新年あけましておめでとうございます。
2019年、みなさまの応援のおかげで、1年間走り続けることができました。
昨年12月にはマンスリーサポーターの登録者が2018年の3倍となる300人に。
これまで以上にたくさんの方々に支えられていることを実感する1年でした。
そして2020年は、e-Educationが10周年を迎える節目の年となります。
そんな新年のご挨拶としてe-Education代表の三輪開人よりみなさまにメッセージをお送りいたします。
「国際協力に近道なし」
私がまだJICAで働いていた頃、とても尊敬する先輩からもらった言葉です。
あれからもう少しで10年。e-Educationが誕生してから10年経ったことになります。
「途上国の教育課題を映像(テクノロジー)で解決する」
最高の授業を映像にすれば、先生のいない貧しい村の高校生たちもきっと大学に行く夢を諦めなくていい。世界の果てまで希望の授業を届けることができる。そう信じていました。
半分は現実になりました。バングラデシュではこれまで250名を超える村の高校生たちが、現地の難関国立大学に進学し、「不可能はない」ということを証明してくれました。
一方で、残り半分はまだ実現していません。世界の果てまで最高の授業を届けたいという気持ちで14カ国まで広がった活動は、現在4カ国にまで絞り込みました。自分たちの力不足を痛感すると共に、国際協力に近道がないという言葉を思い出しました。
でも、道は確かにありました。まだまだ先は長いですが、「最高の教育を世界の果てまで」というミッション実現に向かって、しっかり前へ前へ進み続けている手応えもあります。
まだ10年。まだまだ、これからです。次の10年に向かって、私たちにできることを一つ一つ重ねていきますので、今年もどうぞよろしくお願いします!