タンザニア | トジョウエンジン https://eedu.jp/blog 途上国のイメージを豊かにするノンストップ・デイリーマガジン Sat, 26 Nov 2016 22:08:45 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=5.6.15 【VOYAGE特集2】日本文化をアフリカに届ける!ビジョンが共感を呼ぶ、国際協力団体の新しい在り方とは――NPO法人AfriMedico代表 町井恵理さん https://eedu.jp/blog/2016/11/28/voyage2_machii/ https://eedu.jp/blog/2016/11/28/voyage2_machii/#respond Sun, 27 Nov 2016 23:00:32 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=42056 「医薬品の提供を通じて、アフリカの全ての人々へ当たり前の医療を届けたい」 「富山の置き薬」のモデルを用いて、アフリカ・タンザニアの医療の届いてない地域に、持続可能なビジネスモデルを創ることで医療課題を解決しようと取り組ん […]

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「医薬品の提供を通じて、アフリカの全ての人々へ当たり前の医療を届けたい」

「富山の置き薬」のモデルを用いて、アフリカ・タンザニアの医療の届いてない地域に、持続可能なビジネスモデルを創ることで医療課題を解決しようと取り組んでいるAfriMedico。

AfriMedicoでは国際協力への関わり方が多様化する中、全員がプロボノという形で、活動に参画しています。プロボノたちを熱くさせるAfriMedicoとは、いったいどのような団体なのでしょうか?代表の町井恵理さんに、AfriMedicoのこれまでとこれからについて伺いました。

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あの子どもを、なぜ救えなかったのか?

ーー現在、AfriMedicoの代表として、アフリカでの医療支援活動について取り組んでいらっしゃいますが、国際協力の分野で働こうと思ったきっかけについて教えてください。

最初のきっかけは大学生の時、バックパッカーとして、アジアを一通り巡っていた時のことですね。旅の道中でインドに行ったときに、たまたまマザーテレサの施設に行ってボランティアをさせていただいたのがきっかけで、それまでは短期のボランティアを何度かやっていましたが、それから長期的なボランティアをやってみようと思いました。

その後も、バックパッカーとしていろいろなところへ行く機会があったのですが、観光ではなくボランティアベースで途上国に関わるようになりましたね。それこそ、ジャマイカの薬局を訪ねてみたりとか(笑)。地元の方がどんな生活をしているのかなど人と話すことの方が好きだったこともあって、観光などではなく奥地の農村部やプランテーションなどに行くこともありました。

製薬会社で数年勤務した後、青年海外協力隊の隊員として、国際協力の分野でボランティアをすることにしました。当初は、農村地域に長期的に入り込むディープな国際協力の活動に関わりたいという気持ちもあったので、NGOで働くことも一時期は考えたこともありました。

しかし、家族がそれに大反対しそうだなと思うところもあって、JICAがサポートをしている青年海外協力隊なら行けるかも、という流れで協力隊に挑戦しました。もちろんそれでも家族は大反対でしたが(笑)

ーーニジェールでの協力隊経験を通じて、何かご自身の中で、感じたことはありましたか?

ニジェールでの経験が、AfriMedicoを立ち上げた理由にも繋がっています。ニジェールで「子どもが病気で病院に行きたい。でも、お金がないから、200円をください」と、物乞いをしてきたお母さんがいました。私は「お金をあげない」という選択をしました。

私が次にその村を訪れた時には、その子どもは亡くなっていました。

この経験が、今でも私の中に引っかかっています。この経験が、私が国際協力を続ける理由になっていると思います。お金を渡しておけば助かったのでしょうか?それは本当の解決方法なのでしょうか?

私は、一時的なサポートだけではなく、アフリカにあった問題の解決方法を作っていきたいと思うようになりました。帰国後、そうした社会課題を解決するための仕組みを作りたいと考え、グロービス経営大学院へ進学し、そこで集まった有志とAfriMedicoを創設し、今に至ります。

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理想と現実をきちんと見極める、経営の視点を忘れずに

ーー現在、スタッフが全員プロボノとして参画しているAfriMedicoですが、NPO法人としての専従職員を雇う、タンザニアに常駐の日本人スタッフを派遣する、などの活動はしないのですか?

