e-Education 最高の教育を世界の果てまでe-Education 最高の教育を世界の果てまで

e-Educationはアジアの子どもたちにITの力を用いて教育支援を行うNPO法人です。

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コロナで教育から
取り残された子どもたちPROBLEM

はじめまして。
「最高の教育を世界の果てまで」というミッションのもと、途上国の地方に住む貧しい家庭の子どもたちに、映像授業やオンラインで学びの機会を届ける認定NPO法人e-Educationフィリピン担当の高橋真理奈(たかはしまりな) と申します。

▲フィリピンで活動中の高橋まりな(写真右)

私たちe-Educationは、2010年に創業して以来、映像授業を中心とした学習支援を、延べ3万人以上の子どもたちに届けてきました。そのうち2,000人は、私が担当しているフィリピンの子どもたちです。

そして今、フィリピン教育局と協働しながら以下のプロジェクトに取り組んでいます。
一つは、地方の貧しい家庭の子どもたち向けの高校受験支援「StudyCo(スタディコ)」、もう一つは、経済的事情から働かなくてはならず、中学校を中退してしまった子どもたちの中学卒業資格取得を支援する「オープン・ハイスクール・プログラム」です。

▲コロナ前の「オープン・ハイスクール・プログラム」の様子

フィリピンと聞くと、途上国の中でも教育環境が整っている印象を持っている方が多いかもしれません。
しかし、首都マニラと地方では教育機会に大きな差があるのが実情です。
例えば、私たちが活動しているミンダナオ島カガヤン・デ・オロ市では、たとえ学校に通えても、先生や教科書、教室が不足していて、教育環境が整っているとは言えません。さらに学校に通いたくても通えない子どもたちもたくさんいます。
家計を支えるために働いていたり、10代での妊娠・出産、親が病気になり家事・介護をしなくてはならないなど、理由は様々ですが、共通して”貧困問題”が背景にあります。
こうした状況に輪をかけて、新型コロナウィルス感染拡大は、家庭の経済状況や子どもたちの学びの環境に大きな打撃を与えました。

昨年、私がフィリピンで出会ったある少女のお話をしたいと思います。
彼女は成績優秀で、トップレベルの高校にも合格できるだろう、と周りから太鼓判を押されるほどでした。
しかし、コロナウイルス感染拡大によって家族の収入が減ってしまったことに加えて、お母さんが病にかかり、高校受験に必要なたった数百円の受験料さえ払えない状況でした。
また、貧困から、学校を中退して働きに出る子もいます。ジェーンという少女もそのひとりです。

11人兄弟の末っ子に生まれたジェーンは、親に「これ以上養えない」と親戚に引き渡されました。
ジェーンは​​、親戚の家で食事・寝床・給料をもらう代わりに、ベビーシッター兼家政婦として働くことになりました。毎日朝3時に起きて夜8時まで仕事をし、ジェーンが受け取る額は、毎月たったの1,100ペソ(約2,200円)です。
そんなジェーンが通っていたのが、「オープン・ハイスクール・プログラム」です。毎週土曜日だけは、家政婦としての仕事を終えた後、学校に通うことができました。週に一度の学校生活と卒業試験のため、ジェーンはわずかな給料から交通費を自分で支払い勉強を続けていました。
しかし、オープン・ハイスクール・プログラムは、コロナウィルス感染拡大による学校閉鎖により、中止を余儀なくされ、ジェーンにとって週に一度きりの学校生活・卒業への道が突然絶たれてしまったのです。
ジェーンはコロナ前、次のように語ってくれていました。

「将来は学校の先生になりたい。夢を叶えるためには勉強をしないとって分かってるから頑張っているの」

このように、学力や意欲があっても、貧困とそれを助長するコロナウィルス感染拡大の影響によって、「教育」から取り残されてしまう子どもたちがいます。
こうした状況から子どもたちが脱するには、フィリピンにおけるそもそもの課題をもクリアしなければなりません。

