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アメリカのシリコンバレーでのITの潮流は世界中でも同時発生的に起きており、途上国でも例外ではないです。今回紹介するのは、途上国の10のスタートアップ企業・サービス。ぜひ注目して見ていきましょう。
1. Iroko Partners(ナイジェリア)
Irokoは、音楽や映画などの配信プラットフォームです。2010年末のローンチから、現在までに178ヵ国、6万人のユーザーを抱えています。
2. Ushahidi(ケニア)
「Ushahidi」とはスワヒリ語で「証言」という意味。最初は、2008年のケニアの選挙中に暴力行為に関しての情報を地図に載せたウェブサイトでした。その後、会社は成長し、今ではケニア内で高度なデータ収集用のソフトウェアやインタラクティブマップなどを制作しています。
3. Druva Software(インド)
「Druva」は、インド発の人気ファイル共有やデータ分析などができるサービス。ムンバイへのアクセスの良いプネーというテックハブとなっている都市を拠点に成長を続けています。
4. Spinlet(ナイジェリア)
「Spinlet」は、モバイル音楽ダウンロードのプラットフォームです。自分だけのプレイリストを作成したり、共有できたり、ソーシャル性も取り入れています。今後アフリカで増えると思われる音楽系のニーズにはまることになるでしょう。
5. Ironhide Game Studio(ウルグアイ)
「Ironhide」は、2010年にできたゲーム会社です。優秀な開発者がいることや、移民政策のオープンさもあり、ウルグアイを拠点としているそうです。
6. CloudFactory(ネパール)
ネパールは、ヒマラヤに拠点を置いている「CloudFactory」。途上国発の貴重なクラウドサービスですが、アドビやディズニー、グーグルなどで働いていたメンバーがこのサービスをつくっています。
7. Pagpop(ブラジル)
「PagPop」は、ブラジルの電子決済サービスです。Squareなどでも注目されていますが、電子決済リーダーも提供しているので、南米での自営業、フリーランスなど幅広い活用が期待されます。
8. Cumplo(チリ)
「Cumplo」は、個人間の融資、つまりオンライン上での個人間での「資金の貸し借り」を取り扱う消費者金融サービスです。スタートアップ・チリ・プログラムというものに支援を受けているとのこと。
9. Rubberit(メキシコ)
「Rubberit」は、2012年に立ち上がった、コンドームの定期購入サービス。購入すると、地方の貧しい地域に寄付にもなる素晴らしい仕組みです。
10. Transterra Media(レバノン)
「Transterra」は、データなどのコンテンツを販売できるオンライン・マーケットプレイスです。ジャーナリストやテレビ局職員、映像クリエイターやアーティスト、NGOなど幅広い人がコンテンツを販売しているようです。
[参考記事:Mashable]
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