私自身は(タンザニアに)行く気満々なんですけどね。現在、妊娠しているというのもありますし、職員を派遣する、というところにおいては難しいことがあるのは事実です。結局のところは、私がやりたいのは「誰が派遣されても、されなくても、現地の方が現地の方でこの活動を継続できる」というような自立出来る仕組みを作りたいと考えています。

なにより、活動を回していくことが重要なので、「持続可能なモデル」というところに軸を置いて行きたいです。例えば、これからタンザニアに職員を派遣することになった時に、やはり安全性については大事にしていきたいと考えています。

そういった課題をクリアにした上で活動を続けていく必要があると思っています。私たちは、「命を救う」活動をしているわけですから、そこで誰かが命を落とすことはあってはなりません。

しかし、正直、現地には職員を派遣したいという思いはありますが、まだまだ具体的な実現方法までは考えられていません。日本サイドの職員に関しても、現在安定的な資金調達にむけて試行錯誤を重ねている状態なので、有給職員を雇うことが難しいんですね。そこは、今後の資金調達の兼ね合いを見ながら決めて行きたいところではあります。

ーーできたてのNGOほど、ガッツが先行して多少のリスクを冒して活動してしまうことが多いと思うのですが、町井さんはAfriMedicoの活動を、緻密に組み立てているイメージがあります。ご自身の思考や視点を養うことについて、何か転換点などはあったのですか?

私たちのそもそもの起源や考えは、グロービス経営大学院のメンバーが集まって、研究プロジェクトの経営の視点から生まれているからかもしれないですね。理想と現実をきちんと見極め、日本のビジネスモデルを持続可能な形で国際協力に取り込む、そういったところに惹かれて、いろいろな方が入ってきたのかな、と思います。

もちろん大学院でも、色々な授業で、経営学や組織論などの勉強を重ねてきました。そういう分野については、NPOや株式会社といった法人格に関わらず、組織としての在り方について勉強しました。そうでもしなければ組織のリーダーとして引っ張ることなどできなかったと思います。どちらかというと、もともと人を引っ張っていくようなタイプでもなかったので。何かしら自分に自信を持つためにもこういった知見やスキルを身に着けてよかったなと思います。

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会社では絶対にできないような経験を

ーー町井さんから見て、メンバーの方がAfriMedicoに入る際、どんなことをモチベーションとしていると思いますか?

アフリカにつながっていきたいという方や、ソーシャルビジネスとしても関わりたいと言ってくださる方は多いですね。プロボノの特徴として、働きながらでも多様な関わり方で国際協力にコミットできるというのはなかなかない特色だと思います。さらに、今頑張ってくれているメンバーはAfriMedicoを成長させるためにこの組織に貢献したい、と言ってくれている方もいますね。

きっと、会社では絶対にできないような経験をできると思います。会社だと固定の役職に振り分けられてしまいますが、それぞれがマルチタスクをこなしながら活動しているような組織です。ちゃんとコミットしているメンバーは「個」の力もつけることができています。組織内で自分の力を活かし、プロボノとしての活動で力をつけることで、本業で出世したりしている人もいます。

団体設立当初は、AfriMedicoのビジョンに共感しているというよりも、私自身を応援してくれる方が多かったような気がしています。そういった意味で、今の時期はまさに第二創業期、といった感じですね。町井恵理の「個」も落ちてきたのではないかと思います。

最近では、「私」ではなく、「ビジョン」に共感して人も集まってきましたし、組織としてもまとまってきています。やっぱり自分一人じゃ何もできないので、いろんな人に参加してもらいたいですね。正直これからどうなっていくかは、試行錯誤している、という様な段階なんですけどね。

また、これはどうなるか分からないですが、これからはプロボノだけではなくって学生インターンの方にも、是非一緒に働いてほしいと思っています。しっかりと安全面等はクリアして、タンザニア現地でのオペレーションを回していく必要があります。支店の立ち上げから、現地の調査、厚労省とのやり取りとか。本当は私が行きたいんですけど(笑)

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日本文化をアフリカに届ける挑戦

ーークラウドファンディングへの意気込みをお聞かせください。

私たちが今回のクラウドファンディングで挑戦する、置き薬のプロジェクトには、日本人の方はとても親しみを持ってくださっている仕組みで、「信頼のモデル」とも言われています。ある種、日本文化としての性格も強くて、「日本文化をアフリカに届ける」といった意味合いも強く含んでいます。

日本発祥の置き薬というモデルが世界で役立つことに、日本人としては誇りに思いますし、これをきちんと現地にあうように改良を重ねていくため、挑戦していきたいと思います。

また、「予防は治療に勝る」というように、セルフメディケーション(自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当てすること(出典:世界保健機関(WHO))を普及させるために、私たちは「置き薬」のモデルを選びました。

