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これまでトジョウエンジンでは、インドのエシカルブランドマニラのエシカルファッション、さらにはエシカルな携帯電話など”エシカル”に関した記事もいくつか発信してきました。

今回は、ベトナムの貧困や差別に対して「アクセサリー」で解決を目指す、日本発のエシカルブランド「phu hiep(フーヒップ)」を紹介します。

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ベトナム支援になるエシカルブランド「phu hiep」

フーヒップのコンセプトは元々、ベトナム中部フエにあるフーヒップ地区で育った若者や子どもたちを支援する目的でスタート。子供たちに「夢」を持ってほしい、そんな願いが込められたブランドです。

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フーヒップ地区の歴史と貧困のスパイラル

かつてフエには多くの船上生活者がいました。ベトナム戦争で南政府軍として戦った人々は、その後被差別民として充分な市民権を与えられず、土地を持つことができなかったからです。

そんな彼らがフーヒップ地区へと強制移住させられたのは1999年のこと。これは、フエ観光地化政策の一環でした。

元船上生活者の多くは教育を受けずに育ったため、定職に就くのは簡単ではありません。そのため、貧困のスパイラルが起き、子供たちは貧困を理由に教育が受けられないばかりか、不当な労働までも強いられるようになったのです。

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キーワードは「Creating & Learning」

フーヒップは不当な労働環境から子供たちを救うため、10代後半の少女達の職業訓練としてアクセサリー制作を指導。それらを日本などで販売する事でフェアトレードを推進しています。

同時に売上の一部をチャリティとし、フーヒップの定住区全体へ教育支援などを行っています。さらには、何らかの理由で学校へ通えない子供達に対して、読み書きや算数などの基礎教室も開いているそうです。

子供たちの夢を開くエシカルブランド。ぜひ注目してみてはいかがでしょうか。

[phu hiep]


途上国の教育課題を若者の力で解決する

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