インド | トジョウエンジン https://eedu.jp/blog 途上国のイメージを豊かにするノンストップ・デイリーマガジン Thu, 06 Jul 2017 10:02:10 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=5.6.15 5人の女子大生の挑戦!!インドの貧血問題改善「インドへ届け!鉄なすプロジェクト」 https://eedu.jp/blog/2017/07/06/india_crowdfunding/ https://eedu.jp/blog/2017/07/06/india_crowdfunding/#respond Thu, 06 Jul 2017 08:58:16 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=44502 インドでは鉄分不足で貧血に苦しむ女性の割合が、妊産婦の場合だと約58%と深刻であることをみなさん、ご存知ですか?今回は、そんなインドの貧血問題の改善に取り組む「Healthお届け隊」のクラウドファンディングプロジェクトに […]

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インドでは鉄分不足で貧血に苦しむ女性の割合が、妊産婦の場合だと約58%と深刻であることをみなさん、ご存知ですか?今回は、そんなインドの貧血問題の改善に取り組む「Healthお届け隊」のクラウドファンディングプロジェクトについてご紹介します!

インドの貧血事情

世界では約20億人が鉄分不足で貧血に苦しんでいますが、インドはその中でも妊産婦の貧血率が約58%と深刻な国です。ベジタリアンが多いこと、女性の地位の低さ、出産の間隔の短さなどから、特に農村地方は貧血に苦しむ女性が多くいます。貧血状態で出産すると死の危険も…。

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下まぶたの裏が白いのは貧血である証拠

インド政府はこの状況を打開するために、なんと40年も前の1972年から、妊産婦や子どもに鉄錠剤を無料で配布しているのです。しかし、配布率は6割程度にとどまり、鉄錠剤が食欲不振や吐き気などの副作用を持つために服用率はもっと低く、貧血率に改善は見られていません…。

貧血改善に乗り出した5人の「Healthお届け隊」と「鉄なす」

この課題を知った創価大学生5人は、途上国の女性と子どもにより良い健康を、との思いで自らを「Healthお届け隊」と名付け、貧血改善への挑戦を始めました。

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貧困問題、健康問題、地方創生など色々な分野を勉強する法学部&経済学部のメンバー

政府の政策よりもっと手軽で持続的な方法はないのか…!そんな時カンボジアの「幸運の鉄の魚(Lucky Iron Fish)」との運命的な出会いがありました。
カンボジアの取り組みはこちらをチェック!

鉄を料理と一緒に茹でることで鉄分が摂取できるという仕組みを、ベジタリアンの多いインド版にできないかと考えた末、たどりついたのが「鉄なす」です。「鉄なす」とは、大阪の中小企業池永鉄工株式機会社の生産するなすの形をした鉄の調理器具のこと。

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鍋にポンっと入れるだけで、何度も持続的に使用することができるのです。しかもなすは北インド原産というお墨付き!(笑)インドの女性たちに必要なのはこれかもしれない!というひらめきがHealthお届け隊を突き動かす原動力となりました。

春、インド農村へ

Healthお届け隊は「鉄なす」がインドの人々に受け入れられるのかを調べるため、インドの農村で活動するNPOアーシャ=アジアの農民の歩む会(以下アーシャと略称)のスタディーツアーに参加、インド・ウッタルプラデッシュ州アラハバード県の村に滞在しました。

村の女性たちの前でプレゼンをし、鉄なすを入れた料理教室を開いた結果、鉄なすは大好評!!!多くの女性たちから鉄なすを使って貧血改善をしたいとの声があがったそうです。

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村の女性たちの前でポスタープレゼン。左の男性がヒンディー語に翻訳してくれました

アーシャの家庭菜園×「鉄なす」でもっと健康に!

Healthお届け隊の活動に協力してくださっているアーシャは、インド農村で長年有機農業や保健事業を展開するNPOです。

アーシャは現在、村の保健ボランティアと一緒に家庭菜園を広めています。「ベジタリアン」といってもじゃがいもと豆がほとんどの農村の食生活。それを変えるために、スーパーフードと呼ばれるモリンガやほうれん草を育てるように啓蒙を続けており、村には徐々に家庭菜園が増えてきています。

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保健ボランティアによる家庭訪問。母乳育児や野菜を育てる大切さを村のお母さんに丁寧に教える

Healthお届け隊は食材から栄養度を高めるアーシャの活動×生活の知恵「鉄なす」で、もっと栄養価の高い食事にできると信じています!

鉄なべや鉄包丁を使っていた昔の日本人は貧血になる人が少なかったように、鉄でできた料理器具を使うのは不足しがちな鉄分を摂取するための生活の知恵です。そして、「鉄なす」を新しい生活の知恵として、インドに広めることを目標に活動を続けています。

鉄なすを一緒に届けてくれる方を募集中です!

