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BRICSにも数えられ、これからの経済発展がますます期待されるブラジル。一方でスラム街も多く、その中ではたくさんの人が貧困状態で生活しています。

そんなスラムや貧困に新しいアプローチで取り組むのが、今回紹介する「Eu que Fiz(I Made Thatの意味)」プロジェクトです。

チョコ菓子の作り方を移動式で教えていく

このプロジェクトに登場するのは、トラックとチョコレート。この2つで行うのが、フードトレーニングです。つまり、チョコレート製品(お菓子)の作り方とそれを販売するビジネスを教えることで、貧困の解消を目的としています。

運営するのは、ブラジルの小売りメーカーとNPO。トラックで移動しながら、様々な地域でお菓子づくりのクラスを開講し、受講者(主に女性)がしっかりと収入を得て、持続可能な生活ができるよう支援しています。

食品メーカーのCSRモデル?

貧困やスラムとなかなか結びつかなそうな、トラックとチョコレートをうまく活用したこのプロジェクト、いかがでしたでしょうか。食品メーカーのCSRなどとしてのモデルケースにもなりそうです。

一度受講したスラムの女性が、受けれなかった方に教えるような、学びのサイクルなんかが生まれていったりしていたら本当に素敵な取り組みだと思います。

[Springwise]


途上国の教育課題を若者の力で解決する

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