アルマーニの途上国支援がかっこいい！ ユニセフとタッグを組み、キレイな水を届けるキャンペーン3選

世界の約7.7億人が、キレイな水にアクセスできていません。

2010年以降、イタリアのファッションブランド・アルマーニは、水問題の認知度向上のためのユニセフの「Tap Project」のスポンサーとなっているのです。その取り組みを3つ紹介します。

1. Acqua for Lifeプロジェクト

「Acqua for Life」プロジェクトページに設置されている「いいね！」ボタンを押すと、アルマーニ社からユニセフに1ドルが寄付される仕組み。1ドルで子供1人に40日のキレイな飲み水を提供することができます。

すでに57万「いいね！」が押されており、これだけで約5800万円が寄付されたとのこと。

2. 良いにおい、良いことをしよう

昨年3月1日から31日までに下記のアルマーニの香水を購入すると、ここから1ドルが「Tap Project」に寄付されるキャンペーンも行ないました。

3. 10分間携帯から離れてキレイな水を提供

今年は、人々が常に欠かさず使用している携帯電話を使ったキャンペーンが行なわれています。

10分間、携帯電話を触らないだけで、アルマーニ社からキレイな水1日分が途上国の子供一人に届けられます。

先進国に住んでいる以上、”水なし”の生活がどんなものなのか体験することは不可能です。そこで、先進国の人たちに代わりに”携帯なし”になってもらおう、というユニークな取り組みとなっています。

携帯を置いて、10分間「Modern Assembly」が作ったアプリを起動します。

先進国での生活必需品が携帯電話だとすると、途上国ではそれがキレイな水になります。

両方を対比し、それぞれに関する情報が10分間流されます。

アルマーニは「Tap Project」の主要スポンサーですが、他にも著名人、レストラン、ボランティア活動などを通じて人々の水問題に関する認知度向上を目指しています。

この世界的問題に取り組んでいる団体は多く存在し、今後はこれらの団体がより多くの企業と提携し、インパクトを広げていってくれることに期待したいです。

［Acqua For Life/FastCompany］