現在Healthお届け隊は、一つ1000円の鉄なすをインドの農村に300個届けることを目標に、クラウドファンディングという方法を用いて、2017年7月13日(木)まで支援金を募集しております。

現時点で目標金額を達成することはできていますが、鉄なすを300個に限らず、より多くのインドの農村に届けるために、まだまだこのプロジェクトに対するご支援ををお待ちしております。

ご支援いただいた方には感謝の気持ちを込めて、サンクスメールと活動報告書、インド直送のお土産を送らせていただきます!

1人でも多くのインドの人々の健康的な生活と命を守るため、皆様のお力をぜひお貸しください!!
Healthお届け隊のプロジェクトの応援をよろしくお願いします。

鉄ナスプロジェクトを応援する!

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【2月10日(金)〜2月12日(日)】途上国と先進国の女性を服作りで繋ぐ「itobanashi」の展示販売会開催! https://eedu.jp/blog/2017/02/08/event_itobanashi/ https://eedu.jp/blog/2017/02/08/event_itobanashi/#respond Wed, 08 Feb 2017 12:48:05 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=42539 途上国の女性と先進国の女性を”服”を通して繋ぐことで、あなたの「可愛い!」が、あの子の「嬉しい!」になる。 そんな未来を目指すファッションブランド「itobanashi」が、東京・江東区で3日間限定の展示販売会を行います […]

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途上国の女性と先進国の女性を”服”を通して繋ぐことで、あなたの「可愛い!」が、あの子の「嬉しい!」になる。

そんな未来を目指すファッションブランド「itobanashi」が、東京・江東区で3日間限定の展示販売会を行います!

今回は「itobanashi」について、そして展示販売会で開催されるイベントについてご紹介します。

SPONSERD LINK

itobanashiとは?

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itobanashiは2016年に立ち上がった、途上国の女性の手仕事を大切にするブランド。

あなたの「可愛い!」が、あの子の「嬉しい!」にをモットーに、途上国と先進国の女性を服作りで繋ぐ活動をしています。

具体的には、インドの女性が手縫いした美しい刺繍生地を用いて、衣服を作っています。

日常の中の特別な一着になるようにこだわりを持ちつつ、使いやすいデザインに仕上げた衣服となっています。

itobanashiが生まれるまで

itobanashiの代表は、伊達文香さん。

伊達さんは、7年前に初めてインドに行ってから、日本とはギャップがありすぎる生活環境に驚愕しました。

そして、そんな環境だからこそ、“毎日が発見の連続”で、とてもインドが好きになり、何度も行くようになりました。

その中で、ストリートチルドレンという存在に興味を持った彼女は、心理学を専攻していたこともあり、卒業研究でストリートチルドレンを対象にインタビューをして、彼らがどうやって精神的に大人になっていくのかを知ろうとしました。

そんな調査を行う中、彼女は路上で生活している子どものほとんどが男の子であることに気づき、女性の存在が気になり始めました。

実は路上生活に性犯罪などの危険が伴う女性は、家出をしたり人身売買をされた後、売春婦や家事手伝いとして、外国人には見えない環境で働いているそうです。

伊達さんは、同じ年齢の女性であるのに自分には想像もつかない環境で働くことを知り、彼女たちのために何かできないかと思いました。

そこで出会ったのが、女性を支援するインド現地のNGOです。彼らの活動に興味を持つうちに、支援対象の女性は基礎教育を受けていないことが多く、支援内容としては識字教育よりも、縫製の職業訓練が多いこと、そしてNGOによっては人材不足で十分な技術を伝えられなかったり、せっかく良いものを作っても売る場所がないという問題があることを知りました。

そこで伊達さんは、自分にできる方法として“ファッションショー”を選択しました。

もともと自身が大学のファッションサークルに所属し、とても充実した日々が過ごせた経験から、支援したい女性たちの内面のポジティブな変化が期待されると思ったことと、商品を販売することで、経済的な支援にもつながると感じたそうです。

そして2015年にインドで開催したファッションショーには、約200人の観客が訪れ、支援した女性たちもとても楽しんでくれました。

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ファッションショーにて

ファッションショー後、寄付で成り立っていたショーを継続していくことの重要性を感じ、2016年4月、伊達さんは途上国の女性と共に働くブランドを立ち上げました。

そうして立ち上げたブランドが、itobanashiです。

大学で学んだ心理学と大好きなファッションを生かした、伊達さんだからこそできる支援の形。そんな伊達さんの熱い思いを聞くと、itobanashiを応援したくなってしまいますね。

2016年11月には、伊達さんの地元・広島で初のitobanashi展示販売会が開催され、大盛況となりました。

そして2017年2月10日(金)〜2月12日(日)に東京でも展示販売会が開催されることになりました!

続いては、この3日間の展示販売会の中で行われるイベントをご紹介します!

