全長3メートルのトカゲ、それはもはや恐竜です。
インドネシアの「コモド国立公園」に生息するコモドオオトカゲはまさに恐竜、ドラゴンと呼ぶに相応しい存在。
そんな生物が暮らすインドネシアの世界遺産をご紹介しましょう。
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「コモドドラドン」の不思議な生態
インドネシアのコモド島、リンチャ島、パダル島。この3つの島と周辺の小さな島を含む「コモド国立公園」は1991年に世界遺産に登録されました。
世界遺産に登録された理由は、島の生物多様性。その中でも、通称「コモドドラゴン」と呼ばれる世界最大のトカゲが生息することが大きな理由です。全長3メートル、体重100キロを超えるトカゲはここでしか見ることができません。
想像して下さい。探検に訪れた島で、自身の倍以上大きなオオトカゲに出会ったら、何を思うでしょう?1911年にこの地に始めて踏み込んだ探検家たちはオオトカゲを「ドラゴン」と読んだそうですが、その理由も納得できます。
他の爬虫類同様に、「コモドドラゴン」は周りの気温に体温を合わせるため、インドネシアの暑い気候では日中動き回ることはありません。しかし、夜になれば動きが活発化し、人間のような大きなほ乳類も襲うこともあるそうです。
簡単に見に行くことはできそうにないですが、ぜひこの目で一度見てみたいですね。
(photo: Wikipedia)
次回の絶景Q〜ここはどこでしょう?〜
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