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アフリカを苦しめている医療分野での社会問題。

WHOによると、世界人口の11%がアフリカに住んでいるのにも関わらず、アフリカには世界の約60%のHIV(エイズ)感染者が生活しており、90%のマラリアもアフリカに集中しています。

トジョウエンジンでは以前から“ヘルステック”と呼ばれる、医療の現場をテクノロジーで変えるグッドアイデアをご紹介してきました。

サムスンが打ち出す医療情報アプリ

そんな中、韓国のサムスン電子Mobiliumと提携して、HIVやマラリアなどの病気に関する情報を提供する無料携帯アプリ「Smart Health」を発表しました。

「Smart Health」は、大きく2つの機能を持っています。

  1. The Global Fundとの協働で、マラリアやHIVに関する、感染症などの注意点などをアプリが表示してくれます。
  2. それだけではなく予防法から、安全に予防接種を打つ方法などまで、より実践的にアプリでは情報を流してくれます。

現場の当事者が一番分かっている

我々は、テクノロジーを使ってアフリカの人たちの生活を良い方向に変えることができると信じていますが、これは決して単独で出来ることではありません。そのために我々の“Count Me”キャンペーンがあるのです。

「現場の当事者が一番分かっている」という思いのもと、サムスンの”Count Me”キャンペーンでは、これらの病気に毎日関わっている医師・研究者からの意見を取り入れるようにしています。

そしてアプリの中には、使用者がフィードバックを直接アプリ開発者に送信できるシステムも入っています。

このように、誰もが感染症の知識を増やし、誰もがアプリのサービス向上に貢献できる仕組みを今後もどんどん取り入れていって欲しいですね。

[Biz Community]


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