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Photo: BizDaily

東南アジアの中でも、多くのスタートアップ企業が台頭してきているフィリピン

そんな中、日本のソフトバンクが新しいファンドを立ち上げ、2000万ドル(約20億)以上をフィリピンのベンチャー企業に投資することが発表されました。

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ターゲットは様々

今回の新ファンドは、ソフトバンクの既存のパートナーの一つであるIP Ventures主動で設立されます。担当者はこう語っています。

我々は、著しい経済成長と、人口増加に可能性を感じました。マイクロレベルでも、同地域での起業文化に触発され、長期にわたってフィリピン経済、特にテクノロジーのエコシステムを形成していきたいと考えています。

ソフトバンクはフィリピンで、成長段階にあるスタートアップを支援し、主な業界はeコマース(電子商取引)・デジタルメディア・決済・広告・クラウドサービスなどとのこと。しかし、小売りや消費材など、フィリピンの成長を押し上げる業界へも積極的に出資していきます。

東南アジアで存在感を増すソフトバンク

ソフトバンクは近年、東南アジアへの進出を積極的に行なっており、先月5000万ドル規模のファンドをIndosatTrikomselと共同設立し、インドネシアでの成長段階スタートアップ支援を始めたばかりです。

既に、インドネシアのeコマースサイト「Tokopedia」、タイのゲーム会社「Ini3」、シンガポールのゲーム系スタートアップ企業「TMG」などへ投資しています。中国でも同社は広がりを見せており、個人間での貸し借りができる「Edai」に1000万ドル、「Wandoujia」には1.2億ドルほどの投資を実行しています。

ソフトバンクの持っているモバイル業界での知識とネットワークが、今後さらに東南アジアで拡大していくことは間違いないでしょう。

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