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Photo: suma-to.net

日本のアニメや漫画文化を好きな人は世界中にいます。

途上国でも同じで、最近ではクールジャパン政策の一環としても、新興国への日本のアニメ輸出が本格的になってきました。

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「鉄腕アトム」の新作がアフリカで放送

今年3月から、手塚治虫原作の「鉄腕アトム」の新作アニメが、ナイジェリアで放送されます。

タイトルは「ロボット・アトム」。幼児向けにロボットの子供アトムが未来の村で人間やロボットの友達と冒険するストーリーを描きます。

ナイジェリアの民放局がアニメ制作のために手塚プロダクションに話をもちかけところ、新興国市場への進出を広げたい同プロダクションが応じ、今回の共同製作が決まったそうです。

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新作アトム  Photo: livedoor blog

インドでは「巨人の星」

日本と史上初の共同製作アニメとして、インドでは野球をインドの国民スポーツであるクリケットに置き換えた、インド版「巨人の星」が放送されたこともあります。

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Photo: freeanimetv

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Photo: ameblo

日本の「巨人の星」も、インドではこうなります。

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Photo: ameblo

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Photo: ameblo

「巨人の星」では、星一徹がちゃぶ台をひっくり返すシーンが有名ですが、これがインド版だと一般家庭にあるテーブルになっているところなど、印象的です。

着実に進む日本のアニメ産業の国際化

欧米、東南アジアに限らず、アフリカや中東にまで日本のアニメ輸出は広がっていっています。

特にナイジェリアなどの経済が急成長していて、なおかつ人口が比較的大きい国で、コンテンツの開発をしているのです。

日本でのアニメ市場は減少するばかりですが、上記のような共同製作などで、需要の高い日本のアニメは十分に輸出可能だと考えます。

また、これら全てその国向けに再開発されているため、既存のアニメ輸出ではなく、アニメ製作のノウハウも日本の競争利益を活かせる場は新興国・途上国にたくさんあります。

今後もこのように途上国の人々の生活を日本の強みを活かして変えていけることに期待したいです!

[朝日新聞/NAVERまとめ]


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