photo credit: Shawn Hoke via photopin cc
これまで、クラウドファンディングサイト「Startme」やヨハネスブルグの情報が詰まったオンラインタウン誌「Gummie(ガミー)」、スラム街での生活を変えるハイテク小屋「iShack」など南アフリカのアイデアを度々紹介してきました。
今回は、テクノロジーの力でお祭りを盛り上げるアイデアについて。8月に開催の南アフリカの「OppiKoppi festival」では、スマートフォンを使うことで、無人機にビールを注文することができるとのことです。
5,000人以上が参加するフェス「OppiKoppi」
「OppiKoppi festival」は、南アフリカ・リンポポ州にて8月8~10日の3日間に渡って開催され、5,000人以上が参加予定の野外音楽フェス。
ダーウィンさんという方が開発したこの無線機は、8本足のついたヘリコプターのようなもの。缶ビールを運ぶことが可能で、フェス開催中にビールを注文してくれた人にミニパラシュートをつけて落としてくれるというのです。
スマホで注文し、無人機が運んでくれる仕組み
なんとスマホを使って無料で隣国ナミビアの有名なビール「ウィントフックラガー」を注文できます。GPSを活用し、1平方メートルまで近づき、落としていく画期的な仕組み。
この仕組みのおかげでただでさえ盛り上がるフェスに新しい楽しみが加わることになります。同時にビールメーカーのプロモーションとしても一役買うことは間違いないでしょう。
将来的にはフェス・ビール以外でも活用予定
今回はすべて無料ですが、今後はフェス以外のイベントでも活用したり、ビール以外のものも運べるようにして、有料モデルにしたいとのこと。無人機と言えば通常は戦いのためというイメージもありますが、楽しみやワクワクがもらえる使い方もあることを教えてくれた取り組みでした。
以下は、プロトタイプの動画ですので、気になる方はぜひご覧になってください。
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