2010年〜2012年にかけて、アラブ地域で発生した、反政府(民主化)デモや抗議活動「アラブの春」。チュニジアでの暴動がきっかけとなり、周辺国へと広まっていきました。
その影響もあり、サッカーなどのスポーツを実際に試合場で見れないこともあるのだとか。そんな中、アプリを通じて家からも応援に参加できる「Mobilizing the 12th Man」というキャンペーンが行われています。
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12人目の選手であるサッカーファン
広告代理店のOgilvy(オグルヴィ)が仕掛けたこのキャンペーンですが、アラブの春の余波を受けて、政府が国民の観戦などを制限したことがきっかけでした。
いつも観戦に行っていた人にとっては楽しみがなくなってしまう。そこで、ファンを「12th man(12人目)」とし、2012年〜2013年のシーズンで アプリを通じた観戦の体験を提供したのです。
9万人以上がアプリをダウンロード
アプリで、歓声やクラップ、アンセムを歌ったり。実際のピッチにスピーカーがいくつも置かれ、テレビで見ていても、アプリで鳴らしている音が聞こえるような設計に。
93,100人ものサッカーファンがアプリをダウンロードし、家などで観戦したそうです。アプリが実際にどのように使われたのかは、以下の動画をご覧になってみてください。
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