暗い夜を明るく照らす黄金の光。
“黄金寺院”とよばれるインドの「ハリマンディル・サーヒブ」は、夜になると美しくライトアップされ、道ゆく人たちの心まで明るくします。
昼も夜も黄金色に輝く、インド屈指の寺院をご紹介しましょう。
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芸術と文化が詰まったシク教の巡礼地
インド北東の街、アムリトサル。すぐ隣にはパキスタンへと続く国境があり、旅人が国を超えるための中継の街としても知られています。国内外を移動する商人達も、ここで足を休めます。
しかし、この街には商人や旅人の街ではありません。現地の宗教、シク教の中心地であり、シク教徒は巡礼目的でこの街にやってきます。
そして彼らが向かう先にあるのが、黄金寺院とよばれる「ハリマンディル・サーヒブ」。写真のように夜はライトアップされて黄金色に輝きますが、壁も全て黄金色に装飾されているため、昼間にみても美しく輝いています。
巡礼地の中心ということもあり、しっかり整備されていることも特徴です。寺院だけでなく、周りの芝もしっかり整えられ、街中とはまるで別世界が広がっています。
寺院の中も見学を見学するには長蛇の列に並ぶ必要があります。炎天下の中、長時間並ぶことはおススメできませんが、シク教徒の熱意を肌で感じる良い体験になるでしょう。
体験と言えば、寺院の周りで沐浴することもできます。寺院の周りには人口の池が作られており、シク教徒はこの「聖水」で沐浴することが巡礼の大きな目的なのです。
インドの芸術と文化がギュッと詰まった黄金寺院。ぜひ肌で触れてみたいですね。
(photo credit: PlaneMad via photopin cc)
次回の絶景Q〜ここはどこでしょう?〜
この「絶景Q」のコーナーでは、毎回途上国の素敵な景色をクイズ形式で紹介していきます。
第125問は、こちらの写真。世界で最も有名な場所の一つですが、どこか分かりますか?この絶景スポットは次の記事で紹介します。どうぞお楽しみに!
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