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Photo: Digital Spy

世界的オンラインショップアマゾンは先日、小型無人機を使った配送サービスを2015年にも始める計画を発表し、世界を驚嘆させました。

しかし、無人輸送機「ドローン」を使用し、様々な商品を届けるシステムは、もしかするとインフラ設備等が不足している途上国が今、一番必要としているイノベーションかもしれません。

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アフリカの未来はドローンにあり!?

ドローンやロボットが家庭に物を届けることは、需要があまり無く、先進国ではこれまであまり注目されてきた分野ではありませんでした。

しかし、アフリカ大陸の爆発的な経済成長を後押しするのに、これまでインフラが整っていないがために海外投資(FDI)がなかなか入ってこなかったケースは稀ではありません。

人力での移動をまずは忘れ、もし商品が迅速に市場や消費者に届けることができたら、これは大きな革命だと思われます。

すでに動き始めているプロジェクト

Afrotech Project」代表のレガードさんは言います。

我々は、行くべきルートは空だと真剣に考えている。

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レガードさんとチームは、既存の陸上での輸送をアフリカの空へと転換させるプロジェクト「Flying Donkey Challenge」をローンチしました。

これは、ケニア山(標高5199メートル)の周りを飛び、24時間以内にチェックポイントに商品を届け、代金をもらって来る、軽量の無人輸送機を開発する大会です。

ゲイツ財団も支援するMatternetドローンは、医療ワクチンを遠隔地へと輸送することに特化して作られました。

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インターネットの時代の今こそ!

サブサハラアフリカでのインターネット使用率は年々2000万人ずつ増えてきているとのデータもあり、それに続いてeコマース業界(電子商取引)も展開されていっています。
しかし、肝心の輸送経路が整備されていないために、何億人もの人に欲しいものを欲しい時間に届けることができません。

毎日数十キロの道のりを歩いて水を汲みにいく作業を無くすこともドローンはできます。

インフラ整備よりも格段に安く済み、さらに人々の生活を激変させる可能性も持っている無人輸送機での配達が、アフリカを変える日も遠くないでしょう。

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[Fast Company]


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