ペルーの代表的な世界遺産といえばマチュピチュです。
標高2000mを越えた場所にあり、「天空都市」と言われていますが、それよりも遥かに高い標高4000m近い場所に湖があることをご存知でしょうか?
富士山よりも高い場所にある天空の湖「チチカカ湖」をご紹介しましょう。
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インカ帝国の歴史と伝説が残る天空の湖
ペルーの南部に位置するプーノという街。ずっと昔から暮らしている原住民が多く、音楽や工芸の伝統が今も残っています。
そんな街に広がる「チチカカ湖」。ペルーとボリビアの国境をまたぐように広がっており、湖の面積は8500平方キロメートル。琵琶湖の12倍以上もある超巨大な湖です。
そして繰り返しますが、富士山よりも標高3850mの場所に位置しており、汽船が航行する湖としては世界最高地にある湖としても知られています。
湖の中にはチチカカ島やルーナ島といった36の島があり、湖の中央には「太陽の島」と呼ばれる島があります。かつてのインカ帝国の歴史や伝説が残っている聖なる場所として崇められており、国内外から多くの観光客がやってきます。
歴史あふれる天空の湖、ペルーにこれから行かれる方はぜひチェックしてみて下さい。
(photo credit: dachalan via photopin cc)
次回の絶景Q〜ここはどこでしょう?〜
この「絶景Q」のコーナーでは、毎回途上国の素敵な景色をクイズ形式で紹介していきます。
第175問は、こちらの写真。次も南米の湖であり、赤い屋根の家が並んでいる島が特徴的ですが、どこか分かりますでしょうか?正解は次の記事で紹介します。どうぞお楽しみに!
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