将来の夢はファッションデザイナー
デイビ・ダイアン・エリド・リヴェラ(Deyve Diane Rivera)
フィリピン
フィリピンには「オープンハイスクール」という週末教室の制度があります。
さまざまな事情から平日の学校に通えない生徒でも、週末のオープンハイスクールであれば通うことができます。
早すぎる妊娠や、経済的な事情、平日の教室でいじめを受けてしまったなど、生徒のバックグラウンドも、通っている生徒の年齢も多岐に渡ります。
日本の私たちからすれば、一見すると“ドロップアウトした子ども”と捉えてしまいがちですが、生徒一人ひとりはとても前向きに勉強に励んでいます。
今回はオープンハイスクールに通う生徒の中から、印象的な生徒”リヴェラちゃん”をご紹介します。
オープンハイスクールに通う理由を教えてください。
私は家庭環境から、オープンハイスクールで勉強することを選びました。
どうしても、平日の学校に通い続けることが難しくなってしまったの。
父と母と兄弟3人、生活がとても厳しくて・・
家計を助けるために、通信会社で電話応対の仕事をして、働きながら、何とかオープンハイスクールに通っているわ。
オープンハイスクールでしっかり勉強して、良い学校に進学して、もっと良い仕事に就職して、家族を助けたい!
その一心で、勉強と仕事を頑張っているわ。
数学が苦手な私たちのために、e-Educationが考えてくれた”掛け算九九の歌”のおかげで、苦手な数学もとても楽しく勉強できてるの!
e-Educationはもちろんだけど、支援してくれている日本の皆さんには、本当に感謝してもし切れないわ。
最近一番嬉しかったことは何ですか?
学校で行われた模擬ツアーガイド発表会で、表彰されたことが本当に嬉しかった!
発表の前日まで、何度も先生やクラスメイトと練習を重ねていったの。
発表の当日はすごく緊張したけど、とても楽しかったわ。
実は私、元々シャイな性格ではあるんですけど、あの経験から自信を得ることができたの!
レギュラークラスを含む他の生徒たちにも、私の本当の姿を見せることができたのが、何より嬉しかったわ。
将来の夢は何ですか?
正直まだちゃんと決められていませんが、いつかはファッションデザイナーになりたいと思っています!
ステキなお洋服を自分のアイディアで作って、たくさんの人の喜ぶ顔が見てみたいの。
私がデザイナーになりたいと思ったのは、叔父がデザイナーとして活躍しているから。
叔父のことは本当にかっこいいなと思いますし、彼がやっていることにとても憧れているんです。
もし私が叔父のようなデザイナーになれたら、オープンハイスクールの先生にもお礼の報告をしに帰ってきたいと思います。
リヴェラのように、
夢に向かって
がんばる子どもを
応援してもらえませんか?
e-Educationは、フィリピンを始めとする、さまざまな途上国で目標を持って努力している子どもたちに教育支援を届けています。 あなたの寄付で、リヴェラのように、夢に向かって努力している子どもたちに勉強する機会を提供することができます。
「性別に関わらず、すべての子どもたちにとって、教育の権利は平等であってほしい」 「e-Educationの事業モデルは、貧困の連鎖を止めることができる」 そんな風に感じていただけた方は、ぜひe-Educationへの寄付をご検討ください。
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