フィリピンにおける課題

01

教育制度による歪み

フィリピンの子どもたちの学力は、OECDが進めているPISAと呼ばれる国際的な学習到達度に関する2018年度の調査では、読解力で79カ国中最下位、数学と科学はそれぞれ最下位から2番目と、基礎学力に課題がありました。

というのも、フィリピンでは2016年にK-12(ケー・トゥウェルブ)という教育制度改革が施行されるまで、初等教育6年・中等教育4年の10年制で、他国よりも教育期間が短かったのです。

10年間で、12年制の日本含む他国同等の基礎教育をするともなると、詰め込み型の教育にならざるを得ず、教育の質が落ちることで子どもたちの学力も低下し、授業についていけなくなる子どもたちも出ていました。

そこで2016年に施行されたのが5歳児(Kindergarten、日本の幼稚園年長)から教育を開始し、中等教育に2年追加した、小学校6年・中学校4年・高校2年の12年制とするK-12です。

しかし、先生の不足・教科書の不足・教室の不足という3つの不足が解消されていない中で高校2年間が追加されることとなったため、特にこれらの不足問題が深刻な地方では、学習環境が整わず、先生も子どもたちも高校受験に向けた勉強方法が分からないという状態でした。

02

脱貧困の難しさ

近年の人口増加により、総人口約1億1,000万人のうち29.53%が15歳未満、平均年齢は24歳と、人口ピラミッドが日本とは真逆のフィリピンにおいて雇用機会は不足しており、学歴や専門的スキルがないと低賃金の仕事にしか就けず、貧困を脱することも難しいのが現状です。

03

コロナウィルス感染拡大に伴う2年以上の学校閉鎖

これらの問題に加えて、2020年3月からフィリピンでは学校閉鎖と子どもたちには厳しい外出制限が課されました。学校に通うことができなくなった子どもたちは、親が週に一度、学校に出向いて受け取ってきた学習プリントで自習するほか勉強の選択肢はありませんでした。
オープン・ハイスクール・プログラムの子どもたちも、自宅学習のプリントを受け取っていましたが、コロナ禍においては、本人や家族が仕事を失い経済状況が悪化したりと、勉強に取り組む以前の問題が深刻化していました。
また、子どもたちは学校に通えないだけでなく、先生や友達とも会えない状況だったため、学習の機会とともに社会とのつながりも失っていました。
そこでe-Educationが2020年にスタートさせたのが、これまでの高校受験支援にオンライン家庭教師を取り入れた「StudyCo」です。

▲StudyCoのオンライン家庭教師と生徒たち

「StudyCo」で、地方の貧しい家庭の子どもたちに「授業」と「つながり」を!

「StudyCo」の特徴は、

  • オンラインのため自宅から参加できる「遠隔型」
  • オンライン家庭教師1人に生徒5名のグループで「学び合える」
  • 学力向上の実績がある教材を参考にした「良質な授業」
  • 高校合格者や難関校へのヒアリングと分析を元に開発した「受験対策向け授業」

です。

「StudyCo」によって、子どもたちは、自宅から高校受験に向けた良質な授業を受けることができただけでなく、外出制限で先生や友達とも会えない中、オンライン家庭教師や、ともに学ぶ仲間とつながることもできました。
昨年は約60名の子どもたちに届けることができ、中には最難関の国立高校合格を果たした子もいました。

▲最難関GUSA高校に合格した生徒とe-Education 副代表の坂井(左)と高橋(右)

志望高校に合格できなかった子どもたちも、たとえオンラインでも家族以外の誰かとつながれること、自宅学習でわからないことを聞けること、どう学習を進めていったら良いか相談できることが精神的支えとなっていたようです。
現在、学校が再開したものの2年以上の閉鎖による空白を埋めるには、カリキュラムや教材開発、先生の育成などまだまだ時間を要します。

しかし、子どもたちの学びを止めてはなりません。
私たちは、来年高校受験を迎える子どもたちのため、まずはファーストステップとして30名の中学生にオンライン家庭教師による授業を届けたいと思っています。
それには子どもたちに教えてくれる講師を雇うお金や、教材開発費用も必要です。
子どもたちに「授業」「つながり」を届けるため、あなたのご寄付で協力してくださいませんか?

