関心のあるかたはぜひ足を運んでみてはいかがでしょう。

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参加者のみなさん、クルー、ガイドで記念写真

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『あなたの1杯』で、世界の果てまで最高の授業を届けよう!LanCul×e-Educaiton@自由が丘イベントレポート https://eedu.jp/blog/2015/11/30/lancul_eedu_charity_hour/ https://eedu.jp/blog/2015/11/30/lancul_eedu_charity_hour/#respond Mon, 30 Nov 2015 14:10:49 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=40143 トジョウエンジンの運営団体であり、途上国で教育支援を行うNPO法人e-Education。 私たちはこれまで活動報告会を定期的に開き、みなさんと交流する機会をつくってきましたが、当団体初となる料理やお酒なども交えてカジュ […]

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トジョウエンジンの運営団体であり、途上国で教育支援を行うNPO法人e-Education

私たちはこれまで活動報告会を定期的に開き、みなさんと交流する機会をつくってきましたが、当団体初となる料理やお酒なども交えてカジュアルに交流できるコラボレーション企画、題して『あなたの1杯』で、世界の果てまで最高の授業を届けよう! e-Educationチャリティーアワーを11月23日に開催しました。

今回の記事では、イベントの様子をお伝えします!

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あなたの一杯が寄付に

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従来の報告会は、e-Educationのメンバーのプレゼンを聞いていただくという形式がメインでしたが、今回のイベントは英会話バー&カフェ「LanCul」の自由が丘店さんとコラボをして、お酒を飲みながらフランクに交流するスタイルのイベントに。

今回のイベントではパワーポイントなどを使うことなく、言葉のみを介して参加者のみなさんにe-Educationのことを知っていただく機会となりました!

そして、この日イベントを楽しみながら注文をしていただいたドリンクは、その代金のうち100円がe-Educaitonへの寄付へとなります。楽しくお酒を飲むことで、海外の子供たちの教育問題改善に貢献できるという仕組みです。

2団体コラボの良さ

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しかし、ただお酒を飲んでいるだけではありません。実際に途上国の現場で活動をしているネパール担当職員や私たちインドネシア担当やラオス担当の学生メンバーが現地の情報をお届けしました。また、クイズを通してそれぞれの国のことや活動のこと、またLanCulオーナーの阪野さんの起業秘話を知って頂きました!

今回はLanCulとe-Educaitonの2団体がコラボして開催しましたが、異なる業種の団体が協働することで今まで関心のなかった方々に両団体のことを知っていただくことができ、e-Educationの立場からはより良い教育環境を海外の子どもたちに届けるチャンスを広げることができるようになります。

予想以上に多くの方に参加していただき好評なため、今後も定期的にこのようなスタイルのイベントを開催していきたいと思いますので、今後も応援よろしくお願いします!

最後になりますが、ご協力いただいた参加いただいた皆さん、そして英会話バー&カフェ「LanCul」の皆さん、本当にありがとうございました。

「LanCul」のことをもっと知りたいという方は、ぜひWEBサイトをチェックしてみてください!

「LanCul」のWEBサイトを見る »

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シンガポール間近の隠れたリゾート地!星という名をもつ美しきインドネシアの島「ビンタン島」 https://eedu.jp/blog/2015/11/24/bintan_island_indonesia/ https://eedu.jp/blog/2015/11/24/bintan_island_indonesia/#respond Mon, 23 Nov 2015 23:18:43 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=40040 インドネシアといったらどんな観光地をみなさんは思い浮かべるでしょうか? ジョグジャカルタにあるボロブドゥール寺院でしょうか?はたまた成田や羽田から直行便もでているリゾート地バリ島でしょうか? 本日はそんな有名どころにも負 […]

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インドネシアといったらどんな観光地をみなさんは思い浮かべるでしょうか?

ジョグジャカルタにあるボロブドゥール寺院でしょうか?はたまた成田や羽田から直行便もでているリゾート地バリ島でしょうか?

本日はそんな有名どころにも負けない観光地「ビンタン島」をご紹介します!

シンガポールからフェリーで1時間

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ビンタン島はインドネシアの島といってもマラッカ海峡付近に位置するのでシンガポールから移動するのが近く、フェリーで1時間程かけて到着。

観光客用にリゾート開発されており、きれいなスパやゴルフ場、また美しいビーチももちろん堪能できます!

