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「人身売買による被害を受けた少女たちの社会復帰を支援する」

この目的を掲げ、なんと自転車を通した途上国支援を続けている非営利団体があります。「88 bikes」という組織では、少女たちに自転車を寄付する活動を行っています。

2006年に始まり、世界に広がる「88 bikes」の活動

途上国において、自転車は非常に重要です。学校に行くとき、水をくみに行くときに、徒歩であることが多いですが、自転車を使うことができたら、その時間を短縮することができるのです。

同団体は、2006年にカンボジアで始まり、88台を届けました。2008年には、アフリカへ200台送ることができ、途上国全体にその活動の輪を広げています。

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自転車の修理トレーニングも実施

また、同団体では、自転車の修理や組み立てなどの技術のトレーニングも実施しています。技術を身につけることで、少しでも収入を得ることができるようになることを目指しているのです。

「88 bikes」では、その名前から、自転車1台につき、88ドル(途上国で自転車を調達するおよその費用)の寄付を集めているとのこと。加えて、自転車の調達は、現地の業者から、組み立てや輸送も現地の労働者を使い、現地の経済に貢献しています。

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子どもには、寄付者の写真が送られる

特徴は、自転車を受け取る子どもが、寄付した人の写真と、住む街が書かれた世界地図がプリントされた葉書が送られるというもの。一方、寄付者には、子どもの写真の入ったサンクスレターが送られます。

支援者と支援を受ける人の顔が見えた関係で、しっかりとつなぐことができているようです。自転車の寄付というシンプルなモデルですが、随所に素敵なポイントが見られる活動を行っています。

ぜひ、「88 bikes」のこれからの活動にも注目してみましょう。

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途上国の教育課題を若者の力で解決する

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