こんにちは。e-Educationミャンマー代表の小沼です。前回の記事では、ミャンマーに戻り、マンダレーの僧院、カンピューの寺子屋を訪問し、e-Educationの活動を進めていったことを綴りました。今回の記事では、ヤンゴンへ戻り、様々な人に出会いながらプロジェクトを進めていったことを綴りたいと思います。
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多くの方と出会う
先週の記事でご紹介した村上さんと一緒にヤンゴンへ戻り、村上さんはホテルへ。僕は行きつけのカフェで活動を行なっていました。夕方頃に村上さんから連絡があり、何かと思うと、「日本の友人がミャンマーに来ているから一緒にご飯を食べよう」とのことでした。
集合場所に行き、4人の知り合いの方を紹介してもらい、こちらからはe-Educationの活動のことをご説明しました。どなたも非常に興味を持ってくれました。
もう一つのプロジェクト始動
実は今回の渡航は、e-Education活動に加え、もう一つのプロジェクトを立ち上げる目的でした。もう一つのプロジェクトとは、途上国の公衆衛生問題をイラスト動画でわかりやすく伝えるというものです。
イラスト動画の一部
知り合いのモーさんに趣旨を話し、イラスト動画を作成する上で必要なミャンマー語を教えてもらいながら作業を進めていきました。ミャンマーでは、農村部だと基礎の衛生教育や保健教育(HIV、歯磨き、手洗いの必要性など)がきちんと行なわれていない問題があります。それらを少しでも手助けするために子どもたちが楽しんで学べるコンテンツ作りを行ないました。
イラストを書くのに思ったより時間がかかってしまったり、編集後のデータを間違って消してしまったりしましたが、何とか完成して子どもたちに映像を見せることができました。
生徒たちの感想を踏まえて、現在映像を磨きなしており、完成できたら皆さんにもお見せできればと思います。どうぞお楽しみに!
またマンダレーへ戻り、学校側とMTG
さて、話をe-Educationの活動に戻します。
水曜日に英語の撮影を行い、その日のうちにプロジェクト活動地のマンダレーへ向かいました。今回の目的は、実施状況把握・先生の役割確認・カリキュラム作成など多岐にわたりました。マンダレーにつくと、様々な問題がでてきました。
どの先生がどの教科を教えているか先生同士が知らなかったり、生徒の成績を学校側がきちんと管理していたなかったりなど、マネジメントの問題が多く出てきたのです。これは時間をかけて、学校側と話しあい、少しずつ改善していかなければいけないと思いました。
今回の訪問で、僕は、先生と他愛のない話をしたり、ミャンマー語を教えてもらったり(逆に日本語を教えたり)もしました。こういった何気ないやり取りによって、徐々に相手側の表情がやわらくなってきました。パートナー達との信頼関係の作り方が少しだけ分かった気がします。
この良い流れを切らさず、しっかりと活動を進めていこうと、改めて思ったマンダレー訪問でした。
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