jica

今年4月に、バングラディシュの繊維工場が多く入るテナントビルの崩落によって、1000人以上の方が亡くなったニュースは記憶に新しいです。

そんな中、日本の援助金を扱うJICA(国際協力機構)が、バングラディシュの繊維工場の安全性を向上させるために、10億円の支援と技術提携を発表しました。

SPONSERD LINK

技術協力と10億円の支援

JICAの特徴は、その国のニーズに深く入り込んだ技術支援にあると言われています。その強みを今回は最大限に活かし、バングラディシュに約4000あると言われる繊維工場の耐震化と立て替えを促進していくとのことです。

耐震診断では、地元の公共事業局や日本の専門家のアドバイスを受けながら実施。そして、肝心の耐震化と立て替えは、JICAから約10億円の特別枠で補われる円借款(低利で長期の有償資金協力)が充てられます。

求められている「安全第一」

バングラディシュの繊維産業は、全輸出の8割を占めており、約400万人を雇用している重要産業です。

先日の崩落事故から、様々な形で労働者によるデモが起きています。今後も伸びていくと見られる産業に一番求められているのは「安全性」と言えるでしょう。

そんなニーズにうまく答えるのが、日本が誇るJICAの素晴らしい取り組み。今後もJICAの事業には注目していきたいですね。

[JICA]


途上国の教育課題を若者の力で解決する

SPONSERD LINK