今回のプロジェクトで資金調達をすることができれば、タンザニアに本格的に事業展開をしていくことができるようになります。是非、多くの方にページを見ていただき、私たちの活動について興味を持っていただきたいと思います。

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『VOYAGE PROGRAM』での挑戦

『VOYAGE PROGRAM』は、国際最大規模のクラウドファンディングサービスを手がけるREADYFORが新たにはじめた国際協力活動応援プログラムであり、AfriMedicoは第2回参加団体に選出されました。

町井さんたちはタンザニアの無医村へ薬を アフリカ版「置き薬」プロジェクトというプロジェクトの成功に向け、現在活動資金を集めています。

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応援したい方・関心のある方はぜひプロジェクページをご覧ください!

町井さんたちの活動を応援する »

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命の授業を農村の果てまで届けたい!タンザニア農村部が抱える課題に挑む一人の女性の挑戦 https://eedu.jp/blog/2015/11/08/tanzania-mobile-library/ https://eedu.jp/blog/2015/11/08/tanzania-mobile-library/#respond Sun, 08 Nov 2015 00:21:31 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=39951 アフリカ東部に位置するタンザニア。 タンザニアでは、44%の女の子が19歳までに結婚と妊娠を経験すると言われています。しかし、19歳以下の少女たちは出産時の死亡率が高く、現地では妊娠した生徒は学校を退学になることも法律で […]

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アフリカ東部に位置するタンザニア。

タンザニアでは、44%の女の子が19歳までに結婚と妊娠を経験すると言われています。しかし、19歳以下の少女たちは出産時の死亡率が高く、現地では妊娠した生徒は学校を退学になることも法律で定められています。

今回は、そんな課題に取り組む一人の女性の挑戦について紹介いたします。

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タンザニアの子どもたちが抱える課題の解決に挑む

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助産師を目指して都内の大学院に通う駒田茉莉子さん。大学時代に恩師からタンザニアの実状について聞いたことがキッカケで活動をスタートしました。

タンザニアには州に1つしか図書館がない。そのため、貧しい農村部の子どもたちは、片道3時間ほどの道のりを歩いて行かなければならず、本に触れる機会が少ない。加えて、学校では十分な性教育が行われないため、性や命に関する知識の乏しさから、小中学生で望まない妊娠をする少女たちがたくさんいる。

そこで駒田さんはこの大きな2つの課題を克服するために「命の授業を乗せた移動図書館プロジェクト」を立ち上げました。

命の授業を山のてっぺんの村まで届けたい!

この「命の授業を乗せた移動図書館プロジェクト」では、命の授業を行うスタッフと教材を乗せた移動図書館を、タンザニア農村部の学校まで届け、若年妊娠と教育隔離の2つの課題に挑みます。

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スタッフが実際に命の授業を行っている様子

タンザニアの子どもたちに命の授業を届けるため、移動図書館に500冊の本とデジタル絵本を積み、農村部に暮らす2万人の子どもたちのもとへ走り出します!

しかし、本などの教材は揃ったものの、肝心の本を届けるためのランドクルーザーの購入資金が不足。そこで現在、クラウドファンディングREADYFORを通じて、資金調達を行っています。

タンザニア農村部の課題に取り組む駒田さんの挑戦。彼女の想いをさらに知りたい方は、ぜひクラウドファンディンングのページをご覧ください!

クラウドファンディングで応援する »

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東アフリカの農業セクターへ本格進出ーー住友化学がタンザニアで新会社を設立 https://eedu.jp/blog/2014/05/31/east-africa-tanzania-new-sumitomo-chemical/ https://eedu.jp/blog/2014/05/31/east-africa-tanzania-new-sumitomo-chemical/#respond Fri, 30 May 2014 22:30:34 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=29862 Photo: EU Japan Fest 住友化学の蚊帳は、世界保健機関(WHO)から効果が長時間続くと認定され、アフリカでは知られた日本企業の一つです。 そんな中、同社が先日、タンザニアで農業化学品の研究と開発を目的に […]

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Photo: EU Japan Fest

住友化学の蚊帳は、世界保健機関(WHO)から効果が長時間続くと認定され、アフリカでは知られた日本企業の一つです。

そんな中、同社が先日、タンザニアで農業化学品の研究と開発を目的にした子会社「住友化学イーストアフリカ」を設立しました。

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中心は農薬開発

新設された子会社は、欧州の子会社との共同出資で、水稲やコーンなどの農産物を対象に研究・開発を行なうとのこと。その後、農薬をメインとして農業化学品を家庭用にも販売していく予定となっています。

