photo credit: ICC WORLD TWENTY20
クリケットというスポーツをご存知でしょうか?
英国発祥のこの球技、4月6日には「ICC World Twenty 20」と呼ばれる国際試合の決勝戦が行われ、みごとスリランカが優勝しました。
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photo credit: Official Sri Lanka Cricket
南アジアで大人気!
以前、バングラデシュの子供たちに大人気の夢としてご紹介したクリケット。もちろん大好きなのはバングラデシュの子供だけではありません。
日本ではあまりなじみのないクリケットですが、世界の競技人口はサッカーに次いで第2位、20億人以上のファンがいるとてもポピュラーなスポーツなのです。
南アフリカやオーストラリアといったチームに並び、インドやパキスタンなども強国に名を連ねています。スリランカでも国技であるバレーボールではなく、みんながクリケットに熱くなるのです。
photo credit: Official Sri Lanka Cricket
クリケットってどんな競技?
ここで簡単にクリケットのルールをご説明したいと思います。
野球の原型でもあるクリケットは、「投手が投げたボールを打者が打ち、得点が多いほうが勝ち」という基本的なルールは野球と同じです。
photo credit: 日本クリケット協会
長方形のピッチの両端にバッツマンと呼ばれる打者が1人ずつ立ち、ボーラーと呼ばれる投手が一方のピッチの端に立ち投球します。
ピッチの両端には「ウィケット」と呼ばれる柱が3本ずつ立っており、ボーラーはウィケットにボールを当ててバッツマンをアウトにすることができるというもの。
投球を受ける側のバッツマンはボーラーの投げたボールを打ってウィケットを守ります。ボールを打ったら両端のバッツマンは反対側のピッチめがけて走り、走りきれば一点ずつ得点が入るのです。
フードコートでパブリックビューイング!
スリランカの街中のフードコートにはテレビが据え付けられているところがあります。ほかの食事客が何やら一心にテレビを見ているなと思いきや、突然の歓声が。
まさにスリランカ代表の試合が行われているところだったのです。得点が決まるたび皆が足を止めテレビに食い入ります。
スリランカが18年ぶりに優勝!
今年のチャンピオンはスリランカナショナルチーム。優勝当日は街中で若者がパレードをしていました。
百聞は一見にしかず。知っているだけで話が盛り上がること間違いなしのこのスポーツ、ぜひアジアを旅行する前に一度ご覧になってみてはいかがでしょうか?
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