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【フィリピン・カミギン島】カミギン島が抱える教育の難しさ

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今回はフィリピンインターン堀田さくらが取り組んでいるモバイルオープンハイスクール事業(MOHSP)を中心に、フィリピンのカミギン島の教育問題や、島全体が抱える問題についてお伝えします!


e-Educationは、途上国の若者が夢や誇りを持てる社会を実現するために、カミギン島では MOHSPの支援を行っています。


カミギン島では、家が学校から遠い、家事などをしなくてはならない、といった理由で中学を中退してしまう生徒がたくさんいます。


そういった子どもたちに週に一度先生が出張授業をするのがMOHSPです。 e-EducationはMOHSPに映像授業を導入し、より授業の質を上げようという取り組みをしていますが、MOHSPは今いくつかの困難に直面しています。

問題①-先生のキャパシティの問題

MOHSPでは、1人の先生が5~6人の生徒を見なければならず、生徒の年齢や教育レベルはバラバラです。
必然的に一番低いレベルの子どもに合わせた授業となり、なかなか個人のレベルに合わせた授業をすることができない状況にあります。 また、先生は一人で8教科を教えることにも難しさを感じています。

問題②-生徒のモチベーションの問題

MOHSPの授業は週に一回なので、セルフエデュケーションが重視されます。
しかし週一回の授業で家事などもある中、勉強のモチベーションを保てる子どもばかりではありません。

問題③-カミギン島が抱える“仕事がない”問題

カミギン島で教育がうまくいかない大きな理由は”仕事がない”ことです。
 

「教育を受けたところでいい仕事に就く未来を描けない…」
「家族のためにいい仕事に就きたい、でも教育を受けても、いい仕事を得るには島を出なければいけない…」


このような理由から勉強のモチベーションを保てない子どもたちもいます。

きちんと教育を受けなければ良い仕事は得られない、でも島には良い仕事はない。

いま、カミギン島の子どもたちはそんな課題を抱えています。


堀田は、
「カミギン島が、人々が夢と誇りを持って生きられるような、持続的な場所になるように」
という想いを持ち、よりよい支援の形を模索しています。

今後ともe-Educationと堀田さくらの応援をよろしくお願いします!

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堀田とカミギン島の方々

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カミギン島の生徒たち

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カミギン島の子ども

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