いとつむぎワークショップ

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いとつむぎワークショップでは、身近な野菜や草木を使って自分だけのオリジナルハンカチを染めることができます。

野菜や草木で染めることができるなんてワクワクしますよね。

こちらは、定員が決まっているそうなので、お早めにお申し込みくださいね!

開催日時

2/10(金)15:00〜16:00,2/12(日)14:00〜15:00

参加費

1人500円 (※未就学児の場合、保護者の方同伴で参加可能)

申し込み

2/10(金)15:00〜16:00の会に申し込む
2/12(日)14:00〜15:00の会に申し込む

トークショー「途上国×ファッション×女性」

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写真:Feliz公式ホームページより

こちらのトークショーでは、itobanashi代表・伊達さんと、エシカルアクセサリーブランドFeliz代表・柿本さんに登壇いただき、女性としての働き方や、途上国とファッションの親和性などについてお話いただきます。

途上国でビジネスをしたい方、ファッションと途上国の可能性を知りたい方、ぜひオススメです。

日時

2/10(金)19:00〜

参加費

無料(ワンドリンクオーダー)

音楽ライブ

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そして夜を盛り上げるライブも実施されます。

美しい音楽世界で様々なシーンで活躍する権頭真由さんと佐藤公哉さんによるデュオ「3日満月」の生演奏が聞けるステージとなっています。

素敵な音楽を聴きながら、itobanashiの展示を楽しめるなんて豪華ですよね。

出演:3日満月 権頭真由(アコーディオン/ピアノ/歌)、佐藤公哉(ヴァイオリン/歌)によるデュオ。

日時

2/11(土)19:30~

参加費

投げ銭+ワンドリンクオーダー

最後に

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いかがでしたか?

イベントが開催されていない時間でも、インドの女性が作った衣服の展示をいつでも見ることができますので、今回はイベントの参加が厳しいという方も展示販売会を楽しんでくださいね!

itobanashi展示販売会「大地から紡ぐ衣服」

  • 日時:2017/2/10(金)〜2/12(日) 13:00〜22:00(17時以降はBarとしても営業)
    ※12日(日)は21時まで
  • 場所:レンタルスペース「chaabee」
  • 住所:東京都江東区福住1-11-11(門前仲町駅より徒歩8分、清澄白河駅より徒歩15分)

イベントページをチェックしてみる »

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【VOYAGE特集】途上国の実務経験がなくても諦めない。企業での経験は、すべてNGOで活きているーーNPO法人ウォーターエイドジャパン 高橋郁さん https://eedu.jp/blog/2016/07/11/voyage_takahashi/ https://eedu.jp/blog/2016/07/11/voyage_takahashi/#respond Sun, 10 Jul 2016 23:00:48 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=41612 「国際協力の仕事に就きたい」 決して珍しくないキャリアの一つです。そうでなくてもテレビ番組やネットニュースを見て、「途上国の貧しい人たちを助けたい」と思ったことがある人はきっと少なくないはず。 では、どうやったら国際協力 […]

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「国際協力の仕事に就きたい」

決して珍しくないキャリアの一つです。そうでなくてもテレビ番組やネットニュースを見て、「途上国の貧しい人たちを助けたい」と思ったことがある人はきっと少なくないはず。

では、どうやったら国際協力の仕事に就くことができるのでしょう?

「高い英語能力」「途上国の実務経験○○年以上」

就職活動や転職活動をする中で、多くの人たちが高いハードルを感じ、その道を諦めてしまいます。

しかし、本当に諦めるべきなのでしょうか?

「企業での経験は、すべてNGOで活きています」

こう語るのはNPO法人ウォーターエイドジャパン事務局長の高橋郁さん。高校生の頃から国際協力の道に興味がありつつも、まず企業に就職することを選択しました。

なかなか描くことができない国際協力のキャリアを、彼女はどう描き、どんな道を選んできたのか?

高橋さんの選択、そして素顔に迫ります。

(聞き手:熱田紗耶)

SPONSERD LINK

なんとなく途上国に関わりたい、では難しい

ーー国際協力に興味を持ったきっかけを教えてください

国際協力に関心を持ったのは高校生の時です。まだ国際協力というほどではなかったのですが、高校一年の時に出された夏休みの課題が、「差別」をテーマにレポートを書く、というものでした。

私の中で「差別」と聞いてふと思い浮かんだのが「アパルトヘイト」でした。そこで色々な本を読んで、初めてアフリカの人たちの生活の中にある困難を知りました。

例えば、黒人というだけで不当に逮捕された家族が二度と家に戻ってこなかったという話、それから教育を受けられない、ひどい住環境で暮らさざるを得ないという話。こう言った話を読んで憤りを感じました。世界には何人も偉い人たちがいるのに、なぜこのような問題が解決されないんだろう、と思ったことがはじまりでした。

ーーその問題意識から、大学生活や就職活動ではどのように活動したのでしょうか?

