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発展途上国では医療インフラが整っておらず、医者が患者を診察できないケースが多くあります。治療を満足に得られないがために、命を落としてしまう人も少なくありません。診察され、治療さえすれば助かる命がたくさんあるのです。

そんな問題を解決できるのがSolar Ship社の「ソーラー飛行船」です。

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医療が届きにくい途上国の問題

Solar Ship社のCEOであるJay Godsall氏は、アフリカに住んで働いていたことから途上国では医療が届きにくいことを知っていました。

ある村では30km程の距離の移動であっても、道路が舗装が整っていないことから、移動するのに3日間かかるそうです。途上国では、ガソリンの質が悪さによって起こる自動車事故の危険性が高く、経済的な事情によりヘリコプターを利用するこなど滅多にありません。

そのため緊急時に病院に行き、治療を受けることが出来ないのです。

「ソーラー飛行船」が途上国の医療を変える?

Solar Ship社が開発した「ソーラー飛行船」は太陽光によって充電し、ガソリンを使わず日夜飛行することができます。この技術が、途上国の医者と患者の距離を縮めることができるのです。

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450キロ以上積載可能

現在、途上国の医療問題を改善するためにGodsall氏は3つの試作品を作っています。写真の飛行船は、機体の重量が約500キロで、450キロ以上の荷物を積むことが可能です。これは担架を載せて医者が乗り込んでも、十分な大きさであり、緊急に治療を受けなくてはいけない患者を乗せ、病院へ搬送することができます。

2014年度には、アフリカで試験的に試し、サービスを提供がするそうです。

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多くの命が救える

この飛行船が普及すると、多くの医者がインフラの影響で立ち入ることができなかった地域に行き、医療を提供することができます。

またワクチン等を届けることが比較的容易になるため、医療が届きにくかった地域の方の健康状態が良くなります。

現在はまだ試作段階の「ソーラー飛行船」ですが、このような技術が発展することによって、多くの人の生活水準が上がります。

これからもこのような活動から目が離せません。

[FastCompany]


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