インドの宗教と言えば、何を思い浮かべますか?
ガンジス川を聖地とするヒンドゥー教が有名ですが、仏教の発祥地も同じインドです。
今回ご紹介するのはそんなインドの仏教遺跡。長い歴史を持つ「サンチの仏教建築物群」についてご紹介しましょう。
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世界遺産にも登録された仏教彫刻
サンチは、インドの中部、マディヤ・プラデーシュ州にある丘の上に広がる村です。州の中心から自動車で2時間程度の距離であり、そこまでアクセスが良いとは言えません。
しかし、ここが観光スポットとなり、世界遺産にも登録されたのは、この遺跡がインドの仏教遺跡の中で最古のものであるところが大きいです。確かに2000年以上も前に作られたと聞くと、想像がどんどん膨らんできますね。
そして、遺跡の魅力は歴史だけではありません。一つ一つの遺跡に細かな彫刻が残っており、ドーム型をした塔(第一塔)に刻まれた彫刻は、古代仏教美術の最高傑作とまで言われています。
遺跡近くまでいって細やかな装飾を見て楽しむのも楽しいですが、遠くから遺跡を見てもまた絶景です。写真のように太陽の日に照らされた遺跡は、何だかとても神秘的ではありませんか?
インド仏教の歴史が詰まった絶景、どうぞチェックをお忘れなく!
(photo credit: mAhEsH BaSeDiA via photopin cc)
次回の絶景Q〜ここはどこでしょう?〜
この「絶景Q」のコーナーでは、毎回途上国の素敵な景色をクイズ形式で紹介していきます。
第188問は、こちらの写真。東南アジアの有名な遺跡なのですが、どこか分かりますか?正解は次の記事で紹介します。どうぞお楽しみに!
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