みなさんは「開発途上国」や「新興国」と呼ばれるような国に行かれたことはありますか?
フィリピンやインドネシアといった東南アジア諸国は、経済成長著しく、マニラやジャカルタなどの都心部の方に行くと、高層ビルや巨大ショッピングモールが立ち並び、東京の町並みとそれほど遜色ありません。
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しかし、ふと目を転じてみると、そのそばには貧困スラムが広がっており、経済成長の影に存在する「格差」をまざまざと見せつけられることもあります。
こうした「格差」の事実に目を向けようと、近年ではスラムやゴミ山訪問ツアーなども開催され、賛否両論含め、注目が集まっているのです。
スラムを体験できるホテル
南アフリカにスラムの生活を体験できるという興味深いホテルがあります。
それは「シャンティ・タウン」です。その意味は名の通り「スラム街」。
外観はこのようにトタン作りで、「スラムらしさ」を演出しています。
内装は至ってシンプルですが、電気、水道、Wifi、それになんと床下暖房までついています。お値段は、一泊およそ8300円ほどだそうです。
ただ気になるのは、果たしてこれが本当に「格差」や「スラム」を考えるきっかけとなるのでしょうか。
[iStock]
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