憤りを感じていたある時、新聞に『国連の職員になるためには』というような内容の書評を見つけました。アフリカなど途上国の課題を解決することに対して、自分が国連職員になることで貢献する方法もあるんだと知りました。そこで大学は社会学部に入り、アフリカの開発について学びました。しかし、その時はまだ「国際協力の仕事に就きたい」と決めきれていませんでした。

そんな時、ゼミの旅行でケニアに行きました。インドを経由して行ったのですが、初めての途上国だったということもあり、着いて早々にお腹を壊してしまい3日間ほど動けず、そのままケニアに向かいました。この経験から、なんとなく途上国に関わりたいと思っていたけど、自分は途上国では1日足りとも生きていけないんだ、と痛感しました。その後は周りと同じように就職活動をして、流通業の企業に就職しました。

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あまり知られていないNGOの多様な職種

ーー企業に就職したのに、なぜNGOの世界に入ったのでしょうか?

仕事を続ける中で1日の半分近くの時間を仕事に使っていることに気づきました。やはり高校生のときから関心を持ってきた国際協力への気持ちも残っており、自分の時間をたくさん使うのであれば、日本に住む限られた年齢層を対象とする今の仕事よりも、途上国の人々のために仕事がしたい、と思うようになりました。

ーー企業からNGOの世界に入るにはどのような方法があったのですか?

いくつかのNGOの人材募集を見て履歴書を送ったのですが、私の当時の経歴では採用されませんでした。いろいろなNGOの人材募集にある「求める人材」を見るうちに、海外の大学院で勉強すること、または、青年海外協力隊などで途上国での実務経験を積むということで、NGO職員になれるのでは、と思うようになりました。そこでイギリスの大学院で開発と紛争について学ぶことに決め、帰国してからNGOに入りました。

応募する職種も大事だということに後々気付きました。私が応募した職種は、たまたま「広報・マーケティング」だったんですね。だから流通業での社会人経験がマッチしたため受かったんだと思います。もし応募している職種が、現場でのプロジェクト担当だったら、私は海外での実務経験がなかったので受からなかったと思います。

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企業の経験は、すべてNGOで活きている

ーーNGOの海外にある現場で活躍したい場合は、同じような実務経験がないと難しいのでしょうか?

NGOのなかには、広報や経理など国内のある職種をしばらく経験した後に他の職種、例えば海外に赴任した、という人も多くいます。なので、NGOの現場で働きたいという気持ちがあるなら、企業で経験した職種に一番近い職種から入るというのもひとつの手段だと思います。

ーー高橋さんと同じように企業からNGOに行こうと考えている人もいると思いますが、企業での経験がNGOで活かされていると感じるのはどんなときですか?

団体自体のビジョン・ミッションは途上国の人々の生活を変えることですが、団体としてやっていることは普通の会社と同じなんですね。複数の人と調整しながらプロジェクトを進めていったり、自分たちの活動を紹介するためにWebサイトやパンフレットを作ったり、企画書や報告書を作成したりしています。

また、お金の管理、つまり会計も自分たちの仕事です。こういった仕事はどこの企業でも共通しています。NGOでその仕事を一から丁寧に教えてくれることはあまりないです。企業や組織の仕事どういう風に動いているか、それを一度企業に入って経験することは、NGOに入ってから活きると思います。

ーー企業での経験が活きた具体的な経験があれば教えていただけますか?

すべての面で、企業での経験は活きていると思います。具体的な例をあげると、クレジットカードで寄付を受ける仕組みを作る際に、以前の仕事で得たクレジットカード決済の流れといった知識が手助けになりました。

また、どうやって物が販売されているかも小売業界にいた経験からわかります。なので、商品の売上の一部を寄付していただけるというお話を企業様から受けるときに役立っています。

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すべての人に安全な水を届けるために

ーーこれまでの仕事での経験を活かしてお仕事をされてきたということですが、現在ウォーターエイドジャパンではどんなお仕事をされているのでしょうか?

すべての人が2030年までに安全な水を利用し、衛生的な生活を送ることができるようになることを目指し、アドボカシーとファンドレイズを行っています。水と衛生に対する関心を広げるための広報活動にも取り組んでいます。

アドボカシーをやっている理由としては、日本政府は水と衛生分野の二国間援助において、世界で最大の援助供与国なんです。なので、日本から水と衛生の問題に力を入れましょうと発信することには意義があると考えています。

水と衛生という話はなかなか世界で取り上げられていないという現実があります。例えばG7の伊勢志摩サミットでは、保健分野はひとつのアジェンダとして公式Webサイトにも掲載されています。

人が健康に生きていくためには安全な水とトイレは不可欠ですが、保健という話の中で水とトイレに関する課題が取り上げられないことがあります。なので、今後の世界的な会議の場で、水と衛生の課題をきちんと議論されるよう働きかけています。