住友化学は現在に至るまで、子会社を通じて年間約150億円の農薬をアフリカで販売しており、5〜7年後には倍増の300億円を目指すそうです。

こうして日本企業の強みと言われている”地道な研究”と”消費者目線でのプロダクト開発”は、今後さらに需要が高まってくることでしょう。

住友化学

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パートナーシップでユーザー拡大を目指す!タンザニアで携帯キャリアTigoがフェイスブックへのアクセスの無料化を発表 https://eedu.jp/blog/2014/05/07/facebook-tigo-free-access-tanzania/ https://eedu.jp/blog/2014/05/07/facebook-tigo-free-access-tanzania/#respond Tue, 06 May 2014 22:30:02 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=28663 Photo: 24 Tanzania 先日、フェイスブック社の「Internet.org」のトライアルがルワンダなどの途上国でスタート。 そして、今度は隣国のタンザニアで、通信会社(携帯キャリア)Tigoからのフェイスブ […]

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Photo: 24 Tanzania

先日、フェイスブック社の「Internet.org」のトライアルがルワンダなどの途上国でスタート。

そして、今度は隣国のタンザニアで、通信会社(携帯キャリア)Tigoからのフェイスブックへのアクセスが無料になることが発表されました。

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スワヒリ語にも対応!

東アフリカで、携帯キャリアを通じてのフェイスブックへの接続が無料になるのは初めてのことです。Tigoのジェネラルマネージャー、グティエレズさんはこう語っています。

Tigoユーザーの皆さん200万人が、データ料金などを気にせずにフェイスブックへアクセスすれば、世界中の12億人のユーザーとの距離を縮めることができる。

ソーシャルメディア企業が、スワヒリ語に対応したサービスを提供するのも初の試みで、これにより東・中央・南アフリカ地域(ケニア・ウガンダ・ルワンダ・コンゴ・ザンビア・モザンビークなど)の人々へアクセスが広がることが期待されます。

フェイスブックは、アフリカへのサービス展開を積極的に進めており、先日のメッセージングアプリ・WhatsAppの買収含め、世界がオンラインで繋がる日もそう遠くはないでしょう。

IT News Africa

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「10年以内にアフリカを照らす」ーークリーンエネルギーでアフリカに電気を届ける「Off Grid Electric」が7億円を調達 https://eedu.jp/blog/2014/04/01/off-grid-electric-africa-tanzania/ https://eedu.jp/blog/2014/04/01/off-grid-electric-africa-tanzania/#respond Mon, 31 Mar 2014 22:30:52 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=26924 なぜ、エジソンが電球を発明した時よりも、さらに多くの人が電気のない生活を送っているのか?そんな疑問から始まったタンザニアのベンチャー企業「Off Grid Electric」が、より多くの人に電気を届けるために、約7億円 […]

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なぜ、エジソンが電球を発明した時よりも、さらに多くの人が電気のない生活を送っているのか?そんな疑問から始まったタンザニアのベンチャー企業「Off Grid Electric」が、より多くの人に電気を届けるために、約7億円の資金調達を行いました!

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プリペイド式の支払いが可能

「世界では、15億人が電気を安定して使うことができない」

そんな事実を知ったヘルゲセンさんとオックスフォード大学で出会った2人の友人は、クリーンエネルギーを使った問題の解決を決意します。3人が挑戦の舞台として選んだのは、85%の家庭が電気にアクセスすることができない、東アフリカ・タンザニアでした。

現在Off Grid Electricは、月$5から電気を使うことがプランを提供中。タンザニアのM-Powerエナジーハブを通じて、アフリカの家庭にソーラー発電による電力を供給しています。

また、Off Grid Electricのユニークな点は、プリペイド式の支払いシステムを採用していることにもあります。これにより、それぞれの家庭はが携帯電話を通じて支払額を調整することができるのです。現在までに、タンザニアやその周辺国に住む約1万世帯がOff Gridに登録しました。

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「10年以内にアフリカを照らす」

しかし、実はアフリカに電気を届ける活動をしているのはOff Grid Electricだけではありません。ソーラーランタンを販売するd.lightや、家庭用ソーラーシステムを販売するM-KOPAなどの社会企業があります。Off Grid Electricはどのように異なっているのでしょうか?