ビンタンとはインドネシア語で星を意味しており、その名前にふさわしい景色がみなさんを歓迎してくれます。

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その他のアクティビティとしてボートでマングローブ林を探索したり、ゾウにのることもできます。ホテルやアクティビティの予約はBintang Resortsからできますので関心のある方は合わせてご覧ください。

インドネシアの他の地域やシンガポールへアクセスが良いので他の観光地とあわせて楽しむのはいかがでしょうか。

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イスラムの聖地メッカにも引けをとらない!東南アジア最大の礼拝堂「イスティクラル・モスク」 https://eedu.jp/blog/2015/11/05/istiqlal_mosque_indonesia/ https://eedu.jp/blog/2015/11/05/istiqlal_mosque_indonesia/#comments Thu, 05 Nov 2015 10:44:51 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=39699 イスラム教の特徴と言えば1日5回のお祈り。みなさんは、その礼拝をするモスクを訪れたことはあるでしょうか? 今回は、インドネシアにある東南アジア最大のイスラム教礼拝堂「イスティクラル・モスク」をご紹介します。 SPONSE […]

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イスラム教の特徴と言えば1日5回のお祈り。みなさんは、その礼拝をするモスクを訪れたことはあるでしょうか?

今回は、インドネシアにある東南アジア最大のイスラム教礼拝堂「イスティクラル・モスク」をご紹介します。

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世界最多のイスラム人口を有するインドネシア

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イスラム教と聞くと、聖地メッカの位置する中東をイメージする方が多いかと思いますが、なんと世界でもっとも多くのイスラム教徒がいるのは東南アジアのインドネシアです。インドネシアは人口約2億5000万人のうち、約9割がイスラム教徒となっています。

そんな、インドネシアの首都ジャカルタには東南アジア最大のモスク「イスティクラル・モスク」があります。このモスクは1978年に初代大統領スカルノによって建てられ、12万人もの人を収容することが可能です。

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1階には赤いカーペットが敷かれていて、お祈りをするフロアとなっていています。イスラム教徒でないとこのフロアには入れませんが、そうでない観光客の方でも2階以上のバルコニーからお祈りの様子や建物の作り等、見学することができます。

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普段はちらほらとしか参拝者がおらず空いていて、寝ている人すら見ることができるのですが、毎週金曜日には合同礼拝が行われるため、数えきれない程の人でモスクがうめつくされます。日本ではなかなか目にすることができない様子から、荘厳な雰囲気を味わえるのではないでしょうか。

身近に感じられる多様性

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また、モスクを出て正面を見ると、道をわたった先にカトリックの教会があります。他の宗教の建築物が向かい合って建てられているところに、多様な人々の生活を抱擁するインドネシアの良さも感じられることっでしょう。

もしインドネシアの首都ジャカルタに行く機会があれば、ぜひ「イスティクラル・モスク」を訪ねてみてください。

[Porter Yates]

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【目標達成】ファッション業界の裏側を伝えたい!バングラデシュの生産現場のリアルを描いたドキュメンタリー映画『ザ・トゥルー・コスト』 https://eedu.jp/blog/2015/10/19/the_true_cost/ https://eedu.jp/blog/2015/10/19/the_true_cost/#respond Mon, 19 Oct 2015 09:20:10 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=39788 現在、私たちが普段着ている洋服の多くは東南アジアで生産されています。しかし、2013年バングラデシュの首都ダッカ近郊で、衣類生産工場が倒壊したニュースをみなさんは覚えているでしょうか? 本日は日本の非営利映画配給会社ユナ […]

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現在、私たちが普段着ている洋服の多くは東南アジアで生産されています。しかし、2013年バングラデシュの首都ダッカ近郊で、衣類生産工場が倒壊したニュースをみなさんは覚えているでしょうか?

本日は日本の非営利映画配給会社ユナイテッドピープルがその事故を題材にしたドキュメンタリー映画『ザ・トゥルー・コスト』を日本で公開するためにクラウドファンディングに挑戦しているのでご紹介します!

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知られざるファッション業界の裏側

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ユナイテッドピープルは社会問題に焦点を当てた全世界の映画を日本で今までも配給してきましたが、今回フォーカスするのはインドやバングラデシュを主の生産地とするファッション業界。

近年、ファストファッションが流行し、私たちは安く服を手に入れられるようになってきました。しかし、その服を安く生産するために、生産現場では労働者の方々が劣悪な環境で働いています。

加えて、現代は大量消費社会となり、多くのものを買っては捨てるというサイクルを繰り返しています。その社会的背景の影響もあり、労働者はより一層その悪い環境のなか働かなくてはならなくなっているのです。

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『ザ・トゥルー・コスト』では「私たちの着ている服はどのように作られているのか?どこから来ているか?誰が作っているか?」ということを伝えています。日本でも、エシカルやフェアトレードいった考え方をもとに衣類を見直すきっかけになることを願ってこの映画が配給される予定です。

今回のクラウドファンディングでは、この映画を日本で配給するにあたり字幕制作費や広報にかかる費用を獲得するために挑戦しています!より多くの人に生産現場を知ってもらうために応援してみませんか?

