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CSR(Corporate Social Responsibility)は最近よく耳にする言葉の一つです。この言葉は「企業の社会的責任」を意味し、企業は利益の追求だけでなく地域貢献なども果たすべきであるとしています。
今回の記事では、インドにおいて行われている、普通とは少し違うCSRを紹介したいと思います。
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汚職を防止すること=企業の社会的責任
CSR活動は企業によっては植林をしたり、途上国支援をしたりすることも多いですが、デロイト・インドは「汚職防止もCSRの一環である」としています。汚職の撲滅をCSR活動の中心に据えて、高い優先順位で取り組んでいるというのです。
汚職をなくすこともまた企業の社会的責任の一環。汚職によって生じた問題は、企業にとって悪い影響であり、それは社会的問題を越えて企業の競争力にまで影響してしまいます。
汚職は社会的責任を越えてビジネスに影響
同社は、汚職は単なる社会的責任だけでなく、ビジネスの批判の対象にもなるため、企業は汚職の撲滅に取り組むべきだとしています。
汚職対策を実施することで、厳しい説明責任の実施を高め、企業の透明性レベルを上げる狙いもあります。それによって社会からの信頼を得ることができるのです。
「きちんとした社内統治、法令や企業倫理の遵守、そして透明性をもつことは、インドでビジネスをするにあたって、必要な心構えを作ることができるんです」とデロイト・インドに勤めているRohit Mahajanさんは言います。
最近多くの企業が様々なCSR活動を行っていますが、こういった活動も企業が社会的責任を全うする上で大切な事です。今後も色々な企業のCSR活動を紹介できればと思います。
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