photo credit: Alastair Rae via photopin cc
アフリカ大陸は、天然ガスや石油などといった地下に埋まっている鉱物資源が豊富に眠っていることで有名ですが、実は広大な自然が作り出す自然エネルギーも忘れてはいけません。
そんな中、中国とポルトガルの発電会社がアフリカ大陸へ共同投資することが発表されました。
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世界最大の三峡ダムがついに動き出す
今回のプロジェクトを担っているのは、民間の世界最大の水力発電所・三峡ダムと、その管下にあるポルトガルのEDP(Energias de Portugal)です。
約20億ドル(約2080億円)の共同投資は、三峡ダムのノウハウを輸出し、ダム建設などの水力発電施設を建てる予定。2020年を目標に動き出しています。
EDPの執行役員のクルズさんは言います。
これは中国、ヨーロッパ、そしてアフリカを結ぶパートナーシップです。
三峡ダム Photo: sinodefenceforum
ターゲットはアフリカの未開拓地
世界銀行が選ぶアフリカで最もビジネスのしやすい国・モザンビークが、ダム建設の候補地として入っています。近隣のザンベジ川は未だに未開拓で、うまくいけば国の最大産業になりうることもあります。
他にもアンゴラなど、発電地としてまだ名が知られていない地域での開発を検討しているとのこと。今後も、このように二国間を超えた複数国間でのパートナーシップで、途上国と先進国の関係が深まっていくことに期待したいです。
[Macauhub]
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