これらのライバルとの違いについて、ヘルゲセンさんはこのように語っています。

私たちは太陽光を活用したビジネスモデルを作り上げ、”大規模なネットワーク”を使い、だれでも使用できる価格で電力を提供する唯一の企業なのです。

ヘルゲセンさん、はOff Grid Electricのビジョン、「10年以内にアフリカを照らす」を達成まで前に進み続けると話しています。

[VentureBeat]

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MOOCsの限界と未来ーータンザニア発の社会企業「Ubongo」に見る教育イノベーションのヒント https://eedu.jp/blog/2014/03/24/moocs-beat-education-service-tanzania-ubongo/ https://eedu.jp/blog/2014/03/24/moocs-beat-education-service-tanzania-ubongo/#respond Sun, 23 Mar 2014 22:30:15 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=25613 ウェブ上で無料で参加できる大規模講義(MOOCs:Massive Open Online Courses)は、日に日に市場を拡大してきています。MOOCs大手のCouseraの受講者数は526万人、再生回数は2億回を超え […]

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ウェブ上で無料で参加できる大規模講義(MOOCs:Massive Open Online Courses)は、日に日に市場を拡大してきています。MOOCs大手のCouseraの受講者数は526万人、再生回数は2億回を超えます。

しかし、アメリカやイギリスを初めとした世界のトップ大学の講義が無料で受けられても、その途上国の様々な理由から実際に生徒たちのためにならないことも多々あります。

今回は、タンザニア発の社会企業「Ubongo」の、各国専用に作られた映像教育コンテンツとMOOCsを比べてみたいと思います。

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MOOCsの限界

これまでにも、数多くの種類のあるMOOCsについてご紹介してきました。しかし、トジョウエンジンを運営するe-Educationには、”Hyper Local“というクレド(心構え・こだわり)があります。

ーーもしもバングラデシュの高校生たちに、世界最高峰の授業を見せたら?
遡ること4年前、私はバングラデシュの農村である実験をしました。
MITの物理の無料講義(ウォルター・ルーウィン先生の授業)をダウンロードして、バングラデシュの高校生たちに見せてみたのです。世界最高峰の授業を見たら、どんな反応をしてくれるのか?期待に胸が高まりました。
しかし、結果は非常に残念なものでした。
高校生たちは首をかしげ、不安そうな目でこちらも見てきます。開始5分も経たずに私はストップボタンを押しました。

MOOCsという概念は、誰でもどこでも世界最高峰の大学の授業を授業を見れる、ということです。

しかし、講義の内容は当たり前ですがノータッチ。言語が違う国ではどうすればいいのか?インターネットへのアクセスが無い場合は受けられないのか?そもそも学んでいる内容が違うのに一体何の意味があるのか?

先進国発のMOOCsはもちろん、途上国でのアクセスも増やしてきており、インド・ブラジル・中国から特に受講者が増加中とのことです。

すでに登場しているMOOCsの現地版

以前トジョウエンジンでは、授業料10万円の、ルワンダに登場した新コンセプトの格安大学「Kepler」をご紹介しました。

これは、MOOCsと実際の現場実習を混ぜ合わせた大学となっています。MOOCsの動画で授業を学びつつ、教授などと一緒にマンツーマンで学習していきます。

さらに、MOOCsだけでは修了証をもらうだけで終了しますが、Keplerの場合、その後の就職先や自己分析なども行なってくれます。

MOOCsだけで学ぶのは大変難しく、そのバックアップとしてKeplerアフリカ・ルワンダでは始まっています。まさに、その国に合わされた教育サービスと言えるでしょう。

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そして生まれたタンザニアンMOOCs「Ubongo」

タンザニアの社会企業「Ubongo」は、MOOCsや他の教育サービスプロバイダーとは少し違います。タンザニアの教育事情に特化した教育教材を映像で製作し、様々なプラットフォームからコンテンツを提供しています。

オンラインはもちろんのこと、テレビ、ラジオ、携帯など、デジタル機器さえあればUbongoのコンテンツを視聴することができます。

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分かりやすいアニメーションが入ったコンテンツ

教え方、までにも踏み込んだコンテンツ作り

教育分野でタンザニアは、情報を理解することと、単純に暗記する、という他とは違う教育問題点が浮き彫りになっています。多くの生徒たちは、理解するよりもまず暗記しているのが現状で、これには理由があります。

タンザニアの公用語は東アフリカ諸国で使われるスワヒリ語。しかし、中学校に入ると同時に授業は全て英語で行なわれます。

Ubongoのディレクター・リゴンさんはこう話します。

13歳までスワヒリ語で学んでいた生徒がいて、突然それが英語に変わる。高校卒業試験まで、4年間で英語で全ての科目をパスできるようにならなければいけない。だから、結局全てを暗記する教育文化になってしまっているんだ。おかしな話だよ。だって、生徒たちは、この理科の実験の工程と結果を全て言える、でも実際にその工程が一体何なのか、ということは理解していないんだ。

