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みなさん、こんにちは!e-Educationミャンマー担当の小沼武彦です。現在、ミャンマーで英語コンテンツの提供を目指して日々、動き回っています。

前回の記事では、塾が見つからなく途方に暮れた後に行なった活動を綴りました。今回の記事では、私立校を訪れ、世界経済フォーラムのイベントに参加することになったことまで綴りたいと思います。

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新学期スタート、私立校へ飛び込む

6月3日。ミャンマー中の学校が新学期を迎えました(ミャンマーの学校は、3月中旬から6月初旬まで夏休みを迎えます)。

新学期が始まり、学校に生徒や先生が集まるため、ようやく学校へ飛び込み営業ができるようになったのです。ヒアリング活動で名前の上がった「Lumbini academy」に早速訪れてみました。

「Hello, my name is Take~」

カリキュラムが違うため、断念!

早速学校に入ると、校長先生が迎えてくれました。事情を説明すると、オフィスに案内しコーヒーをいただくことに。

「この先生、優しくて、中立的で雰囲気もある。これはいけるんじゃないか!? しかもこの学校かなり優秀な先生が揃っている、」と、話しているうちにこのような考えが生まれましたが、ある問題に気がつきました。

カリキュラムが違う… 

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校長先生の話を聞くと、この学校はInternational Curriculumの授業を行なっているらしく、寺院学校のカリキュラムとは大きく異なっていたのです(寺院学校は、政府公認のカリキュラムの授業が行なわれます)。

「申し訳ないけど、直接手助けることは出来ないわ。でも、知り合いを紹介することはできるからいつでも連絡ちょうだい!」

そう嬉しい返事をいただき、帰りの途につきましたが、少し焦りが生まれていました。中々、一緒に活動する学校、教育者が見つからない。いつになれば見つかるのだろうか。そう悩みながら、アメリカ人とルームシェアしているアパートに帰りました。

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世界経済フォーラムへ参加することに

家に帰ると、ため息もついていたんだと思います。すると、ルームメイトのヘレンが「どうしたの?」と声をかけてくれました。

「実は、プロジェクトがうまくいっていないんだ。今日もLumbini academyって学校にいったんだけど…」

「Lumbini academy!? 今度、世界経済フォーラムのイベントがそこで行なわれるんだけど、コーディネートしてるから参加できるようにアレンジしとくわ。ヤンググローバルリーダーズとミャンマー学生の教育ディスカッションだからヒントが得られるはずよ!」

Lumbini academyを訪れたこと。ヘレンがイベントのコーディネートをしていたこと。偶然が重なり、僕は世界経済フォーラムのイベントに向かいました。


途上国の教育課題を若者の力で解決する

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