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ーー今回のクラウドファンディングにかける意気込みを一言お願いします。

今回のプロジェクトはインドでのプロジェクトになります。インドの首相は「お寺よりもトイレの設置を優先しよう」と呼びかけていて、トイレを建設することに力を入れています。

2019年までにはすべての人がトイレを使えるようにという目標を立てているのですが、そうするためには1日に何万個ものトイレを作る必要があります。かなり難しい目標ではありますが、外でトイレをするということは女性であればとても危険ですし、すぐに病気が蔓延する原因にもなります。なのでトイレを設置するだけでも、かなり生活環境が改善されるはずです。

日本では、トイレがあることが当たり前で、しかもとても質の良いトイレがあります。だからこそ、日本のみなさんにもぜひトイレを作ることでこんなにも人の生活が変わるんだ、ということを知ってもらえるきっかけになれば、と思っています。

(インタビュー終わり)

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『VOYAGE PROGRAM』での挑戦

『VOYAGE PROGRAM』は、国際最大規模のクラウドファンディングサービスを手がけるREADYFORが新たにはじめた国際協力活動応援プログラムであり、ウォーターエイドジャパンは第一回参加団体に選出されました。

高橋さんたちは「月経のたびに学校へ行けなくなるインドの女の子を救いたい!」というプロジェクトの成功に向け、現在活動資金を集めています。

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応援したい方・関心のある方はぜひプロジェクページをご覧ください!

高橋さんたちの活動を応援する »

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こんなにポップなデザインのタクシー見たことない!インドのアートプロジェクト「Taxi Fabric」ご紹介 https://eedu.jp/blog/2015/11/04/taxi-fabric/ https://eedu.jp/blog/2015/11/04/taxi-fabric/#respond Wed, 04 Nov 2015 14:40:27 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=39858 カラフルでポップなタクシー。こんなタクシーみたことないですよね。 今回は、インドのアートプロジェクト「Taxi Fabric」についてご紹介します! SPONSERD LINK 2つの問題に貢献したい インド各地、特に都 […]

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カラフルでポップなタクシー。こんなタクシーみたことないですよね。

今回は、インドのアートプロジェクト「Taxi Fabric」についてご紹介します!

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2つの問題に貢献したい

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インド各地、特に都市のムンバイにおいて、タクシーはもっとも便利な移動手段として大活躍しています。

しかし、タクシードライバーは他のタクシーと差別化を図ることに苦労しているのが現状です。

そこで思いついたのが、アートプロジェクト「Taxi Fabric」。タクシーのシートと天井をキャンパスにみたてて、インドの若いデザイナーにデザインしてもらうプロジェクトです。

実は、インドではデザインの重要性があまり理解されません。だからこそ、デザインの力を発信するために市民の足であるタクシーを活用し、若手デザイナーの魅力を多くの人に発信しようとしているのです。

タクシーの差別化、若手デザイナーの発信、この2つに貢献できるなんてすごいですよね!

今すぐ乗りたくなるタクシー

今回は、素敵なタクシーのデザインを厳選してご紹介します!

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インドの街並みをカラフルに

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アルファベット柄なら楽しく勉強できそう

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インドらしいデザイン

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カップルにおすすめ

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いっぱいの顔

いかがでしたか?

インドに訪れた際はぜひ探して利用してみてください!

[Photos via Taxi fabric Facebook]

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皆でお揃いのフェアトレード・オーガニックTシャツを作ってみよう!日本初上陸の「no nasties(ノーナスティズ)」 https://eedu.jp/blog/2015/07/19/no-nasties-india/ https://eedu.jp/blog/2015/07/19/no-nasties-india/#respond Sun, 19 Jul 2015 08:42:00 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=38846 (写真:no nasties公式HP) もうすぐフェスなども始まる夏休みですね! 今年の夏は、友人や恋人とお揃いのエシカルなTシャツを来て、一緒に遊びに出かけませんか? 今回は日本初上陸を果たした、オリジナルTシャツを注 […]

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(写真:no nasties公式HP)

もうすぐフェスなども始まる夏休みですね!

今年の夏は、友人や恋人とお揃いのエシカルなTシャツを来て、一緒に遊びに出かけませんか?

今回は日本初上陸を果たした、オリジナルTシャツを注文出来る「no nasties(ノーナスティズ)」の魅力をご紹介します!

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オーガニック・フェアトレード・オリジナル

no nasties(ノーナスティズ)はインドの綿花農業労働者を支援するため、4年前にスタートしたブランド。様々な魅力がありますが、大きく3つの特徴があります。

1.ピュア・オーガニックだということ

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実は、インドで使用される有害な農薬の約55%がコットン農場で使われています。農薬によって、環境にダメージを与えるばかりか、生産者への健康被害も深刻化しています。

そこで、no nastiesでは、コットン農場の綿花栽培方法を、農薬を使用しないオーガニック(有機)栽培に切り替えて、環境にも人にも優しい栽培を行っています。

2.フェアトレード国際認証であること

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皆さんは知っていますか?

