人口増加に伴い、飲食類の世界での需要や消費量も気になってきます。
この記事では、WHO(世界保健機関)が公開した、世界各国のアルコールの消費量を表したマップをご紹介します。
SPONSERD LINK
文化と宗教が大きく関係している!?
このマップは、お酒が飲める15歳以上一人に対する年間の飲酒量(リットル)を色で判別しており、黒の飲酒量が一番高く、色が薄ければ薄いほどその国でのアルコール消費量低いことになります。
まず一目瞭然なのは、ロシア(12.5リットル以上)のアルコールの消費量が他の国と比べて圧倒的高いことです。これは同国で大きな社会問題ともなっており、ロシアでの死因の多くは若い頃からの飲酒に関係しているとも言われています。
次に多いのは、オーストラリア、アフリカ(南アフリカ・ナミビア)、アメリカ、ヨーロッパ(イギリス・フランス・スペイン)などです。南米諸国の飲酒量も多いのが印象的です。
北アフリカ・中東・南アジアの国の多くは、宗教上の問題からアルコールの摂取が禁じられているため、全体のアルコール消費量が低いと思われます。
将来的に、ロシアのような社会問題を生み出さないためにも、適量の摂取が求められてくるでしょう。しかしこのマップを見る限り、今後アルコールの需要が増えてくるのは南米諸国で、新たな職を創出し、経済価値を創造していくことを願っています。
SPONSERD LINK