あなたのご寄付によってできることDONATION

現在e-Educationは、高校受験支援だけでなく、ジェーンのように経済的事情などから学校を中退してしまった子どものための支援「オープン・ハイスクール・プログラム」の再開に向けての準備も進めています。
もし、「子どもたちを応援したい」「何かできることから始めたい」と思ってくださったなら、寄付で応援していただけますと幸いです。

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認定NPO法人である
e-Educationへの
ご寄付は約40%が所得税から控除されます

e-Education、50,000以上あるNPO団体の中で約2%のみとされる認定NPO法人として東京都から認証を受けた認定NPO法人です。

そして認定NPO法人であるe-Educationへのご寄付は税制上の優遇措置の対象となり、年間のご寄付の2,000円を超える金額のうち、約40%が所得税から控除されます。

そして認定NPO法人であるe-Educationへのご寄付は税制上の優遇措置の対象となり、年間のご寄付の2,000円を超える金額のうち、約40%が所得税から控除されます。

例えば、年間で12,000円のご寄付の場合、「税額控除」という方法を選ぶと、12,000円から2,000円を引いた金額の40%に当たる4,000円(※1)が所得税から控除されます。
ぜひ、お送りする領収証を確定申告でご利用ください。

※1 所得税額の25%を限度として控除が認められます。

e-Educationの活動が認められ
高校英語教科書にも掲載されています

SDGsに関連する題材を取り入れ、英語を学びながら社会課題に触れることもできる(株)新興出版社啓林館さま発行の高校英語教科書「LANDMARK」と「LANDMARK Fit」に、e-Educationの創業時の話や活動内容が取り上げられています。

e-Educationはこれまで14カ国
3万人以上の子どもたちへ映像授業を届けてきました

2010年、大学生3人がバングラデシュの農村部チャンドプールの集会所にパソコン数台を持ち込み、映像授業を活用した教育支援をスタートして以来、e-Educationは延べ14カ国3万人以上の子どもたちに映像授業を届けてきました。

そして時代や子どもたちの環境に応じて、集会所に通う形から、インターネット環境がなくても学べるタブレットの無償配布、2,000もの授業がインストールされたアプリの開発、オンライン家庭教師と常に進化してきました。

その結果、スタート地であるバングラデシュにおいては、日本の東京大学に匹敵する“バングラデシュ最高学府のダッカ大学”に12年連続で合格者が誕生し、2010年から2022年11月時点までで493名もの生徒が難関国立大学へ進学しています。

現在は、バングラデシュで培ったノウハウを、フィリピン/ネパール/ミャンマーにも応用し、子どもたちに「最高の教育」を届けようと現地パートナーと協働しながら様々な取り組みを行っています。

フィリピン担当・高橋からのメッセージ

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
フィリピンでは、コロナ禍において世界で最も校期間が長く、学校教育へアクセスできなかった生徒が多い国の一つです。子どもたちは2年以上もの間、友達や先生に会うこともできず、苦しい時間を過ごしてきました。

学校からもらったプリント学習を教えてくれる先生や、一緒に勉強する友人がいない、家庭の経済状況も悪化していき、不安定な環境は子どもたちの不安や孤独を助長していました。

私たちe-Educationの活動で「オンライン授業」と「生徒同士の交流」を届ける活動は、子どもたちの不安や孤独を解消し、未来への「希望」を与えると同時に、貧困脱却のキッカケになる可能性を秘めています。
StudyCoがスタートした昨年度は、60名の子どもたちへ授業を届けられましたが、支援が必要な生徒はまだまだ沢山います。

よりたくさんの生徒に届けられるようにするには、教材の開発、授業数の増加が大切であり、そのために教材開発費用や講師料が必要となります。

子どもたちに「授業」と「つながり」を届けるため、一人でも多くの方に応援いただけたら嬉しいです。

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