実は、コットン生産者が30分に1人自殺しているという衝撃的な報告があります。劣悪な環境や、安い給料で苦しむ生産者が多いという厳しい現実。

そこで、no nastiesでは、国際フェアトレード基準に沿って生産者から適正な価格で綿花を買い取るだけでなく、生産者を保護する取り組みを行っています。

生産者の生活向上やプレミアムでの小学校設立など、地域社会の生活に大きく貢献しています。

3.オリジナルTシャツが作れること

そしてno nastiesでは、短納期でしかも小ロットからフェアトレードでオーガニックのオリジナルTシャツが作れるようになっています!

エシカルなTシャツを皆でお揃いにして着れるのはとても嬉しいですよね。

例えば、これから行われるフェスのためにお揃いのTシャツを作ったり、企業・NPO・NGOで団体Tシャツを作ったり、ぜひこの機会にTシャツを作ってみて下さい!

動画で「no nasties」をご紹介

「no nasties」の活動をわかりやすくまとめた2分の動画もご紹介します。

No Nasties 101 – An Introduction – YouTube

分かりやすく絵で紹介されているのでぜひ見て下さいね。

気になった方や、Tシャツを注文したい方はぜひホームページを訪れてみて下さい!

no nastiesについてもっと調べる »

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アーチェリーの神童現る!2歳の少女がインド版ギネスブックの最年少記録を大幅に塗り替える https://eedu.jp/blog/2015/03/31/indian_archery_record/ https://eedu.jp/blog/2015/03/31/indian_archery_record/#respond Tue, 31 Mar 2015 10:34:47 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=37749 photo from BBC News 「神童」という言葉がありますが、彼女にこそピッタリの言葉といえるでしょう。 インドの幼き少女、Cherukuri Dolly Shivani(チェルクリ・ドリー・シバニ)さんがアー […]

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Indian archery record

photo from BBC News

「神童」という言葉がありますが、彼女にこそピッタリの言葉といえるでしょう。

インドの幼き少女、Cherukuri Dolly Shivani(チェルクリ・ドリー・シバニ)さんがアーチェリーで快挙を成し遂げました!

SPONSERD LINK

彼女の名前はCherukuri Dolly Shivani(チェルクリ・ドリー・シバニ)

インド中に知れ渡った彼女の名前。きっかけは、先週まで行われていたインド南部のアンドラプラデシュ州のアーチェリー大会でした。

まだ3歳にもなっていない彼女は、一人の選手として出場しました。彼女は5mと7mの距離から的を狙って36射した結果、388ポイントという素晴らしいポイントを記録しました。

これによって、彼女は200ポイント以上を獲得した最年少記録としてインド版ギネスブック『the India Book of Records』に登録され、一大ニュースとなりました。

「信じられない」という方も多いことでしょう。

そんな方は、彼女の挑戦の様子がYoutubeにアップされていましたので、ぜひ動画をご覧ください。

「神童」と呼ばれる理由もきっと納得されることでしょう!

YouTube

[Indian two-year-old sets national archery record – BBC News]

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使い捨ての時代はもう終わり!LUSHからエシカルラッピング「KNOT WRAPバイイング」新発売! https://eedu.jp/blog/2015/01/18/ethical-wrapping/ https://eedu.jp/blog/2015/01/18/ethical-wrapping/#respond Sat, 17 Jan 2015 23:00:41 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=36592 (写真:beautytokyonewsより) SPONSERD LINK かわいくラッピングされているプレゼントってワクワクしますよね。 あげる方ももらう方も嬉しいラッピング。でも、たったの1回でゴミになってしまうなんて […]

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(写真:beautytokyonewsより)

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かわいくラッピングされているプレゼントってワクワクしますよね。

あげる方ももらう方も嬉しいラッピング。でも、たったの1回でゴミになってしまうなんてもったいないと思いませんか?

今回はLUSH(ラッシュ)から発売される、何度でも繰り返し使えるキュートなエシカルラッピングについてご紹介いたします!