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最低レベルのタンザニアの教育

昨年、アフリカの教育水準の低さが世界に大きく報道されました。

なんと、60%のタンザニアの高校生たちが、高校卒業試験をパスできず、大学へ進めない状況に陥ったのです。

この自体に世界銀行は、欧米で爆発的に成長していたMOOCsを持ってきたのです。そして案の定、英語で教える講義に生徒たちはついていけず、また暗記していきます。

これでは以前と何にも変わりません、むしろ状況を悪化させてしまいました。国際協力が失敗に終わる一例です。「先進国での成功モデル=途上国でも成功する」という固定概念は本当に21世紀は捨てるべきでしょう。

ちなみに、タンザニアのインターネット普及率は12%なので、この取り組みも物理的に都市部のある一定の地域でしか行なうことができませんでした。

アフリカンMOOCs「Ubongo」

Ubongoはまず、基本に返りました。2014年1月、チームはBunga Bongoという子供用アニメをテレビで放映。土曜日の午前9時に流し、うまく子供がアニメを見る時間に設定しました。

同国のテレビ普及率は80%程度ですが、家庭では30%となっています。しかしタンザニアでは、テレビはコミュニティ活動の一環として捉えられています。

地方の町に行くと、スーパーやショップの前にテレビに群がる人々をよく見かけます。戦後の日本に少し似ていますね。

リゴンさんは言います。

僕は、ボートで9時間かかる都市部からとても離れた地域に行った。そこで自分たちが作ったアニメを初めて見せようと思ったんだけど、家庭でテレビを見ている人たちは全くいなかった。人々が集まって、一つのテレビを外で見ていたんだ。

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国中に広める

Ubongoは、映像の著作権をフリーライツにし、どの放送会社・学校が自由にコンテンツを使える仕組みとなっています。テレビで放映された4時間後、その日に流された映像はDVDになります。

MOOCsは、CourseraやUdacityなど、運営元のプラットフォームでしか基本的に学べません。リゴンさんはこの点についてこう語っています。

DVDにすることで、誰でも簡単にコピーすることができ、これが簡単に国中に拡散されていくんだ。僕たちは、営利でない限り使いたい人が使えばいい、という考えを持っている。

現在はタンザニアの教育省とも協働しており、より多くの子供たちにコンテンツを届ける方法を模索しています。

とにかくローカル使用

子供用コンテンツが現在は多いUbongo。中身にも一層こだわっています。

例えば、一つ算数の授業で例を使うにしても、アニメ風の猿とバナナを使い、足し算引き算などを教えます。その一方で、西洋からのMOOCsを生徒たちに見せると、「何でタイヤを食べてるの?」と。

本当はドーナツなのですが、これもタンザニアの子供たちは見た事もありません。ここでも現地人が理解できる工夫がなされているのが見てとれます。

“テクノロジー×教育”は今後さらに盛り上がりをみせる分野です。しかし、途上国で必ずしも同じモデルが成功するとは限りません。

「アフリカは国では無い」

54ヵ国、それぞれの伝統や教育文化が浸透しており、持続的に教育水準をあげるためには、まず現地の教育問題を知り、それに適切な解決策を練ることが必要になってくると思われます。

Ubongoがタンザニアの教育業界を救い、同様のモデルが途上国でイノベーションを起こすことに期待します!

Ubongo / Ubongo Kids / Motherboard / Kickstarter

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リサイクルを通じた雇用創出を! タンザニアの車を製造するスモールビジネス「GalimotoCar」 https://eedu.jp/blog/2014/02/27/galimotocar-recycled-vehicle/ https://eedu.jp/blog/2014/02/27/galimotocar-recycled-vehicle/#respond Wed, 26 Feb 2014 23:00:47 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=24391 キリマンジャロやサンゴ礁とマングローブなど絶景も多いアフリカのタンザニア。 以前、「タンザニアの環境保全活動! 発展途上国と自然保護団体との協同プロジェクトを紹介」という記事でも紹介したことがありますが、意外と環境に対す […]

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キリマンジャロサンゴ礁とマングローブなど絶景も多いアフリカのタンザニア。

以前、「タンザニアの環境保全活動! 発展途上国と自然保護団体との協同プロジェクトを紹介」という記事でも紹介したことがありますが、意外と環境に対する取り組みも行っているのです。

