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「ここはどこだろう?」

タンザニアのザンジバル島を訪れた人々たちは、きっとこんな悩みを持ったに違いありません。

様々な文化が集まり独特の世界を作り出した、アフリカの世界遺産の魅力をご紹介します。

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世界遺産にふさわしい世界唯一の文化が育った街

ザンジバルはもともとサンゴ礁の美しい自然豊かな島であり、そこで暮らす人々はアフリカの伝統文化を守り続けてきました。

そんな島に大きな変化が訪れたのは19世紀。アラブ諸国が貿易の拠点としてこの土地を占領し、アラブの文化が徐々に広がり、イスラムの生活様式が浸透していきました。

分かり易いのは女性の服装。カンガと呼ばれるアフリカ特有の布の代わりに、ブイブイと呼ばれる黒いローブをまとっています。しかし、歌や踊りを愛するアフリカ文化は残っているのも一つの特徴。2つの文化のどちらも大切にしているのです。

そして「ストーンタウン」と呼ばれる中心街には更に新しい文化の色を見つけることができます。きめ細やかな彫刻が入った教会や博物館はヨーロッパ文化の影響を受けており、アフリカにはない3階建て以上の建物も沢山見ることができます。

アフリカ、アラブ、ヨーロッパ。貿易の拠点として様々な人々を受け入れてきたこの島は、調和の取れた世界唯一の文化が育った場所なのです。

(photo credit: moron noodle via photopin cc

次回の絶景Q〜ここはどこでしょう?〜

この「絶景Q」のコーナーでは、毎回途上国の素敵な景色をクイズ形式で紹介していきます。

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第42問は、こちらの写真。まるで映画の世界のような岩の山々。この素晴らしい絶景スポットは次の記事で紹介します。どうぞお楽しみに!

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▼「絶景Q」を最初から楽しみたい方はこちらから!

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途上国の教育課題を若者の力で解決する

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