何度でも繰り返し使えるエコでエシカルなアイテム

LUSH(ラッシュ)は2015年1月16日(金)より、「KNOT WRAP(ノットラップ)バイイング」という商品を発売します。

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[KNOT WRAPバイイング サイズ(65cm×65cm)700円(税込)](写真:beautytokyonewsより)

こちらの商品は日本の風呂敷を元に生まれたもので、繰り返し使えるエコなラッピングアイテムです。素材にもこだわっており、再生プラスチックや100%オーガニックコットンによって作られているため、地球にやさしいのもポイントです。

こだわりはそれだけではありません。インドの女性の雇用を支援する生産者団体でつくられたコットン素材を使うなど、エシカルなアイテムでもあるのです。

また、デザインは、あのハリーポッターの映画の小物のデザインも務めたことのあるイギリスの有名デザインスタジオ「Mina Lima」によって描かれており、次のようにコメントしています。

LUSHより商品に使用している原材料とそれぞれの原産国について詳しく教えてもらいました。LUSHはとてもオープンで、自由にデザインをすることができました。果物のパッケージやラベルからアイデアを得て、LUSHのフレッシュな原材料とつながるようなデザインに仕上げました

LUSHらしさが詰まったデザインは、バンダナとして活用しても可愛いし、風呂敷として使ってもオシャレですよね。

明るくてポップな柄も

また、2015年1月30日(金)より、少し小さめのデザインの「ガーデン フロム ブーケ」「ガーランド トライアングル」も発売されます。

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[ガーデン フロム ブーケ(サイズ:47cm×47cm)380円(税込)](写真:beautytokyonewsより)

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ガーランド トライアングル(サイズ:47cm×47cm)380円(税込)

こちら2つの商品もペットボトルのリサイクル素材で作られたものであり、明るくポップな模様となっています。

こちらの商品は、「KNOT WRAP(ノットラップ)バイイング」より少し小さめなのでちょっとしたプレゼントを包んだり、かばんに結びつけてみてもオシャレかもしれませんね。

最後に

いかかでしたでしょうか?

贈る人も貰う人もハッピーになれるエコ&エシカル&キュートなラッピングで、贈り物をしてみるのも素敵ですよね。

またLUSHでは他にも様々なエシカルな試みをしています。ぜひチェックしてみて下さい!

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インドでコットンが生産者と消費者をつなぐ!世界最大のフェアトレードTシャツ https://eedu.jp/blog/2014/12/19/largest-fair-trade-tshirt/ https://eedu.jp/blog/2014/12/19/largest-fair-trade-tshirt/#respond Fri, 19 Dec 2014 00:00:58 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=36102 みなさんは自分がいま着ている服がどのように作られているか知っていますか? 今回はコットンの生産者と消費者をつなぐためにFairtrade Indiaが行った取り組みをご紹介します! SPONSERD LINK 世界最大の […]

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みなさんは自分がいま着ている服がどのように作られているか知っていますか?

今回はコットンの生産者と消費者をつなぐためにFairtrade Indiaが行った取り組みをご紹介します!

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世界最大のTシャツをつくる

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この取り組みはインドでフェアトレードの認知向上やエシカルな消費をインドで勧めていくために活動するFairtrade Indiaが行った取り組みです。

世界最大のTシャツ作りを通して、コットンの生産者と都市部の消費者をつなぎ、整っていない労働環境への理解も深めてもらいます。

参加した農家はインドの南東部にあるオリッサ州というところからきて、育てたコットンから5000㎞にもなる糸を紡いで、世界最大のT-シャツ作りを手伝いました。

出来上がったTシャツはデザイナーのDeepika Govindによって披露され、トリオワールドスクールで展示。その後はフェアトレードイベントの展示品として国内の様々なところを巡りながら公開されました。

ひとつの大きなことを成し遂げることを目標に、人々が一丸となって取り組むことでお互いの理解を深めることが出来る経験はみなさんもあるのではないかと思います。

このような素敵な取り組みは今後も応援していきたいですね。

[Youtube]

[Ecouterre]

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インドでは早くも新年が始まる! 幻想的で美しい「ディワーリー祭」 https://eedu.jp/blog/2014/10/28/diwali-festival/ https://eedu.jp/blog/2014/10/28/diwali-festival/#comments Mon, 27 Oct 2014 23:00:57 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=34977 インドでは、今年は10月23日から5日間、「ディワーリー祭(Diwali)というインド歴の新年を祝うフェスティバルが開催されました。 お祭り大国のインドでは季節の節目を祝う代表的な2つの祭りがあります。ひとつは春の訪れを […]

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インドでは、今年は10月23日から5日間、「ディワーリー祭(Diwali)というインド歴の新年を祝うフェスティバルが開催されました。

お祭り大国のインドでは季節の節目を祝う代表的な2つの祭りがあります。ひとつは春の訪れを祝う3月のホーリー祭、もうひとつが今回ご紹介する冬の到来を祝うディワーリー祭です。

多くのインド人にとってはお正月のようなもので、この日からインドの新年が始まります。そのお祭りについて写真をもとに紹介します。

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毎年開催期間が違う、別名「光のフェスティバル」

冒頭で”今年は”と書きましたが、このディワーリ祭は毎年日にちが異なります。2013年は11月1日~11月6日。これは、太陰暦を使って日にちが決定されるためです。インドでは祭事はすべて西洋カレンダーに沿ってではなく、太陰暦によって決められています。