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ミッションは”雇用創出”と生活の質向上

不要になったものやリサイクル材を利活用して車をつくるのが同国で生まれたスモールビジネス「GalimotoCar」 。

ミッションは雇用創出と地方における生活の質を上げること。車自体は写真の通りミニマムすぎるデザインですが、製造過程のリサイクルをビジネス化したり、車を使っての運搬など活用法はたくさんあります。

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まだまだ情報は少ないですが、フェイスブックページでの情報発信やクラウドファンディングの活用など、様々な取り組みを行っています。

トジョウエンジンでは途上国や新興国における環境交通のアイデアも多く発信しているので、ぜひご覧になってみてください。

[GalimotoCar]

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【絶景Q】No.103 アフリカ大陸で最も高い場所と言えばここ!タンザニアの「キリマンジャロ」 https://eedu.jp/blog/2013/08/23/zekkei_q103/ https://eedu.jp/blog/2013/08/23/zekkei_q103/#respond Thu, 22 Aug 2013 23:30:08 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=14760 赤道でも雪を見ることができることを知っていますか? アフリカ・タンザニアにある「キリマンジャロ」は赤道付近にありながら、1年中頂上に雪を積もらせています。 それもそのはず。標高は5,895mと、富士山よりも遥かに高い場所 […]

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赤道でも雪を見ることができることを知っていますか?

アフリカ・タンザニアにある「キリマンジャロ」は赤道付近にありながら、1年中頂上に雪を積もらせています。

それもそのはず。標高は5,895mと、富士山よりも遥かに高い場所にあるのです。そんなアフリカ最高峰の絶景をご紹介しましょう。

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ヘミングウェイも絶賛したアフリカの天辺

キリマンジャロはケニアとタンザニアの国境にあります。ケニア側からも美しい山の輪郭を眺めることはできますが、登山をする入口はタンザニアにしかありません。

そのためアフリカ最高峰を目指す登山家や観光客たちは、タンザニアに集まります。首都ダルエスサラームから500kmの距離があり、登山口までたどり着くに約1日かかりますが、この道もまた絶景。

キリマンジャロに続く道では、アフリカの大自然を肌で感じることができ、時間に余裕があれば、道中サファリを楽しむこともできます。雪山をバックにアフリカ象を眺めることができる場所はここしかありません。

さて、登山家に人気のキリマンジャロですが、セブンサミット(七大陸最高峰)の中で最も登り易い山としても有名です。登山シーズンも比較的長く、3~5月の雨季を除けば、ほぼ1年中登ることができます。

そのため、世界中から多くの人がこの地を訪ね、キリマンジャロとアフリカの大自然に心を奪われ、アメリカの有名な小説家ヘミングウェイもこの山の虜になりました。

現地の言葉で「白く輝く山」を意味するキリマンジャロ。山頂には1年中雪が積もっており、ここからアフリカのカラフルな大地を眺める瞬間を想像するだけで心が震えてきます。

山が好きな方、アフリカの動物が好きな方、全ての人が楽しむことができるタンザニアの絶景スポットの紹介でした。

(photo credit: merlune via photopin cc)

次回の絶景Q〜ここはどこでしょう?〜

この「絶景Q」のコーナーでは、毎回途上国の素敵な景色をクイズ形式で紹介していきます。

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第104問は、こちらの写真。サボテンのような巨大な塔は一体何でしょう?この絶景スポットは次の記事で紹介します。どうぞお楽しみに!

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タンザニアの環境保全活動! 発展途上国と自然保護団体との協同プロジェクトを紹介 https://eedu.jp/blog/2013/07/22/linking-conservation-and-development-to-save-africas-largest-lake/ https://eedu.jp/blog/2013/07/22/linking-conservation-and-development-to-save-africas-largest-lake/#respond Sun, 21 Jul 2013 23:10:32 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=12394 地球の17%もの淡水を保持しているタンザニアにあるタンガニーア湖。その湖沿岸では、製造業と農業が拡大し、水界生態系へのダメージが進んでいます。 そこで今、現地の自然管理委員会が、発展途上国の人々と彼らを取り巻く環境保全の […]

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地球の17%もの淡水を保持しているタンザニアにあるタンガニーア湖。その湖沿岸では、製造業と農業が拡大し、水界生態系へのダメージが進んでいます。

そこで今、現地の自然管理委員会が、発展途上国の人々と彼らを取り巻く環境保全の2つを一体化させるという、新たなプロジェクトを行っています。

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タンザニア、コンゴ民主共和国、ブルンジ、ザンビアの間の内陸の海洋では、300種を超える魚が生息し、生態系にも恵まれています。

