皆さんこんにちは。e-Educationルワンダのドガです。
前回の記事では、ルワンダの農業と運転免許で僕ができそうなプロジェクトについてお話させて頂きました。
これまでe-Educationプロジェクトや国際コンペ参加のお話をしてきましたが、今回はルワンダの文化や生活についてご紹介します。
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伝統舞踊:イントーレ
アフリカ諸国には、それぞれ伝統的な踊りがあります。”イントーレ”とは、「選ばれし者たち」という意味で、ドラムや歌と一緒に激しく槍と盾を持って踊る姿は圧巻。数世紀前から受け継がれており、重要なセレモニーや催し物の際に観ることができます。
僕も現地で、政府関連の式典に出席した時に初めてこの踊りを目にしました。「これがアフリカンダンス!」と思わせるダンスは人々を魅了していました。
photo credit: Garrett Ziegler via photopin cc
伝統工芸:アガセチェ
バスケットとアガセチェの二種類あり、別名「平和のかご」とも呼ばれています。アガセチェのデザインは全てが独特で、ルワンダの伝統と歴史を表し、国章にも描かれています。
ルワンダの女性の多くは幼い頃からアガセチェ作りを教わっており、同国の女性文化の象徴として位置づけられています。日本でも、この工芸品を扱うお店(Ruise B)があり、オンラインでも購入可能なので是非ご覧になってみて下さい。
Photo: Rwanda Network
食文化
大多数のルワンダ人は農村で働いており、主要作物であるジャガイモやトウモロコシを作り、ほぼ自給自足で生活しています。
毎日の食事は豆・野菜・ミートシチューを、日本で言うご飯のウガリ(穀物の粉を湯で練り上げたアフリカの伝統的主食)、マトケ(湯であげたバナナ)、チャパティ(平らなパン)、そしてジャガイモやライスなどと一緒に食べることが多いです。
首都キガリでは、上記の品目に加え、ランチはブッフェ形式で、ルワンダ人が大好きなフライドポテトやスパゲティなどを盛って食べます。上の写真がそのブッフェなのですが、意外とこれが美味しく、ハイカロリーですがハマってしまう味となっています。
皆これを昼は好んで食べます
移動手段
東アフリカ全域で、移動する際の手段は大きく3つあります。車、バス(マタツ)、バイクタクシー(モト)です。
その中でも一番メジャーなのはバスでしょう。朝と夕方の通勤ラッシュには、上のようにバス停に人が群がり、満員+αになるまでバスも出発しません。そのため、価格は少し高くなりますが、僕は目的地まで一番早く着けるバイクタクシー(モト)を使うことが多いです。
パンクは日常茶飯事。その場で下車を求められます(笑)。
鍵は?無くしたそうです。その場合は映画のように中の導線をいじってエンジンをかけています。
とにかく面白い
四国の1.5倍の大きさで、人口も1100万人しかいない小国ルワンダですが、このように他とは少し違う伝統があります。ルワンダ滞在最初の一週間は、全てのことに驚きでした。
しかし、どれもこれも絶対に日本では経験できないことばかりで、全てが新鮮で僕はその全てを吸収することが毎日の楽しみの一つに変わりました。この好奇心を忘れず、プロジェクトを前進させていきたいと思います。
ありがとうございました!
『アフリカ・奇跡の国ルワンダの『今』からの新たな可能性 ~ジェノサイドから20年を経て~』
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