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photo credit: Marwa Morgan via photopin cc

これまでに、世界の奴隷の現状が把握できるインフォグラフィックマイクロソフトのアフリカ支援「4Afrika」のインフォグラフィックなど、途上国に関連するインフォグラフィックをたびたび紹介しました。

今回は、インフォグラフィックでケニア、ウガンダ、タンザニアの東アフリカにおけるヘルスケアの現状を見ていきましょう。

医療ネットワークを持つNGOの活動がインフォグラフィックに

2006年に持続的な医療アクセスを生み出していくべく、NGO「North Star Alliance」は医療ネットワークをつくりはじめました。以来、10ヵ国で22ものクリニックを立ち上げ、医療サポートを年間25万人へと提供しています。具体的な数字データについてみていきましょう。

まず、2011年の時点でアフリカの情報をインフォグラフィックにまとめているのがすごいですね。非常にデータが分かりやすく表現されています。

ヘルスケアへのアクセスが整っていない、ヘルスケア治療が受けられない。治る病気やケガも治らない。さらに蔓延させてしまうことも多いアフリカ。

4半期で4万人弱がクリニックを利用

インフォグラフィックでは、病院を訪問した人がどのくらいなのか、そしてどのような治療を受けたのかについてまとまっています。*データは2011年の1〜4月のものです。

  • 3ヵ国の医療ネットワークのクリニックに訪問した人は、合計で37,496人(男性が20,083人、女性が17,413人。)
  • 内訳は、それぞれのコミュニティで生活する普通の人が1番多く26,995人(以下、トラック運転手、トラックの交替運転手、セックスワーカーと続く。)
  • 性病予防として配布したコンドームは、179,862個
  • 訪問者の治療数は、62,422件に上る(例:ヘルスケア治療は、12,592件。HIVカウンセリングは、10,617件。)

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実際に数字として成果を出している団体やその取り組みは、このようなインフォグラフィックにすることで一目で活動のインパクトを理解することができます。

まだまだ日本のNPO/NGOでは活用が摸索されている段階ですが、次第に増えてくると思いますので、「NPO活動のインフォグラフィック化」に注目していきましょう!

[North Star Alliance]


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