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今では、アフリカのマサイ族でも使っている携帯電話。アフリカでの携帯電話の広がりを支えているのは中国とも言われています。

そんな中、中国の通信業でも大きな地位を占めるファーウェイ(Huawei)とマイクロソフトがタッグを組んだ「4Afrika」イニシアチブの一環で、アフリカのみに向けたWindows Phoneを開発しましたので紹介します。

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「4Afrika」イニシアチブで生まれたWindows Phoneのデザイン

中国企業とマイクロソフトが進める「4Afrika」イニシアチブ

価格は未公表ですが、スペックは、4インチ480×800の画面サイズ、4GB内蔵ストレージ、省エネで420時間も持つなど生活での利用には十分なほど。

このイニシアチブの狙いとしては、アフリカで最も入手しやすいWindows Phoneを量産し、大陸内でのスマートフォン利用率を挙げることです。

南アフリカ、エジプト、ケニアなど7ヵ国で販売スタート!

現在のアフリカでのスマホ普及率は10%ほど。今回のWindows Phoneは、アンゴラ、ケニア、モロッコ、ナイジェリア、南アフリカ、エジプト、コートジボワールという7ヵ国を中心に販売をして行く予定だそう。

また、「4Afrika」イニシアチブでは、ブロードバンド環境の整備や、技術のある国からWindows Phoneの開発支援もしていき、10万人ほどの雇用を生んでいくとのこと。

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「4Afrika」イニシアチブのウェブサイト

女性支援のためのポータルサイト立ち上げも

同時に、社会的な事業も実施。一例としては若い女性向けのポータルサイトを立ち上げ、現地のNGOと共同で女性のリーダーシップ教育やキャリアビルディングの支援をしていくことが発表されています。

「4Afrika」イニシアチブによってアフリカでもスマホ利用者が増えれば、日本や他の国の人とも交流ができたり、同じアプリで遊んだりするような未来が近づいた気がしました。

[4afrika via The Next Web]


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