Zekkei q097

もしこの世界が地獄と繋がっているとしたら、その入り口はどこでしょう?

今回紹介するトルクメニスタンの「ダルヴァザ」は、40年以上を灼熱の炎が燃え続ける世界的に珍しい場所であり、現地の人から「地獄の門」と呼ばれ続けてきました。

さあ、地獄の入り口をご案内しましょう。

SPONSERD LINK

無尽蔵に燃え続ける天然ガスのプール

中央アジア南西部に位置するトルクメニスタン。人口500万人という小さな国ですが、世界第4位の天然ガス埋蔵国であり、地下資源の輸出によって国の財源の大半をカバーしています。

そんな天然ガスの国にある小さな街ダルヴァザ。この街には大量の天然ガスが詰まっており、人体に有害なガスが地上に噴き出していることが問題視されていました。

そして起こってしまった事件。1971年の天然ガスの埋蔵量を調査している際に爆発事故が起こり、巨大な穴が生まれ、天然ガスが灼熱の炎になりました。

以来、40年以上に渡って燃え続けている天然ガスの炎。正確な埋蔵量計算もできていないため、いつまで燃え尽きるのか誰も知りません。

まるで地獄の業火のように、昼夜問わず真っ赤に染まる巨大な穴。数十年にも渡って燃え続けるこの穴を、現地の人たちは「地獄の門」と呼ぶようになりました。

現在は「地獄の門」の噂を聞きつけ、この地を訪れる人が増え、トルクメニスタンの観光名所の一つとなっています。たしかに消えない炎には興味がありますね。

まるでRPGの世界のような炎の穴。リアルな冒険はいかがでしょうか?

(photo credit: autarken via photopin cc)

次回の絶景Q〜ここはどこでしょう?〜

この「絶景Q」のコーナーでは、毎回途上国の素敵な景色をクイズ形式で紹介していきます。

Zekkei q098

第98問は、こちらの写真。砂と岩の世界に広がる緑の湖。この素晴らしい絶景スポットは次の記事で紹介します。どうぞお楽しみに!

正解を見る »

▼「絶景Q」を最初から楽しみたい方はこちらから!

この画像をクリックしてください


途上国の教育課題を若者の力で解決する

SPONSERD LINK