想像してください。
雪のように白いプールが数キロメートルに渡って続いている光景です。プールは階段のように徐々に高くなっていき、まるで天空へと続く水の道です。しかも、そのプールに流れる水が温泉だと言ったらいかがでしょう?
ある人はその場所を「天国」と呼びました。
トルコが誇る世界遺産「パムカッレ」です。
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温泉が流れるスキー場?世界最大の石灰棚
このトジョウエンジンでは、これまでに石灰石で作られた棚田状の絶景として中国の九寨溝や黄龍をご紹介してきましたが、今回の絶景「パムッカレ」は全く違った魅力があります。
まずは雪国のような白の世界。長さ3km、高低差200mを超える白い石灰石は、言い換えるならスキー場です。
しかし、そこを流れる水は温泉であり、肩までつかることはできないものの「足湯」を楽しむことができます。スキー場は、なんと温泉だったのです。
そして頂上に存在する天空の城。神秘的な白の階段を上った先には、かつてローマの貴族たちが暮らす都市が広がっていました。今は遺跡と化していますが、人々が暮らしが当時の様子が目に浮かびます。
温泉で足の疲れを癒しながら、どこまでも広がる白い景色を堪能する毎日。温泉好きな日本人なら羨ましさすら覚えるでしょう。
日本人が羨む絶景スポット、それがトルコの「パムッカレ」です。
(photo credit: ana_ge via photopin cc)
次回の絶景Q〜ここはどこでしょう?〜
この「絶景Q」のコーナーでは、毎回途上国の素敵な景色をクイズ形式で紹介していきます。
第46問は、こちらの写真。どこまでも広がる緑の大地。この素晴らしい絶景スポットは次の記事で紹介します。どうぞお楽しみに!
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