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ミャンマーで病に苦しむ2000人の入院患者に「最高の笑顔」を届けたい!という思いで、今年の4月に特定非営利活動法人ジャパンハートと、e-Educationのコラボで行ったクラウドファンディング「moonshot」

今回、そのクラウドファンディングの、活動進展状況を報告する報告会を開催したので、そのイベントの様子をお伝えします!

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「医療×教育」新しいカタチの国際貢献

今回のクラウドファンディング「moonshot」の挑戦の特徴は、なんといっても、『医療の届かないところに医療を届ける』国際医療NPO法人ジャパンハートと、『最高の授業を世界の果てまで届ける』国際教育NPO法人e-Educationが協働で実施したことです。

この2つの団体が「年間2,000人の入院患者さんに最高の笑顔を届けたい」という同じ目的をもって、ミャンマーで今回のクラウドファンディングでの活動を実施しています。

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e-Education団体説明を行う代表三輪

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ジャパンハートの団体説明を行う武内さん。東南アジア6カ国や東北でも活動しています

「大学生×国際協力」若者が行う社会貢献

また、もうひとつの特徴は今回のクラウドファンディングの挑戦は大学生が中心となって企画から実施まで行なっていることです。

多くの人の助けを借りながらも「入院患者さんに最高の笑顔を届ける」ために挑戦を続けている以下の2名が報告をしました。

林直人(ハヤシナオト)

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東京大学大学院情報理工学系研究科1年。
小さい頃から「教える」ことに興味をもつ。
大学3年生のとき、カンボジアに体育を教えに行くというボランティアに参加し、新興国の現状を垣間見たと同時に、教育の可能性を実感。
2014年7月から2015年3月までe-Educationミャンマー担当としてジョンとジョセフというパートナーとミャンマープロジェクトを牽引。

山口諒真(ヤマグチリョウマ)

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佐賀大学経済学部2年。
中学3年生の頃にテレビでNPO法人ジャパンハートを知り、一生に一度はこのような場所・人と働いてみたいと思うようになる。
大学生になって代表の吉岡医師にメッセージを送ったところすぐに返事が返ってきて、やるしかないと思い休学届を提出。2014年8月から2015年3月までジャパンハートのインターン生として、約半年間ミャンマーで活動を行う。

また、以前ご紹介したe-Educationミャンマープロジェクトを現地で率いているミャンマー人のジョンとジョセフから、今回のクラウドファンディングで支援してくださった方へ感謝の気持ちを伝えるムービーを流しました。

彼らも先ほどの二人と同年代にも関わらず「自分たちの国、ミャンマーを変えたい」という熱い思いを持って日々活動しています。

ジョンのメッセージ

ジョセフのメッセージ

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右から、「e-Education」林直人、「e-Education現地パートナー」ジョセフ、ジョン、「ジャパンハート」山口諒真

ミャンマーの果てまで最高の笑顔を届け続けよう

今回の報告会では、退屈な入院生活で笑顔を失ってしまった患者さんが笑顔になる瞬間について話す場面が一番印象に残りました。

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入院中の15才の女の子。入院が長引くほど笑顔が少なくなっていきます

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そこでパソコンの基礎スキル(文字の入力など)を学べるコンテンツを届けます

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その後撮った写真がコチラ。お母さんも久しぶりに娘の笑顔をみたと喜んでくれたそうです

また、ジャパンハートの山口くんも次のように言っていました。

お金などの報酬ではなく、患者さんが本当に心から笑っている、心からありがとうと言ってくれることが自分が活動を続けている意味だと感じています。

こういったことから、山口くんの始めた今回のアクセサリー事業のブランド名も『make Smile』という名前になっています。

【クラウドファンディングの活動詳細はコチラをご覧ください!】

クラウドファンディングを2つの団体で行なった意味

最初に述べた通り、今回のクラウドファンディングはジャパンハートとe-Educationのコラボで行いました。

それは、どちらの団体も「入院患者さんに最高の笑顔を届けたい」という同じ思い・目的があったからです。「医療」と「教育」という手段は違っても、同じ目的を持っていればその目的達成に向けて協働することができます。

ターゲット・目的が同じだとビジネスでは「競合」となってしまいますが、NPOの活動等では「協働」をすることでその目的達成に飛躍的に近づくことができるのです。

そして林直人・山口諒真に加え、ミャンマーの未来を担う同世代のジョン・ジョセフという若者が、今回支援してくださった皆様のおかげで活動を行うことができています。

また、支援者の皆様にも医療に関心があった方に教育にも目を向けてもらい、教育に関心があった方に医療に目を向けてもらうことで、2つの団体だけでなく多くの支援者の方との相乗効果を生むことができたのではないかと思っています。

今回支援して下さった皆様、本当にありがとうございました!

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読者の皆様への大切なお願い

イベントに来てくださった皆様には、ジャパンハート事務局長の加藤さんからお伝えしましたが、今ミャンマーは洪水や土砂崩れなどの深刻な災害に見舞われています。

日本ではまだあまり報道がなされておらず、この洪水被害を知らない方も多くいらっしゃると思いますが、現段階で被災者は33万人にのぼると言われています。

豪雨による洪水で被害が拡大しているミャンマーで、ジャパンハートは日本人医療者、ミャンマー人医療者による支援活動を展開しており、ぜひこの被害を皆さんに知っていただきたいと思っています。

もしよろしければ以下の最新情報などをSNSなどでシェア・拡散していただけると助かります。どうぞよろしくお願いします。

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途上国の教育課題を若者の力で解決する

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