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photo credit: Ostrosky Photos via photopin cc

市場調査やマーケティングリサーチを行う株式会社インテージは、アジアの人々の意識や行動を探るため、アジアの人々を対象にした自主企画調査「アジアインサイトレポート」を発行しています。

このたび、その第5弾となるレポート『インド市場実態調査~自動車編~』が発表されました(2013年7月にインドの20~50代一般男女300人を対象に自動車に関する調査を実施)

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現在保有している自動車のメーカーは?

まず、現在保有している自動車のメーカーですが、MARUTI SUZUKI(マルチ・スズキ)が34.3%でトップ。続いて、HYUNDAI(ヒュンダイ)、HONDA(ホンダ)となっています。

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次に購入したい自動車のメーカーは?

次に購入したいメーカーについては、VW(フォルクスワーゲン)が25.7%でトップ。HYUNDAI(ヒュンダイ)、MARUTI SUZUKI(マルチ・スズキ)が次いでいるという結果でした。

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調査結果の背景にあるインドの燃料事情

今回のインドの自動車市場では、現在保有している車メーカーはマルチ・スズキが3割以上を占めた一方で、次に買いたいメーカーのトップはフォルクスワーゲンでした。

インテージによれば、この背景としてインドの燃料事情があるとのこと。石油価格の高騰が続くインドでは、軽油とガソリンの価格差は開いているため、ディーゼル車の需要は高くなりそうです。

インドのディーゼル車市場は激戦に

マルチ・スズキは、ディーゼル車への対応に加え、郊外での販売を強化していた。また、フォルクスワーゲンを購入したい人が多かった理由として、昨年12月に発表された「クロス・ポロ」という車種への期待の高さがあるとのこと。

この車もディーゼルエンジンを搭載しており、インドにおけるディーゼル車市場は激戦となっていきそうです。

[インテージ]


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