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photo credit: Beraldo Leal via photopin cc

世界で最も有名なスポーツイベント、「FIFAワールドカップ」がまもなくブラジルにて開催されます。

サッカー王国と呼ばれるだけあり、現地の盛り上がりは想像に難くありませんが、現地では観光客の増加に伴う「児童買春の増加」が懸念されています。

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サッカー関係者が啓発プロモーションを実施

元イングランド代表のゲーリー・リネカー、チェルシーに所属するダヴィド・ルイス、ランパードらが映像キャンペーンを通して啓発活動を行なっています。

ブラジルW杯を通して約60万人が同国を訪れるという試算があり、その経済効果は日本円にして、5兆円といわれています。

その経済効果、そして買春需要の増加を見込んで、買春仲介者は、郊外地域で子どもたちを買い付けていると報じられています。 子ども1人当たり50万円〜100万円で売買されており、そのなかには10代半ばの子どもも含まれているようです。

児童買春をなくしていくためには

ブラジルは、かねてからタイ、カンボジア、メキシコと並んで「セックス・ツーリズム(現地在住者と肉体的な関係をもつことを主要な目的のひとつとして旅行すること(UNWTOのウェブサイトより意訳))」の主要な目的地といわれています。

このような問題に対しては、どのような解決アプローチがあるのでしょうか。

たとえば、日本のNPO法人かものはしプロジェクトでは、警察支援、コミュニティファクトリー経営、孤児院支援という3つのアプローチで、カンボジアやインドで活動を展開しています。

世界を熱狂させるであろうW杯の裏側にある問題にも目を向けながら、問題の認知や解決について考えていきたいですね。

[TIME]


途上国の教育課題を若者の力で解決する

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