Photo:WaterAid/Anna Kari
11月19日は、世界「トイレの日」でした。世界中でユニークなトイレに関するキャンペーンが行なわれましたので、その中から6つ紹介します!
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1. ユニセフ
ユニセフは、「トイレの日」にちなんで、世界のトイレ事情が分かるページを立ち上げ、誰でもできる簡単なゲーム「トイレ・トレック」を作りました。
パソコンのスペートと矢印キーを使って、画面上のハシゴを渡ったり、ジャンプをし、25個のキレイで安全なトイレットペーパーを探すというもの。
とても単純なのですが、意外と全てゲットするのは難しいですが、ゲームを通じて、途上国での公衆衛生へのアクセス不足を表現することができています。
2. The Daily Telegraph
Telegraphでは、世界のユニークなトイレを紹介しています。
こちらのトイレは、ニュージーランドのカワカワ町にあるものです。1990年代後半に、旧ニュージーランド銀行のレンガなどから作られたトイレとなっており、一つの観光スポットとなっています。
Photo:Reddit
ロンドンやアムステルダムなど、ヨーロッパの大都市でごくたまに見られる「ポップアップ・トイレ」です。日中は何もありませんが(写真左)、若者が出歩く夜にだけ、自動的にこのトイレが底から出てきます。
3. 日本ユニセフ協会
「トイレの日」に、東京都立川市の国営昭和記念公園には、「見えないトイレ」が設けられました。三つの個室が公園の一角に並べられており、真ん中の扉を開けると、地面に埋まったトイレが現れます。
壁には「『トイレがあるのは当たり前』だと思っていませんか?」とのメッセージが書かれており、途上国のトイレを物理的に表現しています。
4. WaterAid UK
「WaterAid」は、世界中で安全でキレイな公衆衛生へのアクセスを提供する国際NGO団体で、「トイレの日」のオフィシャルパートナーでもあります。
2分弱の動画では、我々が毎日使うトイレが喋りだすというアニメーションを用いて、世界中で25億人がこのようなトイレにアクセスできていない現状を歌っています。
5. Celebrate the Toilet
今回初めて、「トイレの日」は国連に正式に認められました。
このことを記念して作られたのが、「celebratethetoilet.org」。誰でも、それぞれのトイレに対する気持ちを書き込めるインタラクティブサイトです。
6. World Toilet Day
俳優のマットデイモンが創設者の「Water.org」は、「トイレの日」のメインオフィシャルパートナーです。彼を中心に、「トイレの日」公式サイトでは、様々な水関係者が、10秒でトイレに対するそれぞれの思いを語っています。
マットデイモン:「僕が水問題に取り組んでいるのは、これが途上国でとても大きな問題となっているから、という理由の他に、多くの解決策がある、という事実も含まれているんだ」
Matt Damon from Hub Media on Vimeo.
多くの団体が力を合わせる!
このように、世界では数多くの団体や政府機関が、公衆衛生へのアクセス向上のための最善の方法として、途上国での整備されたトイレの普及を促進するキャンペーンを行なっています。
ゲイツ財団も、多額の資金を投入し、途上国の未来を担っているかもしれない”新しいトイレ”の開発に力を注いでいます。
「トイレの日」がきっかけとなり、より多くの人が”日々のトイレのありがたさ”、そして”トイレは当たり前でない”ということを再認識し、その流れが途上国へ届くことに期待したいです!
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