現地情報

【バングラデシュ】1年遅れでの大学入試がはじまり、最初の合格者が輩出されました!

e-Educationが活動するバングラデシュでは、COVID-19感染拡大に伴い、昨年3月より休校となり、現在もなお休校状態が続いています

そんな中私たちは昨年5月より、大学受験を控えながら学校にも塾にも通えない農村部の高校生と、学費のためのアルバイトができず中退危機にある大学生を救うため、「オンライン家庭教師事業」をスタートさせました。

オンライン家庭教師事業により、延べ850人以上の高校生・大学生を支援することができました

オンライン家庭教師事業をスタートするにあたり、バングラデシュではスマートフォンの普及率が高いため、現地メンバーが専用のアプリを開発しました。高校生にはインターネットのパケット代の奨学金支援を行っています。また大学生には、高校生に学習支援を行うチューターとしてのアルバイト料を支払う形で、本事業は行なわれています。

オンライン家庭教師事業により、延べ850人以上の高校生・大学生を支援することができました

私たちは1年間で延べ726人の高校生に支援を届け、126人の大学生にアルバイトの機会を提供することができました。ここまでたくさんの支援の輪を広げることができたのは、皆さまの温かな応援があったからこそです。いつも、ありがとうございます。

大学入試が延期され続け、ゴールの見えない中で一人で勉強を続けていた高校生からは、「チューターのおかげで、勉強の理解度もモチベーションも上がった」という声を、また生活費や学費を自らのアルバイトで賄っていた大学生からは、「収入がゼロになってしまい、大学継続を諦めようとしていた。大学での学びを続けられること、そしていま誰かの役に立てていることが嬉しい」といった声をもらっています。

 

■1年遅れでの大学入試がはじまり、最初の合格者が輩出されました!

そして今年の4月にようやく、1年遅れで一番最初の医学部の入学試験が始まりました。e-Educationからも1人目の合格者が輩出されました!合格を果たしたのは、バングラデシュ北部に住むKazi Himelさん。

■1年遅れでの大学入試がはじまり、最初の合格者が輩出されました!

Himelさんのお父さんは、Himelさんがオンライン家庭教師のサービスを受けられるよう、日中は農作業、夜は建設現場で働きながら、これまでの二倍の時間働いて、Himelさん専用のスマートフォンを買ってくれたそうです。また、大学生チューターとは、授業の時間以外でもたくさんのやりとりをし、勉強の方法だけではなく、メンタル面でも支えられていたそうです。そんなHimelさんから、喜びの声が届いています。

 

合格通知を受け取ったときはすごく気持ちが高まり、幸せでした。これまで家族からたくさんのサポートを受けてきたので、自分にできる形で何か恩返しをしたいと思っていました。家族は、合格の知らせを聞いて涙を流しながら喜んでくれました。

大学生チューターは常に自分をモチベートしてくれるし、学習理解をサポートしてくれました。自分にとって、とても重要な存在でした。他のすべての生徒にとっても、チューターは必要だと思います。

将来は腕のいい、そして誠実な医者になって、あらゆる人を救いたいです。特に、自分の出身地域のような、経済的な理由で医療サービスを十分に受けられない人たちを救える医者になりたいです。

 

大学進学後は、e-Educationの現地パートナー団体で アルバイトをして、自分のような医学部や理系学部を目指す高校生をサポートしたい、とも話してくれています。


そして、Himelさんをサポートした大学生の一人、Sabbir Sifatさんからも話を聞くことができました。Sabbirさんは無期限で大学が休校になったことや、お父さんの病気が悪化したこともあり、精神的にも経済的にも大変な状況の中でも、支援に参加をしてくれていました。

 

Himelの合格通知を聞いたときは、本当に嬉しかった。彼はとても熱心に勉強に取り組んでいて、バングラデシュの将来にとって最も大きな財産のひとつだと感じていました。彼の成功は自分にとっての成功のように嬉しく、彼のことをとても誇りに思うし、他の高校生が彼のストーリーを聞いたら間違いなくモチベートされると思います。

私自身は、大学進学後は生活費と学費を自ら稼ぎながら、家族への仕送りもしていたので、この事業がなかったら、父親の薬代も払えなかったです。また経済面だけではなく、未来ある高校生の役に立てることが嬉しいです。

今後は、この学習支援を継続しながら、ソーシャルワークのような開発セクターの仕事に就いて、バングラデシュの人たちのために働きたいです。


Sabbirさんは、インターネットの接続状況が良い時間帯を狙って、夜明けの時間帯に授業をするなど、Himelさんのために様々な工夫をしてくれていました。

バングラデシュでは、5月以降に国立大学と公立大学の入試が予定されており、6月頃まで試験が続きます。引き続き、大学生とともに高校生に寄り添いながら、支援を行っていまいりますので、温かくお見守りいただければ幸いです。

ご支援の方法

バングラデシュをはじめとした、e-Educationでの活動国の感染者数は、依然として多く、子どもたちへの教育の遅れや、苦しい経済状況は続いています。
世界中が厳しい状況に直面しておりますが、私たちのミッションである「最高の教育を世界の果てまで」は変わりません。

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