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皆さんこんにちは。e-Educationルワンダプロジェクトのドガです。

前回の記事では、DELL社の国際コンペ二次審査の必要書類を全て申請したことについて書かせて頂きました。

今回は、コンペ二次審査の結果について書き綴らせて頂ければと思います。

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力を出し切った一次審査・二次審査

一本の電話から始まった国際コンペへの参加。

過去に参加したものの、入賞を逃してきたDELL社主催「ソーシャルイノベーションチャレンジ(現Verb U)」。今後こそ入賞、いや、優勝を目指してルワンダからその準備を進めてきました。

持てる力を全て出し切った一次審査、二次審査。これまでの経緯は、過去6回の記事に分けて紹介してきました。もしまだ読まれていなかったら、ぜひこの機会にご覧下さい!

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「精一杯やる=後悔しない」は本当なのか?

e-Educationとは別に、全く新しいパートナーを引き連れ書類作りに追われ、日本とも遠隔で毎日コミュニケーションをとっていました。コンペに参加している他のチームのプロジェクトワークと比べても、僕たちe-Education for Gazaのクオリティは劣っていませんでした。

こういう自信があったのも、「僕自身できることをすべてやった」からだと思います。

’後悔’という言葉は、人により解釈が違い、実に主観的です。精一杯努力して何かをやっても、結果がダメだったらそれは’後悔’なのか。それとも、自分が考える’精一杯の努力’をすれば、何事も’後悔’しないのか。

僕は絶対に後者の考えです。そもそも’後悔’というのは、’自分のしたこと’に対する哲学であり、結果など自分以外が関わってくる事とは無関係なはずなのです。DELL社のコンペへの参加を決めた時点で、僕は’後悔’の半分を消していたのです。

やらなければよかった、の後悔。
もっとやっておけばよかった、の後悔。

言い換えると、’最初と最後の後悔’になるでしょう。まず共同代表のアツさん(税所篤快)から本コンペに出てみないか、と言われ「挑戦しましょう!」と答えた時点で半分。そして僕の持っている力の全てを出し切って必要タスクを二次審査まで全て提出し、やりきりました。

後悔はしていません。結果がどうであれ、とにかく自分とメンバーを信じてここまでやってきたことに対しては何の悔いもありません。

ファイナルへの切符は・・・

そしてファイナリスト4チームが知らされる日。

主催者からメールが送られ、僕は時差の関係で早朝に恐る恐る受信ボックスを空けてみました。

すると件名には・・・

Congratulations!

そう、e-Education for Gazaは、無事ファイナル進出を果たしたのです!

ファイナリストは、DELL本社のあるテキサス州・オースティンでのファイナルピッチイベントへ招待されます。さらに毎年DELLが顧客向けに開催する大規模なカンファレンス・DELL Worldへのフリーパスもゲットできるのです。

自分でも、「精一杯やった」と自覚することができ、自信を持った時点で僕たちのファイナル進出は決まっていたのかもしれません。しかし、本当の勝負はここからです。全世界から選ばれたチームが一同に集結。インドの僻地や、MBA取得中のチームまで、個性溢れるチームの中から優勝できるのは一チームだけ。

優勝することが最初から僕たちの目標です。12月中旬に開催されるファイナルイベントまで、ルワンダで自らを磨き続けます!

ps: これから月に一回、下記のような「今月のまとめ」をイラストにして頂いたので、連載の下に載せていこうかと思います。イラストは漫画家の西アズナブルさんに描いて頂きました!

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途上国の教育課題を若者の力で解決する

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