途上国のエネルギー不足を解決！ 遊ぶだけで発電するサッカーボール「Soccket（ソケット）」

太陽が沈む時、途上国の人たちは危険で環境に悪い灯油ランプの「光」を頼りはじめます。

そこで、4人のハーバード大学生は、エコで安全に発電することができるサッカーボール「Soccket（ソケット）」を開発しました。

サッカーボールで発電!?

サッカーは、アフリカの子どもたちの間で最も人気のあるスポーツ。そこで、ソケットは、サッカーボールの中身を改造し、蹴ると同時に電気をボール内で作れるように設計されています。

つまり、運動エネルギーを中で電気に変換することができるのです。15分間このサッカーボールで遊ぶことで、なんと小さいLEDランプを3時間も照らし続けることが可能になります。

あのクリントン元大統領も認めたプロダクト

チャリティー活動に非常に熱心で、自身も財団を持つ、第42代アメリカ合衆国大統領ビル・クリントン氏。彼はソケットに関して『革新的で驚くべきプロダクトだ。なぜなら、ボールを蹴るだけで電気が付いてしまうのだから。』と言っています。

これからの将来、アフリカで圧倒的に多い若者、そしてサッカーという国民的スポーツを活用してのクリーンなエネルギー開発の今後のポテンシャルに期待です。

動画にはSoccketが生まれた発端から、それを使った発電に感動する子どもたちの様子まで出ているのでぜひご覧になって下さい。

[INHABITAT]