しかし、この美しい景色も危機的状態に陥り、湖の周りでは新しい事業計画が次々と増えているそう。このあたりの一世帯の平均人数は6〜7人で、人口も45%が15歳以下。

農家の人々や漁師たちは、陸地の近くに住み、生計も海や山などの自然で立てています。しかし、彼らが摂る主要なタンパク源にもなっている、この湖の深海漁業は、過去数十年間30%減少しているとのこと。

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農業と漁業にフォーカスしたプロジェクト

自然管理委員会の第一線の科学者は、湖畔の近くに住む人々が農業にシフトし、穀物食をよく摂るようになったことで、人々が2〜30年前よりも品質の低い食事をしていることを指摘しています。

また、その地域の人々は教育を受ける機会が少なく、電気や医療手当までも何ひとつない現状です。

そこで、今年に入り、自然管理委員会がパイオニアとタッグを組み、「Tuungane project」を始動させました。これは、魚と農業に焦点を当て、漁師たちが持続的に森林保護と水質保全を目指すものです。

農業から出る汚染水は、巻貝にとってはもってこいの水。この巻貝は、人が泥水に入った時に足を介して衰弱させる睡眠病を秘めています。一方で、魚はその巻貝を好んで食べるという環境です。

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農業と漁業の意外なつながり

そこで、自然管理委員会はこのことを利用し、まん延する病気から人々を助け、昔のように魚が生息する環境をつくろうとしています。

このプロジェクトは、禁漁区で行われ、今までの農業の習慣を変えています。さらには、地域の指導者と一緒に活動をし、環境を整えていくと同時に、医療サービスも提供。現地女性たちでも手に入る避妊薬をつくっていきます。

地域社会を存続させるには、人々と環境を共存が大切になります。このプロジェクトは、開発組織と自然保護団体と活動し、一緒にゴールを達成することができるということを証明する有効な方法のひとつにもなっているのです。

[Co.EXIST]

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【絶景Q】No.044 これぞアフリカの楽園!タンザニア「ザンジバル島のサンゴ礁とマングローブ」 https://eedu.jp/blog/2013/06/12/zekkei_q044/ https://eedu.jp/blog/2013/06/12/zekkei_q044/#respond Tue, 11 Jun 2013 23:30:10 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=10401 透き通るような海にカラフルなサンゴ礁。 ハワイや沖縄などを思い浮かべた読者の皆さん、ぜひ本日からタンザニアの「ザンジバル島」もリストに入れてくださいませ。 アフリカの楽園と名高い絶景スポットをご紹介します。 SPONSE […]

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透き通るような海にカラフルなサンゴ礁。

ハワイや沖縄などを思い浮かべた読者の皆さん、ぜひ本日からタンザニアの「ザンジバル島」もリストに入れてくださいませ。

アフリカの楽園と名高い絶景スポットをご紹介します。

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世界遺産とセットで味わいたいザンジバルの大自然

ザンジバルは世界遺産に登録されている島。19世紀にアラブ諸国が貿易の拠点としてこの地に入り、以来アフリカ文化とアラブ文化、更には他の国々からの文化も混ざり、独特な生活スタイルが確立されていきました。

有名な中心街ストーンタウンの魅力はぜひ先日ご紹介した記事をご覧いただくとして、今回ご紹介するのは中心街から離れた島の裏側。ザンジバル島には歴史的建造物の他に、「楽園」と呼ばれるビーチが広がっているのです。

緑豊かなマングローブに白いサンゴ礁。アフリカであることを忘れてしまうようなカラフルなビーチが島中に広がっています。海の中にはサンゴ礁が広がっており、大小様々な魚たちが海で歓迎してくれます。

そして潮の変化に合わせて、海の色が変わるのもこの海の特徴。水色から緑へ、またその逆へと、まるでショーのように変化を続けます。

そしてもちろんダイビングやシュノーケリングも可能です。世界遺産の建造物と楽園ビーチの両方を堪能できるザンジバル。1回で2度おいしい絶景の島です。

(Photo : Smashboards)

次回の絶景Q〜ここはどこでしょう?〜

この「絶景Q」のコーナーでは、毎回途上国の素敵な景色をクイズ形式で紹介していきます。

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第45問は、こちらの写真。SF映画に出てくるような不思議な植物がいっぱいです。この素晴らしい絶景スポットは次の記事で紹介します。どうぞお楽しみに!

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