以下から『ザ・トゥルー・コスト』の予告編をご覧になれます。

クラウドファンディングで応援する »

[MotionGallery]

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【7/31〆切】インドネシアで教育革命に挑戦!最高の授業を届け続ける仲間を探しています!【人財募集】 https://eedu.jp/blog/2015/06/29/eedu-indonesia-wanted-2015/ https://eedu.jp/blog/2015/06/29/eedu-indonesia-wanted-2015/#comments Mon, 29 Jun 2015 12:19:11 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=38716 みなさん、こんにちは!現在e-Educationインドネシアプロジェクトを担当しております、早稲田大学2年の松原信英です。 今年も早いもので半分が過ぎようとしています。大学生の皆さんは新たな学年にも慣れ、1か月後には夏休 […]

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みなさん、こんにちは!現在e-Educationインドネシアプロジェクトを担当しております、早稲田大学2年の松原信英です。

今年も早いもので半分が過ぎようとしています。大学生の皆さんは新たな学年にも慣れ、1か月後には夏休みが控えているという人も多いのではないでしょうか?

挑戦の夏。夏休みから新しい挑戦を始めたいという大学生の皆さんにe-Educationからお知らせがあります!

インドネシアで共に教育革命に挑戦する仲間を募集!

インドネシアの高校生のために、1年間の大学生活をかけてみませんか?

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インドネシアプロジェクトとは?

それでは、まず募集にあたり、インドネシアプロジェクトがどのようなものなのかご紹介します。

現在インドネシアでは2つのプロジェクトを行っています。

  1. マスタープロジェクト
  2. スンバ島プロジェクト

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一つ目のマスタープロジェクトでは、首都ジャカルタ近くにある「マスター」と呼ばれる学校で行うプロジェクトです。

マスターとはストリートチルドレンや経済的な問題で普通の学校に通うことのできない生徒が通う学校です。ですが学校と言っても、先生はボランティアでありカリキュラムのしっかりと組まれていないため質の高い教育を提供することができていません。

しかし、その中からも自分の将来のために勉強をして大学に行きたいと思う生徒がいます。そういった生徒の夢をかなえるために映像授業を届けています!

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二つ目のスンバ島プロジェクトでは、ジャカルタからバリ島で飛行機を乗り継いでいくスンバ島という島で、島の教育局と進めているプロジェクトです。

スンバ島には大学受験のための塾もありませんし、参考書すら売っていません。大学を受験したいと高校生が思っても、受験の情報・ノウハウがない環境から挑戦しなくてはなりません。

しかし、生徒の将来のため、スンバ島の将来のために教育局の職員の方々、高校の先生方がそのような環境を改善しようと奮闘しています。私たちもそのような環境に変化をもたらすべく活動しています!

最高の授業を最果てまでとどけるために

私たちはインドネシアの東大であるインドネシア大学の近くに滞在し、インドネシア大学の学生や予備校の講師の方々とともに映像授業を撮影しマスターとスンバに届けています。

ただし、現在授業を届けることはできていますがこのプロジェクトを継続的に行うことのできる仕組みを作ることができていません。そこでみなさんとは最高の授業を最果てまで届け続けるためにこの仕組みをつくっていければと思います!

私たちと一緒に、ぜひインドネシアで挑戦しませんか?

募集要項

業務概要

  • 職種:インドネシアプロジェクトリーダー
  • 対象:大学生
  • 活動場所:インドネシア(ジャカルタ・スンバ島)
  • 活動期間:2015年8月下旬から1年間(要相談※休学を原則とします)
  • 採用人数:1名

求める人物像

《必須》

  • e-Educationの理念や活動に共感していただける方
  • 短期的ではなく、長期的にプロジェクトに関わりたいという方
  • パートナーたちと信頼関係を築くための会話(英語)力がある方
  • 約束を大切にし、一つ一つ確実にやり遂げることができる方
  • 想いと責任を持って最後まで諦めない方

《以下の方は優遇》

  • インドネシア語が話せる方(日常会話レベルで可)
  • インドネシアに行ったことがある方

待遇

  • 渡航費、滞在費、謝金などをお渡しすることは出来ません
  • プロジェクトに係る撮影費や運営費は団体から支出します

募集期間

6月29日(土)〜7月31日(日)23:59まで

応募方法

以上の募集要項を確認いただき、ぜひ参加したいと決意して下さった方は、件名を下記のようにご記入の上、info[at]eedu.jpまでご連絡をお願い致します。
※[at]は@に変換して下さい。
件名:【インドネシアプロジェクト担当募集への応募】[所属大学と学年・名前(フルネーム)]

応募後の流れ

上記メールアドレスへ応募

弊団体からお返事と共に、一次選考課題となる課題文書を送付

選考課題を提出(7月下旬まで)

担当者と面接(2回:8月上旬まで)

8月上旬~8月中旬に合否通知

8月中旬〜8月下旬まで国内研修

8月下旬〜9月上旬にインドネシアへ出発

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インドネシアで挑戦したい、より多くの人に笑顔を届けたいという方、応募お待ちしております!!

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