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こんにちは!e-Educationミャンマー担当の小沼武彦です。

前回の記事では、撮影が開始しつまずいたこと、映像を配信するまでのことを綴りました。今回の記事では、映像をDVDにした後、実施校へ向かい、映像を流したことを綴りたいと思います。

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プロジェクターを購入し、実施校へ

ハプニングがあったものの、一通り英語と科学の授業を撮影した後、僕は実施校のある北部の都市マンダレーへ向かいました。マンダレー到着後、生徒に映像を見せるために必要な機材(プロジェクター、スピーカー)を購入するため電気屋さんへ。

マンダレー市内でプロジェクターを扱っている店舗は少なく、扱っている店舗でもプロジェクターの機種が一つしかありませんでした。しかも、意外と高い…。機材がなければ映像を見せられないので、店舗にあったプロジェクターを購入し、早速実施校に向かいました。

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ワクワクと不安を抱きながら映像放映

実施校に向かい、さっそく校長先生の元へ。校長室で挨拶をし、現在の進捗状況やプロジェクター寄贈の件についてお話をしました。校長先生と話している時は、学生たちが授業中だったため、しばらく待つことに。そして授業が終わるといよいよ映像を見せる時間になりました。

ワクワクと不安。両方の感情が交わる中、子供たちに映像を見せました。

(子供たちの反応が悪かったらどうしよう。他の国のメンバーは、子供たちがノートを取り出して、メモをし始めたって言ってたな。ミャンマーでもそんな様子がみれるだろうか…。)

そういった不安を抱きながら、イントロダクションが流れている間、僕は子供たちの表情をずっと見ていました。子供たちの顔が明るくなるだろうか。

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リアクションがなかった最初の授業

イントロダクションが終わり、実際の授業が始まりました。10分、20分ほど過ぎても学生たちは、ボーっと画面を見ています。ノートを取り出す雰囲気は見られませんでした。科学の実験の様子も、子供たちはボーっとみている。

「つまらないんだろうか?それとも理解ができていないんだろうか?」

そういった不安が一気に押し寄せてきました。1時間で2つのコンテンツを見せた後、早速感想を聞いてみました。

「どうだった?」と聞くとある一人の生徒が「簡単だった。」と答えました。他の生徒も簡単だったと話します。

簡単なのか…。確かに基礎を抑えるビデオコンテンツを作成しましたが、そこまで簡単と言い切れる授業ではないことを科学の先生、パートナーのピョーとあらかじめ話していました。

今回は初回ということもあり、確認テストを準備しておらず、きちんと学生が理解できたかを確認することができませんでした。

反省だらけだった初めての授業

もしかしたら生徒は理解できただけかもしれない。もしテストを行ったら、実際に答案用紙に答えをかけないのでは?

こういったことを確認するために、確認テストって必要なのだとを改めて気づき、準備していないことを反省しました。その他にも反省することがあります。学生がノートを取らず、ボーっとしていたのは、おそらく僕が事前にアナウンスなどをしていなかったからだと思います。

「今日は科学のこの分野の授業を扱います。実験の様子もでるので、必要であればノートを取ったり、隣の人と理解できたか、話合ってみてください」といったアナウンスを事前に行っていれば、もっと生徒たちが自主的に勉強したのではないかと考えています。

この反省を活かし、次回の授業の時にはもっと良い環境を作っていこうと考えています。ミャンマープロジェクト。一歩一歩進んでいます。

これからも応援お願い致します。


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