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日本での活動
Japan

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越境児童(海外ルーツの子どもたち)の受け入れ体制が整っている自治体は全国の約6%に過ぎません。
私たちは外国人散在地域においても普及可能な教育モデルの構築を目指し、
オンラインを活用した教育伴走プログラムの開発を進めています。

ISSUE
解決すべき課題

解決すべき課題解決すべき課題

私たちは越境児童を取り巻く教育課題を3種類に分けて整理しています。
まず1つ目は、以前から問題視されてきた支援人材の不足。特に外国人散在地域では予算の確保も難しく、専任の担当者を配置できている自治体はごく僅かです。
2つ目は、日本語教育以外の支援の必要性。特に学校からの要望が多い「算数」に苦手意識を持つ越境児童は多く、3つ目に当たるコロナ禍における(途上国において顕著な)学びの遅れによって、教科学習支援に対するニーズは大きくなっています。

e-Educationの取り組み

e-Educationの取り組み e-Educationの取り組み

越境児童を取り巻く教育課題を解決するために、e-Education各国の仲間たちから日本にいる越境児童に対して、オンラインを活用した個別算数支援を実施しています。
全国どこにいても利用することができ、特に難しい算数・数学を母語や継承語(家庭内で用いられている言語:例 フィリピン南部出身者にとってのヴィサヤ語など)で教わることで、コロナによる学びの遅れを取り戻すことができる挑戦になります。

成果とこれから

  • 01

    虹の架け橋教室 菊川小笠教室との協働

  • 02

    オンライン個別伴走支援プログラム開発

  • 03

    全国展開に向けたモデル作りへ

2024年、越境児童数が全国的にも多い静岡県において、3つの自治体(掛川市・菊川市・御前崎市)と連携して長年越境児童を支援してきた虹の架け橋教室みなさんと連携し、トライアル事業を開始しました。
フィリピンやネパールにルーツを持つ生徒に対して、彼らの故郷にあたるe-Education各国の仲間たちが、オンラインを活用した算数の個別伴走支援を実施しています。
また、全国展開に向けた自治体・学校モデルづくりにも注力しており、静岡県・掛川市をはじめとした自治体との共同が進んでいます。2030年までに受け入れ体制が未整備な自治体の数をゼロに、そして日本語や算数など初期支援が必要な越境児童をゼロにすることを目標に今後も挑戦し続けます。

生徒からの声

生徒からの声

日本にやってきて、一番勉強で困ったのは算数です。フィリピンではコロナの間ずっと学校は閉まったままで、掛け算(九九)を最後まで学ばずに次の学年になりました。それからずっと算数は苦手でした。
でも、オンラインで掛け算を最初から丁寧に教えてもらったことで、解けなかった問題が解けるようになり、、算数が楽しいと感じられるようになりました。
今では難しい割り算もできるようになり、とても嬉しいです。分かりやすく教えてくれて、本当にありがとうございました。

最高の教育を
世界の果てまで

すべての子どもたちが当たり前の
ように教育を受けられるために、
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