このディワーリ祭は別名「光のフェスティバル」とも呼ばれています。名前の通り、ディワーリ祭の日にはインドの人口の80%以上を占めるヒンドゥー教徒が街中に光を掲げるのです。

ランプ、ろうそく、照明、花火などありとあらゆる光が美と豊穣と幸運を司る女神・ラクシュミーに捧げられます。その写真がとても幻想的な美しいのでご紹介します。

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ろうそくを持って集まる人々

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爆竹のようなもので遊ぶ子供たち

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色鮮やかな砂を使って描くアート「ランゴリ」。各家庭の玄関や庭で神様を招くために様々な模様が描かれます

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結婚式やお祭りなど特別なイベントの時にインド人女性がよく行うヘナタトゥーが施してあります

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ランタンをとばしたり

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最近ではLEDも使うようです

いかがでしたでしょうか。

新月の夜に人々が一斉に光を灯すディワーリー祭。とっても神秘的で引き込まれますね。

[boston.com]

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「カバディ、カバディ」と唱えながらする鬼ごっこ? インドの国技「カバディ」とは https://eedu.jp/blog/2014/10/25/kabaddi-india/ https://eedu.jp/blog/2014/10/25/kabaddi-india/#respond Fri, 24 Oct 2014 23:00:33 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=34970 photo credit: Jungle_Boy via photopin cc 9月15日に開幕し、10月4日に閉幕した2014年仁川アジア大会。 日本はメダルが合計200個で、中国・韓国に次いで全体3位という結果を残 […]

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photo credit: Jungle_Boy via photopin cc

9月15日に開幕し、10月4日に閉幕した2014年仁川アジア大会。

日本はメダルが合計200個で、中国・韓国に次いで全体3位という結果を残しました。サッカーや競泳、女子バレーボールなどの試合を見たという人も多かったのではないでしょうか。

そこで、各国の国技について調べてみたところ、個人的に一番興味を惹かれたのがこの「カバディ」でした。この記事では地上放送されなかったインドの国技である「カバディ」について調べてみました!

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欧米諸国にも広がりをみせるカバディ

まず、インドでスポーツといえばクリケットのイメージを持つ人もいると思います。実際、由緒正しい競技のカバディよりもクリケットのほうが人気や競技人口は多いようです。

しかし、インドの国技は何といってもカバディだとか。これまでのアジア大会では全て金メダルという無類の強さを誇っているのです。そして今年の仁川アジア大会では7連覇という偉業を達成しています!

カバディについては、以下の2点を押さえておきましょう。

  1. 南アジア諸国で数千年の歴史を持つ競技
  2. 「カバディ、カバディ、カバディ…」と連呼しながら攻撃する鬼ごっこのような競技

さらに詳細の情報については以下のようなことになります。

なんとこのカバディ、19世紀にインドを中心にルールの整理が行われ、かのガンジーやインドの国歌の作詞・作曲を手掛けたタゴール、ネルー首相などの応援を受けて全面的な組織作りが行われたそう。

それからアジアカバディ選手権大会が開催されたり、アジア大会において正式種目になりました。現在はアジア各国に加えて、イングランド、イタリア、ドイツ、アメリカなど欧米諸国にも広がりをみせています。

1チーム7人組で、鬼ごっこのように捕まえる攻撃1人VS逃げる守備7人で競技が行われます。攻撃側が守備側の人(相手チーム)をタッチして点を稼いでいくというもの。

その攻撃側の1人は「カバディ、カバディ、カバディ…」と連呼しなくてはなりません。しかも一息でです。一息で言い続けなくてはなりません。息継ぎをしないといけなくなったら攻撃権がなくなり、攻撃側と守備側が交替します。

動画をご覧になってみてください。

2010年アジア大会パキスタンVSイラン

日本代表は国際的にも強豪国

気付きましたか? なんと、誰も「カバディ、カバディ、、」とは発していません(笑)

しかし、選手はちゃんと「カバディ」と言っているのだとか。大声で言う必要はなく、聞こえないボリュームだそうです(詳しいことは分かりませんが、一息で言い続けているかどうか審判は分かるのでらないような気がするのでおそらく自己申告制だと思います)。

また、「カバディ」には特に意味もなく、平常心へと導く言葉というか呪文のようなもの。そして、動画を見るとラグビーのような感じもします。鬼ごっこと聞いて実際見てみると格闘技っぽい一面もある印象を受けました。

なんとカバディには日本代表もあるようで、2010年に行われたアジア協議会で男子日本代表は銅メダルを、第1回女子W杯でも女子日本代表が銅メダルを獲得しているとのことで日本は国際的にも強豪国に入ります。

これから注目していきたい競技のひとつです。また、他の国技についても知っていきたいですね!

[日本カバディ協会大正大学カバディ部]

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