photo credit: Kevin Dooley via photopin cc
トジョウエンジンでは以前から、途上国での再生可能エネルギーのポテンシャルについてご紹介してきました。
先日、エチオピアでアフリカ最大の風力発電所がオープンしましたが、今度はエチオピアの電力配給業界での民間セクターの参入が認められました。
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電気業界への民間企業の参入は国内初
この案は、先月エチオピアの新しい法律として、閣議決定されました。これまでは、「Ethiopia Electric Power Corporation(EEPCO)」という国の企業が電力発電、伝達、販売全てを担っている状況でした。
しかし、今回制定された法律では、EEPCOと競争し、電力業界に投資をしたい民間企業の参入を新たに認めたのです。
時代の流れに乗った決断
第三者機関、Ethiopian Electric Agency(EEA)が新設され、民間投資や、金額設定などを監視します。
世界銀行などは、以前からエチオピア政府に主要産業を民間企業にオープンにすることの重要性を指摘してきました。
個人投資家や、先進国政府は、エチオピアの通信業界の民営化も望んでおり、今回の政府の決断は、国の将来を左右する有意義なステップだったと言えます。
海外投資(FDI)を国に引き入れるためにも、今後はさらなる官から民へのパワーシフトが期待されます。
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